セレウス菌食中毒

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ページID1005524  更新日 令和6年3月8日

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セレウス菌の特徴

 セレウス菌は、土壌、下水など自然界に広く分布して、その多くは芽胞として存在しています。この菌は耐熱性の芽胞を形成するため、高温でも死滅せず、生き残る性質があります。
 また、この菌は下痢型と嘔吐型の二つの型があり、前者は発育に適した環境になると発芽し、急速に増え始め、これが食品とともに体内に入り、人の腸内で芽胞を形成する際に下痢毒素を作り下痢などを、後者は食品中で嘔吐毒を作り嘔吐などの症状を起こします。

主な原因物質

  • 下痢型:弁当、プリンなど
  • 嘔吐型:焼飯(チャーハン等)、米飯(おにぎり等)など

主な症状

  • 下痢型:下痢、腹痛など
  • 嘔吐型:嘔吐、吐気など

潜伏期間

  • 下痢型:8時間から16時間程度
  • 嘔吐型:1時間から5時間程度

(注) 潜伏期間:菌が付着している食品を食べてから発症するまでの時間のこと

予防のポイント

  • 一度に大量の焼飯などの調理を行わないようにしましょう。
  • 焼飯などを常温放置しないようにしましょう。
  • 焼飯などを保存する際は小分けし、速やかに冷却しましょう。

このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 生活衛生課 食品衛生グループ
電話番号:028-626-1110 ファクス:028-627-9244
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。