カビ毒について
カビ毒はマイコトキシンと言います。マイコトキシンはカビの代謝物の総称で、人体などに急性あるいは慢性の障害を引き起こします。
代表的なものにアフラトキシンとフザリュウムトキシンがあります。
アフラトキシン
アフラトキシンは代表的なものにB1,B2,G1,G2,M1,M2などがあります。また、アフラトキシンは熱に非常に強い性質があります。主な汚染食品としてはピーナッツ、ピスタチオ、トウモロコシなどの穀類です。毒性としては発ガン性、急性脳症、肝臓障害などです。
フザリュウムトキシン
フザリュウムトキシンはトリコテセン系、マクロライド系、その他の3つのタイプに分類されます。トリコテセン系の代表的なものにT-2トキシン、マクロライド系の代表的なものにゼアラレノン、その他の代表的なものにフモニシンがあります。主な汚染食品としてはライ麦、小麦、大麦などの穀類です。毒性としては食中毒性無白血球症(ATA症)などです。
予防のポイント
変色、異臭、おかしな味のするものは食べないようにしましょう。
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