地球温暖化:地球があつくなっている
宇都宮市の平均気温は100年間で約2度も上がってしまったよ!
このままだと、みんなが暮らしづらくなってしまう・・・
どうして地球はあつくなっているのかな?
地球温暖化ってなに?
地球の表面は太陽からの熱で温められています。余分な熱は宇宙に出ていきますが、一部は地球をおおう大気中の「温室効果ガス」に吸収されることによって、地球全体がちょうどよい気温に保たれています。
ところが、温室効果ガスが増えすぎると、宇宙に出ていくはずだった熱が地球に閉じ込められてしまい、地球全体の気温が少しずつ上がってしまうのです。
温室効果ガスってどんなもの?
地球の表面から出る熱を吸収して、地球の温度を保つ性質を持つ気体のことです。主なものは、ものを燃やすと発生する二酸化炭素です。自動車が走ったり、電気を作ったりするときには燃料を燃やすので、二酸化炭素が発生します。私たちが自動車に乗ったり電気を使うことで、二酸化炭素を大気中にたくさん出してしまっています。
気温が上がるとどうなるの?
地球温暖化が進み、地球の気温が上がり続けると、大雨などの異常気象による被害が増えたり、海の温度が上がってサンゴが死んでしまったり、北極や南極の氷が解けて海面が高くなり、海に沈んでしまう地域がでてきてしまいます。
参考:宇都宮市の現状
宇都宮市もずいぶんあたたかくなっているみたいだね。
これからも気温があがり続けたらどうしよう。
みんなで力を合わせてなんとかしないといけないね!
地球にやさしいまちを目指して
温室効果ガスの一つである二酸化炭素を減らすためには、電気や燃料をできるだけ使わずに生活することや、「太陽光発電」や水素などの環境にやさしい新しいエネルギーを使うことが大切だよ。
太陽光発電は太陽が出ていれば発電することができるため、災害時なども電気を使うことができて、災害にも強いエネルギーなんだ!
市が取り組むこと
LRTや電気自動車などの環境にやさしい乗り物を使うことを進めます。
- LRTとは、路面電車システムです。LRTの車両は、電気モーターで動くので、二酸化炭素などの大気汚染物質を出さない環境にやさしい乗り物です。
- 宇都宮市では、JR宇都宮駅から芳賀町にある工業団地までの区間にLRTを走らせる計画を進めています。
自動車からLRTへの乗り換えが進むことで、大気汚染物質や温室効果ガスを少なくすることが期待されます。
太陽光発電や蓄電池で環境にやさしく、災害にも強い家を増やします。
- 太陽光発電とは、太陽の光エネルギーを受けると電気を作り出す太陽電池を使って電気を作ることです。
蓄電池とは、充電することができ、繰り返し使える電池のことです。
宇都宮市では、温室効果ガスを減らすためやエネルギーを大切に使うため、補助金を出して太陽光発電システムや太陽光発電システムと連携した蓄電池などをひろめています。
水素などの環境にやさしい新しいエネルギーの利用を進めます。
- 水素は新しいエネルギーとして注目されています。
その理由は、水素はエネルギーを使う際に燃やしても、水しか出さないからです。二酸化炭素などの温室効果ガスを出さないため、温暖化防止につながることが期待されています。
宇都宮市では、水素などの新しいエネルギーを幅広く利用できるようにするため、調査研究を進めていきます。
地球温暖化の原因となる「二酸化炭素」の出る量が減り、地球にやさしいまちになるよ!
地球温暖化の仕組みや対策を詳しく知ることができるよ。
このページに関するお問い合わせ
環境部 環境創造課 もったいない活動グループ(市役所12階)
電話番号:028-632-2404 ファクス:028-632-3316
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