人づくり:誰が環境を守るのか?
環境問題を解決するカギは、みんなが環境を守る気持ちを持って行動することなんだ!
今ある環境を守るために、どんな行動をしたら良いのかな?
「もったいない」のこころを持ったまちを目指して
私たちが豊かな環境を守り続けるためには、ひとやものを大切にする「もったいない」のこころが大切だよ!宇都宮市では、「もったいない運動市民会議」などの市民団体と力をあわせ、ひとやもの、まちを大切にする「もったいない」のこころを広めているよ!
「もったいない」ってなに?
「もったいない」とは、「そのものの価値が生かされず、惜しいさま」を表す言葉です。「ものの本来の価値が十分に生かされていない」場合などに使用される日本特有の言葉で、ひとやものを大切にするこころを意味し、ありがたい気持ちを表現することもあります。
もったいないのこころ
- ひと
「人へのおもいやり」を大切にして行動します。 - もの
自然の恵みに感謝して、すべてのものを大切にします。 - まち
まわりの自然や歴史・伝統・文化のすばらしさを知り、未来まで守ります。
「もったいない」は世界的な言葉に!
環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが、国連本部の演説で、環境問題解決のキーワードとして日本の「もったいない(MOTTAINAI)」の精神を呼びかけたことから、世界に注目されるようになりました。
なぜ、もったいない運動に取り組んでいるの?
私たち人間は、より便利で快適な生活をするために、「ものをたくさん作り、たくさん使い、たくさん捨てる」というくらしを続けたため、食べ物や自然、燃料などが少なくなったり、ごみの量がとても増えたり、地球温暖化が進んだりと、たくさんの問題が起きています。
また、便利さを求めすぎたり、お金にこだわりすぎたり、自分勝手になったりすることが、世界のいろいろな場面で、争いやいじめ、心の問題などを引き起こしています。
恵まれた地球資源や思いやりのある人間関係はとても大切なものです。私たちはそれらを、正しい状態で次の世代の人たちに引き継ぐ責任があるのです。
市が取り組んでいること
「もったいないフェア」や「環境出前講座」などを通して、「もったいない」のこころを広めます。
- もったいないフェア
「もったいない」をテーマとした大きなイベントです。もったいない運動に取り組んでいるたくさんの団体の発表や、親子で楽しめるイベントを通して、「もったいない」を体感することができます。
- 環境出前講座
スライドでもったいない運動の紹介を行うほか、紙しばいやカルタなどのゲームを使って、楽しくわかりやすく「もったいない」について学びます。
「もったいない」のこころを持った人であふれた、やさしいまちになるよ!
このページに関するお問い合わせ
環境部 環境創造課 もったいない活動グループ(市役所12階)
電話番号:028-632-2404 ファクス:028-632-3316
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。