うつのみやのまちづくりとSDGs
うつのみやのまちづくりとSDGs
第6次宇都宮市総合計画の推進
宇都宮市では、今後の人口減少、少子・超高齢化社会の進行や地球規模での環境問題の深刻化、さらには、ICT(情報通信技術)の急速な進展など、時代の潮流を的確に捉えるとともに、ネットワーク型コンパクトシティ(NCC)の形成を見据え、長期的な視点を踏まえたまちづくりを進めるため、基本構想の目標年次を2050年とする第6次宇都宮市総合計画を策定し、「子育て・教育」、「健康・福祉」、「安全・安心」、「魅力創造・交流」、「産業・環境」、「交通」の6つの未来都市の実現に向けた取組を推進しています。
ネットワーク型コンパクトシティ(NCC)の形成
宇都宮市の都市構造は、高度な都市機能が集約した中心部と、それを囲み中心部から放射状に伸びた道路や市内を巡る環状の道路網などで結ばれた古くから発展してきた地域から成り立っています。
こうした都市構造を踏まえ、都市が持続可能な発展をするために必要となる、社会・環境・経済の3つの構成要素を前提にしたまちづくりを進めるため、宇都宮市では、2008年3月に策定した第5次宇都宮市総合計画において、全国の自治体に先駆けて「ネットワーク型コンパクトシティ(NCC)」の形成を掲げ、中心市街地や各地域のコミュニティ、産業団地、観光地など、地域特性を踏まえた各種の拠点の形成を目指すとともに、都市の骨格となる交通から日常生活の身近な移動を支える交通まで、階層性を持った総合的な交通ネットワークによる拠点間の連携・補完及び交通結節機能の強化に取り組んでいます。
第6次宇都宮市総合計画においても、「ネットワーク型コンパクトシティ(NCC)」を目指すべき都市空間の姿として位置付けており、拠点化とネットワーク化を一体的に進めることで、市民生活の質や都市としての価値・活力を高め、将来にわたって持続可能な都市の実現を目指しています。
「ネットワーク型コンパクトシティ」のイメージ
(参考)ネットワーク型コンパクトシティ(NCC)の形成に向けた3つの構成要素
6つの未来都市の実現とSDGs
第6次宇都宮市総合計画における取組の方向性とSDGsの理念や目標は概ね合致しており、計画に掲げられた「6つの未来都市」の実現に向けて、構成する基本施策・事業を推進することにより、SDGsの達成に結びつくものと考えられます。
総合計画に掲げられた6つの未来都市
6つの未来都市を構成する基本施策とSDGs
構成する基本施策
- 全ての子ども・若者を健やかに育成する
- 確かな自信と志を育む学校教育を推進する
- 生涯にわたる学習活動を促進する
- 誰もが生涯を通じてスポーツを楽しむ社会を実現する
関連するSDGsの目標
構成する基本施策
- 健康づくりと地域医療を充実する
- 高齢期の生活を充実する
- 障がいのある人の生活を充実する
- 身近な地域の福祉力を高める
関連するSDGsの目標
構成する基本施策
- 危機への備え・対応力を高める
- 日常生活の安心感を高める
- 市民が主役のまちづくりを推進する
- 相互理解の促進による共生社会を形成する
関連するSDGsの目標
構成する基本施策
- 都市ブランドの確立と更なる魅力を創出する
- 個性豊かな観光と交流を創出する
- 暮らしの息づく文化の創造・活用を推進する
関連するSDGsの目標
構成する基本施策
- 地域産業の創造性・発展性を高める
- 商工・サービス業の活力を高める
- 農林業の生産力・販売力・地域力を高める
- 環境への負荷を低減する
関連するSDGsの目標
構成する基本施策
- 暮らしやすく魅力のある都市空間を形成する
- 快適な住環境と自然豊かな都市環境を創出する
- 誰もが快適に移動できる総合的な交通ネットワークを構築する
- 質の高い上下水道サービスを提供する
関連するSDGsの目標
第6次宇都宮市総合計画における24の基本施策とSDGsの関係性
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
総合政策部 政策審議室
電話番号:028-632-2113 ファクス:028-632-5422
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。