労働災害の状況

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ページID1024882  更新日 令和6年3月8日

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労働災害はどのくらい発生しているのか

グラフ:宇都宮労働基準監督署管内における労働災害の推移 平成29年死傷者数495人のうち死亡者数5人、平成30年死傷者数536人のうち死亡者数4人、令和元年死傷者数538人のうち死亡者数5人

宇都宮労働基準監督署管内における労働災害の推移では、平成30年、令和元年は横ばいで推移しており、令和元年では死傷者数538人のうち、死亡者数は5人となっています

グラフ:平成30年 業種別・年齢別労働災害発生状況 全産業20歳代10.7%、30歳代13.4%、40歳代25.9%、50歳代21.5%。60歳以上26.7%

業種別・年齢別労働災害発生状況では、全産業において60歳代が最も多い状況です。

過労死等について

過労死は長時間労働により、身体的・精神的に大きな負担がかかることが要因とされています。
身体的な面では、脳血管疾患・心臓疾患があり、労災補償支給決定件数で多い業種については、特に過労死という面にも注意が必要になります。
過労死等防止対策推進法第2条により、以下の通り定義づけられています。

業務における過重な負荷による脳血管疾患・心臓疾患を原因とする死亡
業務における強い心理的負荷による精神障がいを原因とする自殺による死亡
死亡には至らないが、これらの脳血管疾患・心臓疾患、精神障がい

グラフ:業種別 脳・心臓疾患労災補償支給決定件数(全国)運輸業平成29年度99件、平成30年度94件、令和元年度68件 宿泊業・飲食サービス業平成29年度28件、平成30年度32件、令和元年度21件、製造業平成29年度24件、平成30年度28件、令和元年度22件、卸売業・小売業平成29年度35件、平成30年度24件、令和元年度32件、建設業平成29年度17件、平成30年度14件、令和元年度17件、その他平成29年度50件、平成30年度46件、令和元年度56件

令和元年度脳・心臓疾患労災補償支給決定件数の業種別では、最も多いのは運輸業・郵便業であり、次いで卸売業・小売業となっています。平成29年度からの経年変化において、もっとも多いのは運輸業・郵便業となっています。

健康起因事故とは

健康起因事故とは、脳・心臓疾患や体調不良等、運転者の健康状態の急激な悪化により自動車の運転に支障を及ぼしたことによる交通事故、乗務中断のことです。

グラフ:健康状態に起因する事故報告件数(業務ごとの件数)平成30年度乗合192件、貸切・特定27件、タクシー46件、トラック98件
健康起因事故の報告件数は、平成30年度は363件であり、平成25年度の件数と比較して2.7倍になっています。また、業務別では、乗合、トラックが多く、年々増加傾向にあります。

健康起因事故を起こした運転者の疾病別内訳

グラフ:健康起因事故を起こした運転者の疾病別内訳(平成25~30年度) 心臓疾患(心筋梗塞、心不全等)14% 脳疾患(くも膜下出血、脳内出血等)14% 大動脈瘤及び解離3% 呼吸器疾患7% 消化器疾患5% その他37% 不明20%
平成25年度~30年度における健康起因事故を起こした運転者の疾病別内訳で最も多いのは、心筋梗塞や心不全などの「心臓疾患」、くも膜下出血や脳内出血などの「脳疾患」がそれぞれ全体の14%を占めています。

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このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 健康増進課 企画グループ
電話番号:028-626-1128 ファクス:028-627-9244
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。