新型コロナウイルス感染症の予防方法
感染防止のポイントは感染経路を断つこと
新型コロナウイルスの感染拡大防止のポイントは、「飛沫感染」と「接触感染」の経路を断つことです。飛沫感染は、咳エチケットや3密((1)換気の悪い密閉空間、(2)多数が集まる密集場所、(3)間近で会話や発声をする密接場面)を避けることで防ぐことができます。
接触感染を防ぐポイントは次のとおりですので、併せて御協力をお願いします。
手洗いはウイルスを1万分の1に減らす
手洗いの効果としては、病原微生物は20秒程度の流水による手洗いだけで100分の1程度、石鹸(ハンドソープ)を用いた20秒程度の流水による手洗いでは、さらに100分の1となる1万分の1程度にまで減少させられると言われています。
手で顔にふれないようにするのも有効
接触感染はウイルスに汚染された手指を介して口や鼻孔、目の粘膜を通じてウイルスが体に侵入することですから、接触感染防止のもう一つの要点は、手を顔に触れないことです。
施設管理やイベント開催において、利用者に対して手洗いを済ませるまでは手を顔に触れさせないことを啓発することも有効な感染の予防策と言えます。
勤務先などでの集団発生防止のポイント
国の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解では、これまでに感染が確認された場に共通するのは、(1)換気の悪い密閉空間、(2)人が密集していた、(3)近距離での会話や発声が行われたという 3つの条件が同時に重なった場であり、集団発生を防止するためには、これらの3つの条件ができるだけ 同時に重ならないようにすることが重要とされています。
3密を避ける
施設の性質により、人が集団で集まることが避けられない場合が考えられますが、そのような場合でも、人の十分な間隔の確保や向き合わない配列、発話機会・接触機会の低減などできる限り感染しにくい環境づくりに努めてください。
窓のある環境では、可能であれば2方向の窓を同時に開け、換気を励行します。換気が不可能な室内である場合は、利用の制限などの工夫もしてください。併せて、体調のすぐれない方には、出勤等を見合わせていだたくような注意喚起も必要です。
拭き掃除を定期的に行う
接触感染を予防するため、手がよく触れるところ(注意)は使い捨てできるペーパータオルや除菌シートで拭き取るなど、施設の利用状況に応じ定期的に拭き掃除をしてください。 特に、小さなお子さんが利用する機会が多い施設については、こまめな清拭をお願いします。
(注意) 来客用カウンター、テーブル、椅子、電話機、パソコンのキーボード、ドアノブ、照明スイッチ、
エレベーターのボタンなど
《参考》
もし飛沫感染などが気になった場合は
一般的な台所用塩素系漂白剤を薄めた次亜塩素酸ナトリウム0.05%(注意)で拭いた後、水拭きしましょう。
(注意)調製例 次亜塩素酸ナトリウム6%漂白剤の場合 水3L+漂白剤25ml
免疫力を高めよう
免疫とは、体内に侵入した異物を攻撃し排除するために、からだに備わっている防御システムのことです。新型コロナウイルス感染症を予防するためにはこまめな手洗いが推奨されていますが、それに加えて免疫力を高めることも重要です。
ストレス状態が継続すると、交感神経が活性化され、身体の緊張状態が続くことになり、免疫力は低下の方向に動きます。これを改善するには、身体をごく自然なリラックス状態にして、副交感神経優位な状態にすることが必要です。そのために、バランスのとれた三度の食事、適度な運動、十分な睡眠をとれるように心がけましょう。
気軽にエンジョイMiya(ミヤ)運動
宇都宮市オリジナル運動「気軽にエンジョイMiya(ミヤ)運動」は、高齢者に多いロコモティブシンドローム(下肢筋力などの低下)やメタボリックシンドロームの予防に取り組める内容になっています。
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こころの相談
不安を感じた時には一人で抱えず、誰かに話を聞いてもらって、張りつめたこころをゆるめることをおすすめします。相談相手がいない場合には、遠慮なく以下の「こころの健康相談」にお電話ください。
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このページに関するお問い合わせ
宇都宮市保健所 保健予防課
電話番号:028-626-1114
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
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