新型コロナウイルス感染拡大防止へのご協力のお願い
宇都宮市民のみなさまへ
花を見るより「未来」をみよう!
本市の新型コロナウイルス感染症は、昨年12月中旬から新規感染者が急増し、本年1月6日には、市独自の緊急事態宣言を発出する事態となりました。
「第4波」の発生防止に向け、12月・1月の感染拡大の状況を分析したことから、皆様にお知らせするとともに、3月・4月は、歓送迎会や謝恩会など、人が集まり飲食・飲酒の機会が増えるため、市民一人ひとりが「うつらないため」の取り組みとして、こまめな手洗いやマスクの着用、「うつさないため」の取り組みとして、不要不急の外出を控えることや、人と人との距離をとるなどの感染防止対策をお願いします。
【保健所長からのメッセージ】
宇都宮市民の皆様へ
本市では、2月21日に市独自の緊急事態宣言を終了したところですが、再拡大を抑制し、「第4波」の発生を防止するため、引き続き、緊張感をもって「うつらない、うつさない」ための取り組みを徹底くださいますよう、お願いいたします。
3月・4月は、歓送迎会や謝恩会、卒業旅行、お花見に伴う宴会など、人が集まり、飲食・飲酒する機会も増えますことから、大切な人を守るため、気を緩めることなく、感染拡大防止にご協力をお願いいたします。
令和3年2月26日
宇都宮市保健所長 羽金 和彦
感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫
- 飲酒をするのであれば、(1)少人数・短時間で、(2)なるべく普段一緒にいる人(普段一緒にいない人はお互い体調確認をしましょう)と、(3)深酒・はしご酒などはひかえ、適度な酒量で。
- 箸やコップは使い回さず、一人ひとりで。
- 座の配置は斜め向かいに。(正面や真横はなるべく避ける)
(食事の際に、正面や真横に座った場合には感染したが、斜め向かいに座った場合には感染しなかった報告事例あり。) - 会話する時はなるべくマスク着用。(フェイスシールド・マウスシールドはマスクに比べ効果が弱いことに留意が必要。)
- 換気が適切になされているなどの工夫をしている、ガイドラインを遵守したお店で。
- 体調が悪い人は参加しない。
場面1 飲酒を伴う懇親会等
- 飲酒の影響で気分が高揚すると同時に注意力が低下する。また、聴覚が鈍麻し、大きな声になりやすい。
- 特に敷居などで区切られている狭い空間に、長時間、大人数で滞在すると、感染リスクが高まる。
- また、回し飲みや箸などの共用が感染のリスクを高める。
場面2 大人数や長時間に及ぶ飲食
- 長時間におよぶ飲食、接待を伴う飲食、深夜のはしご酒では、短時間の食事に比べて、感染リスクが高まる。
- 大人数、例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる。
場面3 マスクなしでの会話
- マスクなしに近距離で会話することで、飛沫感染やマイクロ飛沫感染での感染リスクが高まる。
- マスクなしでの感染例としては、昼カラオケなどでの事例が確認されている。
- 車やバスで移動する際の車中でも注意が必要。
場面4 狭い空間での共同生活
- 狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共有されるため、感染リスクが高まる。
- 寮の部屋やトイレなどの共用部分での感染が疑われる事例が報告されている。
場面5 居場所の切り替わり
- 仕事での休憩時間に入った時など、居場所が切り替わると、気の緩みや環境の変化により、感染リスクが高まることがある。
- 休憩室、喫煙所、更衣室での感染が疑われる事例が確認されている。
飲酒の場面を含め、全ての場面でこれからも引き続き注意していただきたいこと
・集まりは、少人数・短時間にして。
・大声を出さず会話はできるだけ静かに。
・共用施設の清掃・消毒、手洗い・アルコール消毒の徹底を。
寒い場面での感染防止のポイント
・室温が下がらない範囲で常時窓開けをしましょう。(窓を少し開け、室温は18℃以上を目安に)
・適度な湿度を保ちましょう。(湿度40%以上を目安に)
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
宇都宮市保健所 保健予防課
電話番号:028-626-1114
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
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