新型コロナウイルス陽性者の療養・待機期間
自宅療養をされる皆様へ
新型コロナウイルス感染症の感染者については、高齢者や基礎疾患を有する方など、重症化リスクのある方を除いて、自宅療養を原則としています。
重症化リスクがある方については、入院病床や宿泊施設の空き状況などを踏まえ保健所が調整したうえで、入院治療もしくは宿泊療養をご案内しております。
以下、自宅療養に際してお伝えすべき内容をまとめておりますので、参考としてください。
療養期間の目安
症状のある方
原則発症日を0日目とし、7日間経過し、かつ症状が軽快後24時間を経過した場合には、8日目から解除可能
ただし、10日間が経過するまでは、感染リスクが残存することから、自身の健康観察を徹底し、高齢者等ハイリスク者との接触や会食等、感染リスクの高い行動を控えてください。
症状のない方(無症状病原体保有者)
原則陽性と判定された検査の検体採取日を0日目とし、7日間経過した場合には、8日目から解除可能
- 症状がないまま経過し、5日目に検査キットで陰性を確認した場合は、6日目から解除可能
- 症状が出現した場合は、その時点から上記の症状のある方に準じます。
- 陽性診断後の新型コロナウイルス感染症の入院・宿泊療養については公費負担制度があります。一部自己負担が発生する場合もありますので、入院や宿泊療養する際に、事前にご確認ください。
必ずお守りいただきたい事項
- 自宅療養中はできる限り外出の自粛にご協力ください。
ただし、症状がある方が症状軽快してから24時間経過後、又は、無症状の方は、食料品の買い出しなど短時間の外出は差し支えありません。
外出時や人と接触する際には、公共交通機関の使用を避け、マスクを着用するなど、自主的な感染予防行動を徹底するよう努めてください。
- 外部の人と接触を避けてください。
外からの訪問者は、家の中に入れないでください。やむを得ない用事がある場合は、直接会わずに、インターホンやドア越しでやり取りをしてください。
感染者の同居者は、基本的に濃厚接触者となります。原則5日間(感染者の発症日又は住居内で感染対策を講じた日のいずれか遅い方を0日目とする。)の自宅待機をお願いいたします。また、外部の人との接触や不要不急の外出はできるだけ控えてください。やむを得ず外出する場合は、マスクの着用など、感染対策を講じたうえで短時間にしましょう。
もし、同居家族等で発熱等の症状が出た場合は、診療・検査医療機関での受診をお願いします。
自宅療養中の健康観察について
保健所への発生届の提出対象者((1)65歳以上の方、(2)入院を要する方、(3)重症化リスクがあり、かつ、新型コロナ治療薬または新たに酸素投与が必要な方、(4)妊婦の4類型)で、自宅療養中の方は、保健所から健康観察を行います。
保健所への発生届対象外の軽症者等については、原則として自己管理となります。ただし、とちぎ健康フォローアップセンターに登録することで、各種サービス、支援が受けられることとなっています。
• 療養期間中は毎日、1日2回、体温測定などご自身の健康状態の観察を行ってください。
• 療養期間中に体調が悪化した場合はで、かかりつけ医や診断された医療機関に相談できない場合は、下記にご連絡ください。発熱、咳、痰、倦怠感、息苦しさを感じる。
日中 |
とちぎ健康フォロー アップセンター |
連絡先 0570-003-189 (8時30分~17時15分) |
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宇都宮市保健所 |
連絡先 028-626-1114 (8時30分~17時15分) (注意) 保健所への発生届対象者のみ |
|
休日夜間 |
栃木受診・ワクチン 相談センター |
連絡先 0570-052-092(17時15分~8時30分、土日休日含む。) (注意) 自動音声後ナビダイヤル3番を指定してください。 |
表情・外観 | (家族が見て)顔色が明らかに悪い |
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唇が紫色になってる | |
(家族が見て)いつもと違う、様子がおかしい | |
息苦しさ等 | 息が荒くなった(呼吸数が多くなった) |
日常生活の中で少し動くと息が上がる | |
胸の痛みがある | |
横になれない・座ると息ができない | |
肩で息をしている・ゼーゼーしている | |
意識障がい等 | (家族からみて)ぼんやりしている(反応が弱い) |
(家族からみて)もうろうとしている(返事がない) | |
脈がとぶ、脈が乱れる感じがする |
(注意)酸素飽和度の低下が見られる方や呼吸器系の基礎疾患のある方等にパルスオキシメーターを貸出しています。(疫学調査や健康観察時にご案内しています。)
- 服薬中の薬剤がある場合、自宅療養期間中の薬剤について、かかりつけ医療機関等にご相談ください。
- 同居の方は、基本的に濃厚接触者に当たります。そのため、同居の方も毎日健康状態の観察を行い、症状が出た場合、速やかに保健所に連絡してください。
- 症状のある方については、発症日から7日間経過し、かつ、症状軽快後24時間経過した場合に解除されます。
- また、症状の出たことのない方(無症状病原体保有者)については、次に該当する場合に、自宅療養は解除されます。
・陽性確定に係る検体採取日から7日間経過した場合
・症状がないまま経過し、5日目に検査キットで陰性を確認した場合は、6日目から解除可能
療養中の配食サービスについて
- 自宅療養中、ご本人の外出を控えていただくために、以下に該当する方向けに、配食サービス(県事業)を提供しています。(疫学調査の際にお受けしています。)
(2)同居家族を含め、全員が新型コロナウイルス感染症陽性者
(3)同居家族が未就学児等で、陽性者本人以外が買い物等に行くことが出来ない者
療養中の注意事項について(感染拡大防止のために)
同居の方がいる場合、家庭内感染を防ぐために、以下の注意事項を守ってください。
居住環境など
- ご本人専用の個室を用意しましょう。難しい場合、同室内の全員がマスク(サージカルマスクなど)を着用し、十分な換気を行いましょう。また、同居者と別室であっても会話の際にはマスクを着用してください。
- ご本人は、自宅内でもできるだけ居室から出ずに、必要最小限の行動にとどめてください。
- 同居の方がご本人の居室に出入りする時は、サージカルマスク等を着用し、流水と石鹸又は擦式アルコール性消毒薬による手洗いを行いましょう。
- 洗面所・トイレもご本人専用のものが望ましいですが、共用する場合は、ドアノブや手すりの消毒や十分な清掃と換気を行いましょう。入浴はご本人が最後にしてください。
- リネン(タオル、シーツ、枕など)、食器、歯ブラシなどの身の回りのものは、同居の方と共用しないでください。特に、洗面所やトイレのタオルに注意してください。
同居の方の感染管理
- 同居の方がご本人のケアを行う場合には、特定の方が行うようにしてください。その場合、十分な距離(1m以上)を保ってください。ケアを行う方は、基礎疾患がない健康な人が望ましいです。
- ケアを行う場合、ケアを行う方もご本人もどちらもサージカルマスク等を着用し、十分な距離を保ってください(乳幼児や高齢者でマスク着用が困難な場合を除く)。
- ご本人の体液・汚物に触れたり、清掃・洗濯を行う場合、サージカルマスク等、手袋、プラスティックエプロンやガウン(身体を覆うことができ、破棄できる物で代替可:例 カッパ等)を使用しましょう。
- ケアを行った後や、清掃・洗濯の後は石鹸と流水で手を洗いましょう。
- マスクの外側の面、眼や口などに手で触れないよう注意しましょう。
清掃
- ご本人が触れるものの表面(ベッドサイド、テーブル、ドアノブ、手すりなど)は家庭用除菌スプレーなどで、使った都度及び1日1回以上、家庭用除菌スプレーなどで噴霧だけでなく、拭きましょう。
- リネン、衣類等は通常の洗濯用洗剤で洗濯し、しっかりと乾燥させましょう。(洗濯表示に記載されている上限の温度での洗濯、乾燥が望ましいです)
ごみの捨て方
- ご本人の鼻水などが付いたマスクやティッシュなどのごみを捨てる場合、「(1)ごみに直接触れない」、「(2)ごみ袋はしっかりしばって封をする」そして「(3)ごみを捨てた後は手を洗う」ことを心がけましょう。
- (2)でごみが袋の外に触れた場合は、二重にごみ袋に入れてください。
療養証明書について
令和4年9月26日以降、保健所では療養証明書の発行は行っておりません。
新型コロナウイルス感染症の診断を受けた際に、医療機関から手渡される「新型コロナウイルス感染症と診断された方へ」というA4サイズ両面印刷のリーフレットが代用できることとなっておりますので、そのリーフレットの取り扱いには十分ご注意ください。
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このページに関するお問い合わせ
宇都宮市保健所 保健予防課
電話番号:028-626-1114
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。