健康うつのみや21中間評価報告書

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ページID1004446  更新日 令和6年3月8日

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第1章中間評価にあたって

「健康うつのみや21」中間評価とは

 「健康うつのみや21」計画で設定されている「健康寿命の延伸」・「壮年期死亡の減少」・「生活の質の向上」の3つの基本目標を達成するために、生活習慣に関する9領域を重点分野として、健康目標や目標値等を定め、さまざまな取組を行っていますが、「本計画の推進によって、市民の健康度がどのくらい向上したのか」を、計画期間(平成14から22年度)の中間年度(平成18年度)において評価したものです。

重点9分野

  • 健康づくりの三大要素
    1.栄養・食生活
    2.運動・身体活動
    3.休養・こころの健康
  • 生活習慣病の危険分子
    4.歯の健康
    5.たばこ
    6.アルコール
  • 生活習慣病
    7.循環器病
    8.糖尿病
    9.がん

「健康うつのみや21」計画策定後に「健康づくり」を取り巻く環境は変わったの?

 「健康うつのみや21」計画を支える法的基盤として、平成15年5月に「健康増進法」が施行され、また、食を通した豊かな人間性をはぐくむ「食育」を推進するために、平成17年7月には「食育基本法」が施行されるなど、健康づくりを取り巻く環境が大きく変化しています。
 また、「高齢者の医療の確保に関する法律」(平成20年4月施行)に基づいて、医療保険者に「健診・保健指導」を義務付けるなど、疾病予防重視の視点で、内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)対策の強化が求められています。

第2章中間評価のまとめ

3つの基本目標の中間評価結果

  1. 健康寿命の延伸
     「健康寿命」は、男性が75.5歳と計画策定時比0.5歳増加、女性が79.2歳と同0.1歳減少となり、全体ではほぼ横ばいとなりました。
  2. 壮年期死亡の減少
     「65歳までに死亡する確率」は男性が13.9%と同2.2ポイント低下、女性が7.3%と同0.4ポイント低下となり、壮年期死亡は減少しました。
  3. 生活の質の向上
     「自分は健康で充実した毎日を過ごしていると思う人の割合」は成人が53.5%と同8.0ポイント低下し、主観的健康感は悪化しました。

メタボリックシンドロームの認知状況等にかかる中間評価結果

 市民の「メタボリックシンドロームの認知状況(言葉も意味も知っている人の割合)を調査したところ、成人全体で33.0%にとどまり、また、「肥満または肥満症と言われたが、治療や取組をしていない人の割合」は成人男性45.8%、成人女性42.7%に達しました。

メタボリックシンドロームとは

  • 内蔵脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態
  • 肥満(ウェスト男性85cm以上、女性90cm以上)かつ、下記3項目のうち2項目該当(全3項目以上該当)の状態をいう
    1.高脂血症:中性脂肪150mg/dl以上またはHDLコレステロール40mg/dl未満
    2.高血圧:最大血圧130mmHg以上または最小血圧85mmHg以上
    3.糖尿病:空腹時血糖値110mg/dl

第3章中間評価を踏まえた計画の見直し

計画の見直しとは

 計画期間は平成14年から22年度(9か年)の長期間にわたるため、現計画の基本目標・健康目標を継承しながらも、目標達成状況や健康課題、計画策定後の「健康づくり」を取り巻く環境の変化を的確に捉えながら、「目標値」を見直すものです。
 また、新たな健康課題として、メタボリックシンドローム対策が求められますが、今までの取組と併せて、「メタボリックシンドロームの考え方を取り入れた生活習慣病対策」や、「糖尿病対策」、「自殺対策」の強化などを考慮し、「実施主体別の取組」を見直すものです。

目標達成状況と改定目標値・目標設定値の考え方

報告書

その他資料

中間評価報告書(概要版)

市民健康等意識調査・糖尿病実態調査

その他

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このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 健康増進課 企画グループ
電話番号:028-626-1128 ファクス:028-627-9244
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
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