肝炎ウイルス検診

肝炎ウイルス検診

　肝臓は沈黙の臓器と呼ばれており、肝炎ウイルスに感染しても、症状が軽かったり、まったく症状が出ない（不顕性感染）まま、キャリア（持続感染者）となることがあります。

　そのまま放っておくと、長い年月をかけて肝臓の細胞が破壊され、肝硬変や肝がんに進行する恐れがあるため、検診を受診し、感染していないかを確認しましょう。

　また、肝炎ウイルスに感染していた場合は、肝炎をなるべく進行させないようにするため、定期的に医療機関を受診して検査を受けることや、適切な時期に治療を受けることがとても大切です。

肝炎ウイルス検診の対象者

市内に住民登録のある40歳以上の人

(注意)過去に肝炎ウイルス検診を受診したことがある方、または職場健診などで受診機会のある方は対象外です。

検診内容

血液検査（B型・C型肝炎ウイルス検査）

下記の対象者には、肝炎ウイルス検診無料券をお送りしています

　今年度中に、40・45・50・55・60・65歳の年齢を迎える方で、過去に肝炎ウイルス検診を受診したことがない方には、無料券を送付しています。これまでに受診したことがなく他の機会に受診予定のない方は、この機会にぜひ受けてください。

肝炎ウイルス陽性者フォローアップ事業を実施しています

　肝炎ウイルス検診を受診した結果が陽性だった方には、重症化を予防することを目的に、精密検査の受診や適切な医療を受けられるように受診勧奨等のフォローアップを行っています。該当者には、市から通知を郵送します。

治療が必要になったら、肝炎治療に対する医療費助成制度があります（保健予防課扱）

　栃木県では「肝炎治療に係る医療費助成事業」があり、B型・C型肝炎ウイルスに係るインターフェロン治療、インターフェロンフリー治療、核酸アナログ製剤治療の助成を行っています。申請には医療費助成対象となる治療であることや、世帯の課税状況により助成額が異なるなどがありますので、詳しくはお問い合せください。

• 肝炎治療に係る医療費助成制度（保健予防課）
• ウイルス性肝炎検査と相談（保健予防課）