(仮称)大谷スマートインターチェンジ

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ページID1022063  更新日 令和6年3月8日

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供用目標

 (仮称)大谷スマートインターチェンジ整備事業については、令和4年9月の供用に向け、整備を進めてきたところでありますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響等による、用地立ち合いの延期など、事業に遅れが生じている状況であり、事業工程に係る関係機関との協議・調整を行い、今後は、円滑な用地取得・工事に努め、令和7年度の供用を目指してまいります。(令和4年2月22日)

今後の予定です

 今後とも、早期完成に向け、地域住民の皆様へ丁寧な説明を実施し、ご理解とご協力をいただきながら、着実な整備に努めてまいります。

事業概要

事業概要説明資料

目的

 本市では、持続的に発展できる「ネットワーク型コンパクトシティ」の形成を目指しており、その実現に向け、高速道路を活用した機能的な道路ネットワークを構築し、市民や来訪者の誰もが快適に移動できる様に、(仮称)大谷スマートインターチェンジ(スマートIC)の整備を推進しています。

 本市の都市構造は、商業施設や行政機能をはじめとする諸機能が集積した中心市街地を「都市拠点」と位置付け、日本遺産に認定された「大谷石文化」をはじめとする歴史と自然を生かした多くの観光資源が広がる西部地域を「観光拠点」と位置付けています。

 そのような中、本市における高速道路の利用環境は、県北・東北方面の玄関口である宇都宮ICと県南・首都圏方面の玄関口となっている鹿沼ICの間隔が10km以上と離れており、特に、都市拠点と観光拠点へのアクセスがしにくい状況です。

 そのため、東北自動車道と主要地方道宇都宮今市線(大谷街道)との交差部にスマートICを整備することにより、鹿沼ICや宇都宮ICだけでなく、新たな玄関口として、東北自動車道へ乗り降りが出来ることで、市民の皆様が高速道路を利用しやすくなるとともに、来訪者の方々が中心市街地や大谷地域へスムーズに移動することができ、中心市街地の活性化や観光振興が図られるなど、様々な整備効果が期待できます。

将来の都市構造の図です。

期待できる主な効果

  1. 高速道路を利用する方の利便性向上(IC利用圏域の拡大)
  2. 高速道路の利便性向上による地域振興(来訪者の観光・ビジネスの利便性向上)
  3. 救急救命活動への支援(救急活動・医療施設への移動時間短縮)
  4. 防災機能の強化(救援活動・緊急物資輸送の迅速化)

位置図

「上り線」は中丸野沢線に、「下り線」は主要地方道宇都宮今市線(大谷街道)にそれぞれ接続する計画です。

スマートインターチェンジの位置を示す図です。
●「上り線」:東京方面へ向かう際や、福島方面から降りる際に利用します。
●「下り線」:福島方面へ向かう際や、東京方面から降りる際に利用します。

計画交通量

計画交通量については、国土交通省が定める交通量推計の算出手法「将来交通需要推計手法(道路)」に基づき、推計しており、上り線は1日約2,900台、下り線は1日約2,100台、合わせて1日約5,000台の利用を見込んでいます。
(注意)利用台数については、スマートICの出入交通量

周辺道路の整備

(仮称)大谷スマートインターチェンジの利用者は、主に周辺の幹線道路である「中丸野沢線」や「大谷街道」、「山崎街道」を通り、移動することが見込まれます。
そのため、(仮称)大谷スマートインターチェンジの整備に併せて、これら幹線道路の拡幅整備や交差点改良を行うなど、周辺道路の交通の円滑化に取り組んでいます。

スマートインターチェンジ利用車両の流れと周辺道路の説明の図面です。

これまでの取組み

主な経緯

・平成18年度~ スマートIC設置に関する調査・検討
・平成25年度  地元説明会(第1回)(事業の概要等)
・平成26年度    地元説明会(第2回)(整備効果や概略ルート等)
・平成27年度  国土交通省からの連結許可(注1)を取得
                      地元説明会(第3回)(地形測量の実施等)
・平成28年度~ 現地測量・詳細設計等
・平成30年度  地元説明会(第4回)(計画ルート、都市計画決定等)
                      都市計画決定
・令和元年度     栃木県からの都市計画事業認可を取得
           地元説明会(第5回)(事業の進め方等)
(注1):スマートIC等の施設を高速自動車国道に連結させようとする場合に必要となる許可
     (高速自動車国道法第21条の2第1項の規定に基づく許可)

 過去の地元説明会資料

接続位置の選定

高速道路から幹線道路へ直結する複数案について、高速道路の利便性向上、整備効果、地域住民への安全性など、様々な視点から検討した結果、大谷街道への接続が最も有効であると判断しています。

周辺道路の安全対策

地域の皆様からご意見を多くいただいている「周辺の生活道路や通学路の安全対策」について、地域の皆様や関係機関を交えながら、安全対策に取組んでいます。

【関連項目】

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このページに関するお問い合わせ

建設部 道路建設課 道路整備グループ(市役所8階)
電話番号:028-632-2505 ファクス:028-632-5424
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。