定例記者会見平成31年2月
(注意)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。
日時・会場
平成31年2月25日(月曜日)午後1時から
宇都宮市役所3階・特別会議室
発表事項
それでは、本日開催いたしました庁議の結果につきまして、発表いたします。
まず、はじめに、「平成30年度総合計画進行管理対象主要事業の進捗状況について」でありますが、今年度は、22事業を選定し、進捗状況の管理を行っているところであります。1月末の進捗状況についてでありますが、まず、1ページのナンバー1「結婚・妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援」のうち、2点目の「教育・保育施設等の供給体制の確保」につきましては、保育所の新設や 認定こども園への移行など、1月までに5施設の整備を行うとともに、保育士等の確保・育成に努めるなど、3年連続、年度当初の待機児童ゼロの実現に向けて、取り組んでいるところであります。次に、8ページのナンバー10「大谷地域の振興と大谷石の魅力発信」につきましては、観光施設の開発許可基準を緩和するなど、民間機能の立地誘導を図り、大谷地域に3軒の出店をいただき、また、「大谷夏いちご」の生産に新規事業者が参入するなど、地域資源を活かした 持続可能な地域振興を推進しているところであります。次に、14ページのナンバー18「JR宇都宮駅東口地区整備事業」につきましては、1月に事業契約を締結し、コンベンション施設等の立地施設の設計を開始するなど、県都の玄関口にふさわしい都市拠点の形成に着実に取り組んでいるところであります。次に、17ページのナンバー22「(仮称)大谷スマートICの整備」につきましては、都市計画案に対し、都市計画審議会から答申をいただいたところであり、引き続き、都市計画決定に向けた手続きを進めてまいります。こうした取組をはじめ、本年度の主要事業につきましては、概ね順調に進んでおり、引き続き、全庁一丸となって取り組んでまいります。
次に、「アフターデスティネーションキャンペーンにおける本市の取組について」でありますが、いわゆるDCにつきましては、 平成29年4月から6月のプレDCにはじまり、本年、同時期に開催されるアフターDCまで、3か年にわたる観光キャンペーンであり、今回、最終年を迎えるものであります。アフターDCの主な取組につきましては、餃子オブジェなどの設置による、「餃子通り」の更なる磨き上げをはじめ、「日本遺産」に認定された 大谷石文化を活用した、モバイルスタンプラリーの実施や、カクテルバーツアーの開催などによる「夜の観光」の充実・強化を図り、来訪された多くのお客様に本市観光の魅力を十分に楽しんでいただきたいと考えております。また、今後は、このDCをきっかけとして始まった事業やDCで高まった気運が一過性のものとならないよう、DC終了後を見据え、事業者などとの連携を一層深めながら観光振興に取り組んでまいります。
以上で、本日の発表を終了いたします。
資料
質疑事項
庁議案件
アフターデスティネーションキャンペーンにおける本市の取組について
記者 ガイド付きの市内カクテルバーを巡るツアーについて、どのようなガイドを付け、具体にどのような内容になるのかを伺う。
観光交流課長 ガイドについては、具体的には決定していませんが、カクテルにある程度知識のある方になっていただき、市内のカクテルバー2軒程度を巡るツアーを検討しています。
記者 まちなか情報発信拠点の設置について、中心部のどの商業施設に有人・無人を含め、どのような臨時観光案内所を設置するのか。
市長 臨時観光案内所については、二荒山神社前のMEGA・ドンキホーテの施設内に設置したいと考えています。また観光案内については、ゴールデンウィーク期間中に、宇都宮シティガイド協会にご協力いただき、協会員が常駐してご案内をしていきたいと考えています。
庁議案件以外
宇都宮パルコについて
記者 宇都宮パルコの撤退が報道されているが、これまで市が進めてきた中心市街地活性化策への影響をどう捉えているか伺う。また宇都宮パルコ周辺では、高層階複合ビルが竣工し、秋には 3x3ファイナルがバンバひろばを会場に開催され、まちなかが盛り上がりを見せる中、今後、どのような機能・施設が導入されることが望ましいと考えているか。
市長 まず宇都宮パルコの撤退については、正式な発表はありませんが、そのような報道がなされています。中心市街地の活性化については、私にとって命題でありましたし、力を入れてきた政策であります。中心市街地においては、通行量が毎年増えつつあり、空き店舗もほとんど見られなくなった中で、賑わいが増え、状況が良くなってきました。そのような中で、宇都宮パルコが撤退となった場合には、これまで宇都宮パルコを利用していた方の買い物の機会がなくなることから、その影響はあるものと考えています。もし撤退となった場合の施設利用については、まずは所有者が検討していくものと考えていますが、市としても、できる限りの協力をさせていただきたいと考えています。また宇都宮パルコを含む中心市街地は、イベント開催時や週末の夜間を中心に賑わいや活気が出てきている状況にありますことから、賑わいなどが拡張できるような、施設利用をしていただけるとありがたいと思います。
記者 できる限りの協力とのことだが、どのような協力を想定しているのか。
市長 まず本市で協力できる情報などは提供していきたいと思います。また店舗を誘致する際に、首長である私を活用して後継事業者へのセールスを行いたいということであれば、本市の今後のまちづくりや現況・魅力などを喜んで説明させていただきたいと思いますし、誘致のお願いができるのであれば、させていただければと思います。
記者 市長のトップセールスは、例えば県外・東京都内や他都市へ出向いた誘致活動をする可能性はあるのか。
市長 宇都宮パルコの所有者から要請があれば、検討していきたいと思います。
記者 宇都宮パルコは再開発事業から20年以上を経過し、すでに市の所有ではないが、そこまで市が力を入れる意味を教えていただきたい。
市長 市が宇都宮パルコに対し、そこまで自主的に力を入れているものではありませんが、やはり中心市街地は賑わっていかなければならないと思いますし、宇都宮の顔といえる部分でもありますから、お金を使うわけではなく、一緒に汗をかくということであれば、私にもできることですから、できる限りの協力はしていきたいということです。
記者 現段階で宇都宮パルコから、何かしらの要請や要望はあるのか。また撤退の報道等を踏まえ、市が何か動いていることはあるのか。
市長 今回のことに対し、宇都宮パルコ側に報告などを求めているものではありませんし、正式に発表となったわけではありませんので、現時点で要請はありません。これまでも宇都宮パルコから、営業を続けていく中での駐車場の問題などについての要望などはありましたが、これらに対し本市としてできる範囲で協力してきましたけれども、今回、撤退に向けての要望などはいただいていません。
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