定例記者会見令和元年7月
(注意)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。
日時・会場
令和元年7月25日(木曜日)午後1時から
宇都宮市役所3階・特別会議室
発表事項
それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。
まず、「総合計画実施計画策定方針」についてでありますが、本計画は、第6次総合計画で掲げた「輝く人の和 つながるまちの環 魅力と夢の輪 うつのみや」の実現に向けて、重点的な取組として位置付けた戦略事業や、まちづくり好循環プロジェクトなどを着実に推進するために策定するものであります。まちづくりの基本的な考え方として、人生100年時代の到来やICTの飛躍的な進化といった時代潮流を捉え、誰もが革新的な技術の恩恵を享受でき、元気に活躍し続けられるスマートな共生社会の創出を位置づけ、協働によるまちづくりや分野横断的な対応、データ等の根拠に基づく施策・事業などを検討し、実効性の高い計画を策定してまいります。
次に、「令和元年度 行政評価の結果等について」でありますが、本市におきましては、総合計画に掲げた目標の進行管理を行うため、毎年度、行政評価を実施しております。本年度は、第6次総合計画の体系に基づく初めての評価であり、施策評価につきましては、85の施策におきまして「順調」、または「概ね順調」という結果となり、事業評価につきましては、872事業のうち、102事業におきまして、サービスの充実や、事務の効率化などの見直しを図るとしたところであります。また、市民の皆様が、誇りや愛着を持てるような全国に誇れる日本一施策事業といたしまして、健康ポイント事業や大谷石文化の日本遺産認定など、3事業を新たに選定いたしました。今後は、評価結果を予算編成等で活用するとともに、日本一施策事業の更なるPRに努めてまいります。
次に、「令和元年度 宇都宮市総合防災訓練について」でありますが、今年度の訓練につきましては、8月17日 土曜日、午前9時から正午まで、宇都宮大学峰キャンパスを会場として、39地区の自主防災会や防災関係機関など、多くの方々のご協力により、実施するものであります。訓練内容につきましては、新たな取組として、一次避難所となる宇都宮大学と地域、行政が連携した避難所の設営をはじめ、避難所におけるペットの受入れスペースの確保訓練や、自衛隊ヘリによる重症患者の搬送訓練など、大地震の発生を想定した、より実践的な訓練となるよう地域との連携や防災関係機関の応急対策力の強化に重点を置いた総合的な訓練となっております。また、ご来場された方々にも体験していただける地震や初期消火などの体験コーナーのほか、各防災関係機関の緊急車両等の展示や非常食の無料配布も行っておりますので、多くの市民の皆様のご来場をお待ちしております。
次に、「大谷地域における観光交通社会実験の実施等について」でありますが、本事業は、ゴールデンウィークに続き、特に多くの来訪者が見込まれるお盆期間に大谷地域の交通環境向上に向けた社会実験を行うものであります。社会実験の概要につきましては、WEBカメラとアプリを組み合わせた効率的な駐車場誘導や、8月10日から13日の4日間、県内に先駆けて、自動運転も可能なグリーンスローモビリティを運行するとともに大谷石採取場跡地内の冷熱エネルギーを地上で感じ、知ることのできるクールスポットの設置などを行ってまいります。さらに、スマートシティモデル事業として、携帯電話の位置情報等を活用した、観光客の回遊ルート等の交通・人流データの収集・分析も行う予定であります。今後は、実験結果の分析を踏まえ、グリーンスローモビリティなどの多様な交通手段の導入も含めた、観光地大谷にふさわしい交通のあり方について検討を進めてまいります。
これをもちまして、本日の発表を終了いたします。
資料
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総合計画実施計画策定方針 (PDF 279.2KB)
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令和元年度行政評価の結果等について (PDF 489.3KB)
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令和元年度 宇都宮市総合防災訓練について (PDF 237.5KB)
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大谷地域における観光交通社会実験の実施について (PDF 603.7KB)
質疑事項
庁議案件
令和元年度宇都宮市総合防災訓練について
記者 宇都宮大学峰キャンパスで、総合防災訓練を実施するのは初めてか。
危機管理課長 平成18年にも総合防災訓練を実施しており、今回が2回目になります。
大谷地域における観光交通社会実験の実施について
記者 ゴールデンウィークの社会実験で得られたデータを、どのように活用していくのか。また、今後の展望について伺う。
市長 前回の社会実験から見えてきた課題や反省点を踏まえ、8月は一歩進んだ社会実験を実施するとともに、社会実験で得られた様々なデータについては、行政だけでなく、民間にも活用していただけるようにしたいと思います。また、今回で社会実験は一区切りとなりますが、連携している群馬大学との話し合いの中で良いアイデアがあれば、大谷地域に限らず、今後も社会実験を行うことがあると思います。
記者 なぜグリーンスローモビリティの運行がお盆前半の4日間だけなのか。
市長 群馬大学が所有しているグリーンスローモビリティの車両は希少で、8月10日から13日の期間だけ、借り受けることができたためです。
庁議案件以外
宇都宮ブレックスについて
記者 ブレックスは、栃木ブレックスから宇都宮ブレックスにチーム名を変更し、宇都宮市との連携強化を図る方針を打ち出したが、チーム名に宇都宮が冠されたことをどのように受け止めているか。また、今後の支援、関係強化への考え方について伺う。
市長 ブレックスがチーム名に宇都宮を掲げてくれたことにつきまして、ありがたく感じています。本市では、これまでブレックスに効果的な支援してきましたし、ブレックスにおいても、選手による学校訪問などの地域貢献活動を行っていただいています。今後も続けてくれるとのことで、大変ありがたいと思います。本市としても、ブレックスが再びチャンピオンに返り咲けるよう、支援をしていきたいと思います。
記者 新B1への参入要件を満たすために、ホームアリーナを含めた活動環境面の改革を求めることだが、ブレックスから要望があった場合に、どのように対応するのか、考え方について伺う。
市長 ホームアリーナを含めて、新B1クラブライセンスの要件の詳細につきましては、今後、Bリーグから発表されると伺っているので、情報収集に努め、ブレックスとともに対応していきます。
3x3(スリーエックススリー)開催中におけるパルコ跡地の利用について
記者 3x3の開催中に、閉店したパルコの跡地をどのように活用するのか伺う。
市長 パルコの壁面を活用して、プロジェクションマッピングを行い、プレー以外の楽しみも提供できるようにする予定です。
経済部次長 映像の内容については、現在、調整中です。また、歩道や敷地には出店など、賑やかしの演出も考えています。詳細は、決まり次第、お知らせします。
スマートシティモデル事業について
記者 スマートシティモデル事業の取り組み状況について伺う。
市長 5月に国土交通省に選定されたスマートシティモデル事業については、現在、7月30日に開催を予定している「(仮称)Uスマート推進協議会」の設立総会に向けた準備を進めています。設立総会の中で、役員を含めた組織体制や規約、事業計画などを策定する予定です。
記者 設立総会で役員を選出するとのことだが、市長が協議会の会長に就任するのか。他都市の協議会では、どのような人が会長に就任しているのか。
市長 設立総会には私も出席しますが、会長は総会の中で決定します。
政策審議室長 スマートシティモデル事業の先行モデルプロジェクトに選定された15事業の組織体制は様々で、行政が主導的な役割を担っている協議会もあれば、大学や企業が主導的役割を担っている協議会もあるようです。
参議院選挙の結果について
記者 全国及び県内の参議院議員通常選挙の結果について、どのように受け止めているか。また、地方創生があまり争点にならなかったが、市長の考えを伺う。
市長 今回の参議院議員通常選挙では、SNSの活用など、選挙活動が大きく変わってきたと感じました。選挙の結果については、全国的にも、概ね報道などの予想通りだったのではないでしょうか。県内では高橋克法議員が当選しましたが、参議院議員として務めた6年間の成果だと思います。地方創生については、高橋議員は選挙活動において、地方の現状と地方を守るための自身の考え方を話していました。今後、国会議員となる方には、地方に目を向けて欲しいですし、そのような方に期待したいと思います。
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このページに関するお問い合わせ
総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
電話番号:028-632-2028 ファクス:028-637-5151
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