定例記者会見令和2年5月

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ページID1023807  更新日 令和6年3月8日

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(注意)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。

日時・会場

令和2年5月28日(木曜日)午後1時から
宇都宮市役所・14階大会議室

発表事項

 それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。 

 まず、はじめに、「総合治水・雨水対策基本方針における先行事業の取組状況と今後の見通しについて」でありますが、本市におきましては、基本方針に定めた「流す」「貯める」「防ぐ・備える」の3つの柱に基づく先行事業に取り組んでいるところであります。主な事業の取組状況といたしましては、護岸のかさ上げなどの一部事業が完了し、田んぼダムの普及促進などにおいても着実に取組を進めているところであります。新型コロナウイルス感染症対策により市民や事業者の皆様の活動が制限されている中にありましても、先行事業につきましては関係者の皆様の多大なご協力によって、目標としている貯留量約20万立法メートルを確保できる見通しが立ったところであります。田川・姿川流域で確保する約20万立法メートルにつきましては、例えば、昨年度の台風 第19号の際、本市中心部において浸水した面積約150ヘクタールに、仮に水を貯めた場合、深さ約0.13メートルに相当する水量となるものであります。今後とも引き続き、先行事業を始めとした、総合的な治水・雨水対策に 着実に取り組んでまいります。
 次に、「大学生によるまちづくり提案2020の実施について」でありますが、今回で16回目の開催となります本事業は、学生ならではの視点やアイデアをまちづくりに活かしていくことを目的といたしまして、市内の大学生などを対象にまちづくりの提案を募集するものであります。今年の課題は、「FAN(ファン)がつなげるFUN(ファン)な街」としまして、5月28日から7月10日までの間、提案を募集しておりますので、多くの学生の皆様からのご応募をお待ちしております。なお、本年度は、新型コロナウイルス感染症対策のため、学生の皆さんの安全性などに配慮し、例年行っている発表会などにつきましては、感染症の状況を見極めながら、対応してまいります。

 これをもちまして、本日の発表を終了いたします。

 

(注意)発表内容の一部に誤りがありましたので、訂正してお詫び申し上げます。

 訂正内容:浸水面積および深さ
 【誤】浸水面積約15ヘクタール、深さ1.3メートル
 【正】浸水面積約150ヘクタール、深さ約0.13メートル

資料

質疑事項

庁議案件

総合治水・雨水対策基本方針における先行事業の取組状況と今後の見通しについて

記者 7月末の完了を見込んでいる事業が多いが、時期的に遅くはないか。
市長 時期につきましては、昨年の例では台風第19号は10月に発生しました。また、8月から9月には、台風のほかにゲリラ豪雨なども発生しやすいことから、この時期を見据えて、先行事業として、7月末を目標に取り組んできました。
記者 新型コロナウイルス感染症の影響により、事業が遅れているということはないのか。
市長 先行事業に、「台風第19号の溢水深さの電柱等への表示」があります。これは、台風第19号の被害を忘れないよう、分かりやすく電柱に水位を表示しようというものですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、協力をしていただく関係自治会の方への訪問を控えるべきであることから、調整が遅れているという状況です。
記者 先行事業の目標として、雨水貯留量約20万立方メートルとあるが、昨年発生した台風第19号と同規模の降雨などによる水害が発生しても、耐えうる見通しなのか。
市長 先行事業は、出水期までに出来ることを網羅したものです。その積み上げの結果が、約20万立方メートルという雨水貯留量ですが、これで全てではありません。河川の整備を含めた工事など、さらなる事業をこれからも実施していかなくてはなりませんし、国・県の力を借りて、三者一体となって取り組んでいかなくてはならないと思います。

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このページに関するお問い合わせ

総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
電話番号:028-632-2028 ファクス:028-637-5151
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。