第4回 雀宮地区まちづくり懇談会 開催結果

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ページID1009732  更新日 令和6年3月8日

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開催日時 平成22年10月6日(水曜日)午後7時から午後8時30分
開催場所 雀宮地区市民センター
参加人数 94人
開催内容

  • 地域代表あいさつ
  • 市長あいさつ
  • 地域代表者意見
    1.雀宮地区市民センター図書室の今後の取り扱いについて
    2.雀宮地区市民センターのバリアフリー化について
  • 自由討議
    1.環境学習センターでのイベントについて
    2.雀宮東小学校のこどもの家について
    3.交通指導員の増員について
    4.第3図書館での映画会の開催について
    5.生ごみの堆肥化について
    6.介護支援ボランティア活動の推進について
    7.県道雀宮真岡線について
    8.交通安全施設の設置について
    9.多目的運動公園の整備について
    10.雀宮中学校の南側の道路について
    11.喫煙所の設置について
    12.定期健康診断について
    13.市有地の借用について
  • 市長謝辞

(注意)内容は要約して掲載しています。

地域代表者意見

1 雀宮地区市民センター図書室の今後の取り扱いについて

(意見)
 地域の長年の願いであった(仮称)第3図書館が、平成23年7月、雀宮駅東口に開館の予定である。
 ついては、(仮称)第3図書館の開館に伴う、雀宮地区市民センター図書室の取り扱いについて、行政として、今後、どのように考えているのか伺いたい。
 雀宮地域には、高齢者の安心・安全のためにも、図書室は1階にあることが望ましいことから、現位置での存続を強くお願いしたいと思っている。
 雀宮地域も近年の情勢同様、これから超高齢化社会が加速されることが予測されるため、高齢者等が孤立しないよう、地域をあげてふれあいや交流の場としての拠点づくりの推進が急務と考える。
 そこで、長年にわたり空き部屋になっている図書室の2階3部屋を、高齢者の居場所として有効活用できないものか。
 高齢者等の利用を考慮したとき、1階の図書室の一部も一体として整備し、読書・囲碁・将棋・手芸をはじめ健康器具等も備えた拠点施設(例えば、シルバーサロン等)として、有効活用したいと考えるので、ぜひ開放していただきたい。
 そのためには、高齢者等の拠点となる部分については、地域が管理運営し、宇都宮市の南の拠点地域として、地域と行政が協働し地域まちづくりに寄与したいと考える。

回答:市長
 第3図書館については、すばらしい図書館になると思うので、是非御利用いただきたい。
 雀宮生涯学習センターの図書室の今後の取り扱いについては、第3図書館の開館後の利用状況をみながら検討していきたいと思う。しかし、図書室の老朽化が進み、使用できなくなったときには、図書室を取り壊すことになる。そのときには、地区市民センター内に図書室を設置するなどの手法を進めていきたいと思う。
 また、地区市民センターが利用しやすくなるように、今後、エレベーターを設置する方向で進めていきたいと考えている。

2 雀宮地区市民センターのバリアフリー化について

(意見)
 雀宮地区市民センターの施設を利用している一市民として、日ごろより感じていることをお話ししたい。
 センターを利用する高齢者、体の不自由な方、乳幼児を持つ親などが、車椅子やベビーカーで来所した際、1階の証明等窓口やホールの利用については、バリアフリー化されており非常にありがたいことであるが、サークル活動、会議、健康相談等で2階の会議室等を利用する体の不自由な方、乳幼児を持つ親などは、職員などに手を借りて、車椅子やベビーカーを2階まで上げていただかなければ施設を利用することができない。
 私も高齢になり階段の昇り降りが非常に困難になった。特に雀宮地区市民センターは、ホールを除き、会議室、調理室等すべてが2階にある。本当に使い勝手の悪いつくりである。
 そこで、どの様な手法でも構わないが、足が悪く2階に上がれない方、車椅子の方、乳幼児を抱えた方などが、安心して施設を利用することができるよう早期に対策を講じていただき、地域に親しまれる高齢者などにやさしい施設になることを願う。
 これからは高齢者も多くなり、様々なイベントや学習の場として地区市民センターが利用されているので、早急な対策をお願いしたい。

回答:市長
 宇都宮市には地区市民センターが11か所あるが、その中には、既にバリアフリー化を終え、エレベーターが設置されている施設もある。
 雀宮地区市民センターについては、宇都宮市で一番初めに整備された地区市民センターであるため、エレベーターがない施設となっている。市としては、早くエレベーターを設置できるように努力していきたい。エレベーターが設置されるまでの間については、2階への移動に介助等が必要な場合には、引き続き職員に声をかけていただきたい。

自由討議

1 環境学習センターでのイベントについて

(意見)
 2001年から茂原町の環境学習センターにおいて、「環境フェア」というイベントが開催されていた。「環境フェア」は、毎年環境学習センターで開催されるものと思っていたが、昨年から突如、宇都宮城址公園に会場が移された。
 宇都宮市の南の拠点として、雀宮地域が発展しているさなか、なぜ会場が宇都宮城址公園に移ったのか、また、会場を環境学習センターに戻してもらえるのかについて伺いたい。

回答:市長
 宇都宮市では「もったいない運動」を展開しており、平成19年より「もったいない全国大会」を2年にわたり開催した。平成21年からは「宇都宮市もったいない運動市民会議」が新たに設立されたことから、市民会議の皆様により「もったいないフェア」を開催することになった。
 茂原の環境学習センターで開催していた環境面に特化した「環境フェア」も「もったいない運動」のひとつにつながるということで、「もったいないフェア」として内容を充実・発展させ、多くの皆様に知っていただくために、中心市街地にある宇都宮城址公園に会場を移動した。
 環境学習センターでは、「環境フェア」の代わりに「エコまつり」が開催されるようになり、これからも続けていくので、御理解いただきたい。

2 雀宮東小学校のこどもの家について

(意見)
 雀宮東小学校は、規模が小さいため、こどもの家の整備をあきらめていたが、4年前の懇談会において、市長から「どんなに規模が小さい小学校でもこどもの家をつくる」と聞き、早速学校へ行って校長に相談した。
 雀宮東小学校には空き教室がなかったため、ランチルームの一角を借りているが、食育でランチルームを使用したいとの話があり、学校に校庭の中でこどもの家を建設できる場所を決めていただいた。
 昨年の6月、教育長にこどもの家建設の要望書を提出したが、今年度はこどもの家を建設する予算はないと言われた。発足当時は13名の利用だったが、子どもの家についての保護者の理解が進み、現在は20名が利用しており、来年度は25名が利用する予定である。
 財政難だとは思うが、宮っ子ステーションに発展する建物にもなると思うので、来年度にはこどもの家を建設してもらいたい。

回答:市長
 全小学校にこどもの家を設置することはできたが、どこの小学校でも教室が足りない、狭い、場所がないということで苦労しているところである。
 これまでは、こどもの家がない小学校にこどもの家を設置してきた。これからは場所が手狭なこどもの家への対策を実施していきたい。

3 交通指導員の増員について

(意見)
 安塚街道と国道4号線の交差点は、国土交通省から宇都宮市で一番危険な場所だと言われている。交通指導員として毎朝そこで活動しているが、一人ではきつい状況である。そこで、雀宮中央小学校から生活安心課に交通指導員の増員を要請したところ、予算がないので増員はできないと言われた。
 交通指導員として4年間この交差点に立っているが、車に3回当てられている。子どもたちの安全を考えれば、もう一人交通指導員を増員していただきたい。

回答:市長
 全小学校に交通指導員を配置しているが、現状を確認の上、担当部署と協議をしたいと思う。協議結果については、後日御連絡する。

後日回答
 交通指導員については、児童の通学路における交通安全の保持や交通安全の指導を行うため、道路の幅員が広くかつ交通量も多く横断に危険な場所、信号機が設置されていない危険な場所や児童が一時的に集中しかつ交通量が多い危険な場所など、交通指導員による誘導が必要と認められる場所に配置している。なお、現在、交通指導員を配置している場所で、2名以上の交通指導員を配置している場所はない。
 安塚街道と国道4号線の交差点については、交通指導員を1名配置しており、特に児童の通学時間帯に交通量が多く、かつ児童が一時的に集中することから、雀の宮交番の協力を得て、交通指導員1名、警察官1名の2名体制での立哨指導により、通学児童の安全確保を図っているところである。
 今後とも学校、警察、地域との連携・協力を密にして、通学児童の安全確保を進めていく。

4 第3図書館での映画会の開催についてについて

(意見)
 雀宮に図書館が建設されているが、うつのみや映写ボランティアの会では、この図書館で定例的に映画会を実施していきたいと思っている。来年7月に開館されるが、定例的に映画会ができるような環境づくりをお願いしたい。

回答:市長
 東図書館をはじめ、映写ボランティアの団体が増えていると聞いている。
 第3図書館については、サービスの向上を図るため、一部民間委託を取り入れて運営していきたいと考えている。まだ白紙の状態なので、御意見については、今後、検討委員会の中で反映できるか検討し、改めて御連絡したい。

後日回答
 第3図書館は教育や子育て支援を特色とし、子どもや家族連れの方々にも気軽に来ていただける様な運営を考えているところであり、映写会の開催についての御提案は非常にありがたく感謝申し上げる。
 現在、第3図書館の施設管理を担う指定管理者を選考中であるが、指定管理者決定後に行う協議の中で、映写会の開催方法についても検討を進めていく。その際には改めて御協議させていただきたい。

5 生ごみの堆肥化について

(意見)
 さつきのまちづくりワーキングチームでは、生ごみの堆肥化活動ということで、完熟堆肥を使って、生ごみを無臭の堆肥にする活動を進めてきた。現在、40世帯が活動しており、各家庭から出るごみが3分の1に減っているという実績がある。雀宮地区市民センターの所長と、雀宮地区に10か所くらい拠点をつくりたいという話をしたが、こういう活動を進めていく上で、市にも活動場所を確保するために協力していただきたいと思う。

回答:市長
 もったいない運動を実践していただき、感謝申し上げる。
 活動拠点を見つけることに、相当御苦労されていると思う。ごみ減量課でも生ごみの堆肥化を推進しているので、市としてどのように協力できるのかについて、後日御連絡したい。

後日回答
 生ごみの資源化は本市にとって重要な課題であり、堆肥化に取り組まれるとともに地域コミュニティの形成にも寄与されている皆様の活動には心から感謝申し上げる。
 土地の確保に関する行政の支援についてであるが、宇都宮市としては、ホームページで皆様の活動を御紹介することで多くの市民に周知することや、休耕田が活用できるよう、地域の農業関係団体とのコーディネートをするなどで御協力できるものと考えている。
 今後とも、皆様と行政が連携し、このすばらしい活動がより多くの方の御理解と賛同を得て、継続・発展していくよう努めていきたいと考えている。

6 介護支援ボランティア活動の推進について

(意見)
 介護支援ボランティア活動が東京の一部の区や市と小山市で実施されているという話を聞いた。小山市の担当者から聞いた話では、65歳以上の高齢者が介護支援ボランティア活動を通じて地域貢献することを積極的に奨励、支援することが目的ということである。具体的には、高齢者自身が社会参加活動を通じ、健康増進を図り、介護予防に資することを目的とするとともに、介護支援ボランティア活動の実績等を評価し、ポイントを付与する制度である。
 この蓄積したポイントは、介護負担の軽減や本人が介護サービスを使用する際に、ポイントの一部を充てることができるという制度なので、社会福祉協議会としても、是非この制度を検討していただきたいと考えている。
 この制度に取り組んでいただけるかについて、伺いたい。

回答:市長
 宇都宮市としては、みやシニア活動センターをつくり、自分の得意とするボランティア活動を行っていただくというきっかけづくりを始めたところである。
 御提案の高齢者がボランティア活動を行うとポイントになり、介護が必要なときには、そのポイントを活用して料金が安くなるとか、利用回数が増えるなどという制度を検討している市町村が数多くある。宇都宮市も同様に検討を始めたところであるが、様々な課題もある。
 例えば、環境や子育てなど様々なボランティア活動がある中で、介護支援ボランティア活動にだけこのようなポイント制度があってよいのかということがあり、すべてのボランティア活動に対して、このポイント制度が可能かということについて、苦慮しているところである。
 研究を始めたばかりなので、情報等があれば研究の材料にさせていただきたい。現在の進捗状況、制度の利点やマイナス点なども少しずつ明確になっており、所管部署に連絡させるので、現状をお聞きいただきたい。

後日回答
 介護支援ボランティアについては、ポイントの対象とならないボランティアとの整合性のほか、家族介護などによりボランティア活動ができない人との不公平感などの課題もあることから、他市の状況や関係団体の意見などをふまえ、慎重に検討しているところであることを御理解いただきたい。

7 県道雀宮真岡線について

(意見)
 雀宮東小学校から宇都宮南高校の交差点に向かうと田川に孫八橋があるが、拡幅等の計画について伺いたい。
 県道雀宮真岡線と市道(3439、1759号線)の交差点で以前、大雨の時に被害を受けたが、その後、道路拡幅などは行われていないので、拡幅計画について伺いたい。
 また、交差点は、大型車の進入違反が目立ち、事故が多発している。さらに、10月下旬から12月下旬まで羽牛田街道踏切が閉鎖になり、自転車と歩行者は通行できるが、車の迂回路がこの交差点になる。通行止めの看板がわかりにくいので、対策をお願いしたい。

回答:市長
 県道のため、県に御意見を伝えたいと思うが、市道の部分もあると思うので、現地調査の際、詳細に御説明していただきたい。

後日回答

  1. 孫八橋の拡幅等の計画および県道雀宮真岡線と市道(3439・1759号線)の拡幅計画について 
    市道(3439・1759号線)については、平成9、10年に拡幅工事を実施し、すでに7メートル程度の幅員を確保している。
    また、県道雀宮真岡線との交差点及び、田川に架かる「孫八橋」については、栃木県が所管しているが、県の計画である「とちぎ未来開拓プログラム」に位置づけられておらず、当面は整備予定がないと伺っている。
  2. 大型車の進入違反が目立ち、事故が多発していることについて 
    雀宮駅東口整備等で出入りする大型車両に対して、搬入経路を決め、厳守させているところであるが、再度工事業者による協議会において、地域住民の安全を確保するよう周知徹底した。
  3. 通行止めの看板について 
    これまでもPR活動に努めてきたが、御指摘のあった通行止め看板については、標記をわかりやすく変更するとともに、踏切遮断中に停車している自動車に通行止めのお知らせのビラを配布したり、踏切の前後に通行止め看板を、幹線道路である国道4号線と県道安塚街道に予告看板及び迂回路看板を新たに設置した。

8 交通安全施設の設置について

(意見)
 交通弱者は、高齢者と子どもと言われているが、病人も交通弱者になると思う。
 宇都宮社会保険病院の南側に市道があるが、病院の南出入口のところにカーブミラーを設置してもらいたいと市に要望したところ、病院の出入口の場合、病院側が設置するので、市ではカーブミラーを設置しないと言われた。しかし、病院の現状からすると、病院がカーブミラーを設置することはできないと思う。9月下旬から10月の上旬にかけて、病院が植木を剪定したので見通しがよくなったが、まだ危険を感じている。
 カーブミラーの設置基準があると思うが、市で設置できないのであれば、病院側で設置するように交渉してもらいたい。

回答:市長
 現地を確認した上で検討し、結果については御連絡する。

後日回答
 宇都宮社会保険病院は不特定多数の患者が通院しており、危険性も高いことから通過交通の安全確保のため、南側の出入口のところにカーブミラーを設置する。

9 多目的運動公園の整備について

(意見)
 雀宮地区の人口は4万人以上であり、宇都宮市の南玄関として栄えていかなければならない地域だと思うが、大きな運動公園のようなものが一つもない。多目的な運動公園があれば、災害時の広域避難場所にもなるし、公園を利用して運動すれば健康維持の増進にもつながる。この地域のよりよいまちづくりのために、多目的な運動公園の整備をお願いしたい。

回答:市長
 多目的広場や運動場は、どこの地区でも要望されることの一つである。公園の整備には多額の費用がかかり、現時点ではすぐに整備できるというものではないので、県の総合運動公園や雀宮体育館などを御活用いただきたい。

10 雀宮中学校の南側の道路について

(意見)
 雀宮中学校の反対側には歩車道の区別が全くないため、危険である。対策として、四点を提案するので、早急に一点だけでも実現してほしい。

  1. 中学校のグランドの一部を削り、歩道を設置してはどうか。
  2. 信号機を設置してはどうか。
  3. 中学校側にカーブミラーを設置してはどうか。
  4. 道路標識や速度制限だけでは減速しないと思うので、道路を波型にし、車の減速を図ってはどうか。

回答:市長
 四点の御提案をいただいたが、できる対策から行うのが一番だと思う。現地を調査し、状況を確認した上で、後日御連絡したい。

後日回答
 
中学校側にカーブミラーを設置し、道路中央部にロードフラッシャーを設置する。
 信号機の設置に関しては、地元から警察に要望するとのこと。

11 喫煙所の設置

(意見)
 雀宮地区市民センターの入口で喫煙しているのは見苦しいと思う。たばこが値上げされ、喫煙者が減るだろうと言われているが、実際はそんなに減らないと思う。
 そこで、地区市民センターの入口に簡単な喫煙室を設置してほしい。

回答:市長
 たばこを吸う方と吸わない方が互いに認め合えるような環境をつくるのが一番よいと思う。副流煙などの害があるということで、喫煙者がほかの方に迷惑をかけずに喫煙できる環境と吸わない方が喫煙者から影響を受けない環境をつくることが一番よいと思い、喫煙者の権利を守り、たばこを吸わない方には安全に移動していただく空間をつくるために、中心市街地では過料を徴収する禁煙ゾーンをつくるという方策をとらせていただいた。これからも分煙などを考慮しながら、喫煙者とたばこを吸わない方が共存できる環境をつくっていきたい。
 雀宮地区市民センターの喫煙室設置には多額の費用がかかるので、費用がかからないような方法でスペースを確保できればと考えている。

12 定期健康診断について

(意見)
 雀宮地区市民センターを会場にした定期健康診断が、毎年受けられない状況である。
 雀宮地区の住民としては、この地区市民センターで定期健康診断を受けられるように、回数を増やすとか、時間を延長するなどしていただきたい。

回答:市長
 現状を確認し、定期健康診断の回数を増やす、時間を延長するなどの方法があると思うので、担当部署と協議をし、後日御連絡したい。

後日回答
 雀宮地区での定期健康診断については、毎年回数を増やしてきており、現在、年間9回の集団健診を実施している。しかし、近年健康志向の高まりから、年々希望者が増えており、大変予約がとりづらく、御希望どおりに健診をお受けいただくことが難しい状況になっている。
 このようなことから、来年度については、雀宮地区における集団健診の回数を10回に増加するよう検討している。また実施会場についても、より多くの方が受けられるよう、広い会場を確保するなど、健診体制を整えていきたいと考えている。
 今後とも、受診される市民の皆様が、より受けやすい健診体制の確保に取り組んでいくので、御理解いただきたい。

13 市有地の借用について

(意見)
 さつき自治会集会所の新築に伴い、河川課が管理している市有地を駐車場として借用させていただきたい。河川課に口頭で確認したところ、財政事情により、積極的に市有地の売却を図る方針であることから、貸与は難しいと言われた。
 現在、さつき自治会の集会所には駐車スペースがない。しかし、自治会員の高齢化などにより、駐車場が不可欠である。
 集会所の使用は、役員会や街区会議、長寿会行事などにより月平均54回になるため、市有地の借用許可をお願いしたい。

後日回答
 借用を御要望されている市有地については、従来、河川用地であったが、その役割を終えたことから、本年10月に普通財産として管財課に管理が引き継がれた。
 本市では、税収の落ち込みなどから財源の確保が求められており、市有地の売払いや有料貸付など、経済的な価値を生む市有地の有効活用に努めている。
 このようなことから、当該市有地については、来年8月の売払いに向けて準備を進めているが、売払い処分までの間、一定条件の範囲内での有料貸付が可能であることから、管財課までお問い合わせいただきたい。

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