第15回宇都宮市まちなみ景観賞

第15回（平成23年度）宇都宮市まちなみ景観賞受賞作品

大賞　二荒山神社と大鳥居（馬場通り1丁目1番1号）

 新たに建立された二荒山神社の大鳥居は、多くの市民の寄付により江戸時代の鳥居を復元したもので、宇都宮の長い歴史を今に伝えています。また威風堂々とした大鳥居と、そこから見通す参道や二荒の杜、広場などの一体となった景観は、まさに市民が誇れる「宇都宮の顔」であり、風格ある景観を形成しています。様々な祭りやイベントの舞台にもなっており、街の賑わいの中心となっています。

景観賞　逆面地区のフクロウのオブジェ（逆面町地内）

　美しい山々に囲まれ、懐かしい里山の風景が残る逆面地区では、住民たちにより、「フクロウを育む里」として地域づくりに取り組んでいます。里の入り口にはフクロウの親子のオブジェが人々を暖かく出迎え、各戸には個性豊かで可愛らしい陶器のフクロウが顔を覗かせています。里を愛する人々の優しさが景観に表れており、緩やかな時の流れを感じる事ができます。

景観賞　栃木銀行　テクノポリス支店（ゆいの杜3丁目2番20号）

　大谷石を大胆に活用した建物は、重厚感や格式のある佇まいが印象的です。屋上庭園などの緑化にも配慮し、大谷石の素材と緑が織りなす景観は互いに引き立て合い美しい景観を形成しています。夜には大谷石を優しく照らし、まちにアクセントを加えています。

（注意）物件の写真や名称等は受賞当時のものであり、現在は異なっている場合があります。