第13回宇都宮市まちなみ景観賞

第13回（平成21年度）宇都宮市まちなみ景観賞受賞作品

景観賞　大塚邸（インターパーク1丁目8番8号）

　宇都宮の地場産材である大谷石や木材などの自然素材を外壁や駐車場に使用し、落ち着いた雰囲気を創り出しています。また建築物を敷地境界線より後退させ、ゆとりあるスペースを設け、樹木や草花を配することで潤いの空間を演出しています。

景観賞　塚山古墳（西川田7丁目）

　宇都宮の古い歴史を伝える塚山古墳は、所有者の長年に渡る誇りと愛着によって守り続けてきました。古墳全体にツツジやサツキなどを植栽し、周囲には芝生を張り、日々の清掃や除草を行うことで、文化財としてのみならず、広く市民に愛される憩いの場となっています。美しい景観は、地道な努力に支えられていることを改めて考えさせられます。

景観賞　中田ウィメンズ＆キッズクリニック（西1丁目3番11号）

　丸い柱が建物を包み込むように配置され、温かみのある色彩の外壁やカーテンウォールが、清潔感と安心感を与えてくれる建物です。道路に面した敷地東側には植栽帯を設け、まちの一角に潤いを与えています。夜間もライトアップを行い、温かさのある優しい景観を創り出しています。

景観賞　麺　藏藏（氷室町1627番地63）

　住宅地にあって主張しないシンプルなたたずまいで、外壁にアクセントとして木材を使用するなど温かさを演出し、周辺に対する心遣いが随所に感じられます。アプローチには樹木や草花を植栽し、モニュメントに地場産材である大谷石を取り入れるなど潤いを与え、心地よい空間を演出しています。

（注意）物件の写真や名称等は受賞当時のものであり、現在は異なっている場合があります。