第9回宇都宮市まちなみ景観賞

第9回（平成17年度）宇都宮市まちなみ景観賞受賞作品

景観賞　石の蔵（東塙田2丁目8番8号）

　古くから残っていた大谷石蔵をレストランとして活用しています。大谷石蔵の存在感をそのまま残しながら、建物の壁面のつたが石造りの建物に彩りと季節感を与えています。周辺の植栽は地場産の竹を活用し、宇都宮の個性そして文化を表現しています。

景観賞　長岡百穴古墳（長岡町373）

　長岡百穴古墳は地元の人々が長年まちの誇りとして守ってきました。古墳周辺にサツキ等の植栽を行い、季節感を演出し百穴の魅力を高めるなどの努力をしています。また長年の清掃・除草活動や花壇の整備など幅広い活動により、古墳は文化財のみならず環状線の沿道において宇都宮の個性を示す景観としての役割を担っています。

景観賞　BOXXOB（東簗瀬1丁目30番1号）

　近代的で洗練されたデザインで、1階は床面積を抑え、生まれた空間に1本のシンボルツリーを植え、白い玉砂利でその存在感を強調しています。また2階は広い窓とルーバーを組み合わせることで、まちなみへの圧迫感を軽減するなど、景観に配慮したつくりになっています。

景観賞　陽東桜が丘（陽東6丁目）

　メインストリートにガス灯を設置し温かみのある沿道景観を演出するとともに、車道と歩道の段差を解消するなどバリアフリーに配慮しています。また地区計画を導入し、ゆとりあるスペースを確保するために建築物の外壁を敷地境界線などから後退させるなどの工夫をし、良好な住宅環境の確保に努めています。

（注意）物件の写真や名称等は受賞当時のものであり、現在は異なっている場合があります。