総合型地域スポーツクラブを設立しませんか？

総合型地域スポーツクラブの設立を推進しています

宇都宮市では、子どもからお年寄りまで誰もが参加でき、スポーツの楽しさを知ることができる地域密着型のスポーツクラブ「総合型地域スポーツクラブ」の新規設立を推進しています。

地域で様々なスポーツを普及させたい人、クラブの運営に興味がある人など、気軽にスポーツ振興課までお問い合わせください。

総合型地域スポーツクラブ設立Q＆A

クラブは誰でもつくれるのですか？

総合型地域スポーツクラブをつくるのは地域の皆さんです。

そのためには、地域の様々な方々や組織・団体の理解と、協力や支援を得ることが必要です。

例えばスポーツ推進委員、地区体育協会、スポーツ少年団、まちづくり組織、連合自治会、学校の教職員などの方々にも協力してもらい、クラブの設立準備委員会のメンバーとして、設立・運営に参画してもらうことです。

クラブをつくる手順はありますか？

総合型地域スポーツクラブは、各地域の実情に応じて設立されています。

具体的には以下のような形態で設立されるケースが多いです。

・既存の各種スポーツクラブを集合して

・スポーツ推進委員等のスポーツ指導者の呼びかけ

・体育協会や競技団体の呼びかけ

・スポーツ少年団を核にして 　など

クラブはどれくらいの期間でつくるのですか？

地域への理解を促し、発起人を選出するまでに概ね1年から2年、クラブ始動に向けて「設立準備委員会」を設立し、活動種目、場所、指導者の選定を行うのに概ね2年の時間が必要です。

クラブの活動種目はどのように選ぶのですか？

総合型地域スポーツクラブは「種目の多様性」をうたっていますので、最低でも2種目以上で、継続的に活動する必要があります。

種目の選定方法は様々ですが、既存のスポーツ団体やサークル団体をクラブに集約する、その地域のイチオシの活動を種目にするなどの例があります。

クラブはどのような場所で活動するのですか？

小中学校の体育館や校庭、地区市民センターやコミュニティセンターの多目的スペース、公園など公共施設を利用しています。

また、公共施設以外にも、企業や福祉施設の協力のもと、空きスペースを活用しているクラブもあります。

指導者はどのような方にお願いするのですか？

資格の有無、地域内外は問いません。

既存のスポーツ団体、サークル団体の指導者に引き続きクラブの指導者としてお願いする方法や、クラブ設立の意向か固まった際に、地域住民にアンケート調査を実施し、その中で指導者の掘り起こしを行う方法もあります。

また、栃木県スポーツ協会が窓口となり実施している「スポーツリーダーバンク制度」の活用も検討してみてください。

 

総合型地域スポーツクラブ運営Q&A

クラブの運営は誰が行うのですか？

総合型地域スポーツクラブの運営を行うのも地域住民の皆さんです。

クラブの経営資源を有効に活用し、クラブ会員が継続的に快適なクラブライフを送ることができるよう、日本体育協会が認定する「クラブマネージャー」「アシスタントマネージャー」の資格を取得するのもおすすめです。

クラブマネージャーとはどのようなことを行うのですか？

クラブマネジャーとは、事業体としての総合型地域スポーツクラブ全体のマネジメントを行う立場にある人のことで、下記のような役割が挙げられます。

・経営管理

・マーケティング

・財務、会計

・スポーツ施設の管理

・安全管理、危機管理

・スポーツ政策　など

クラブの運営経費はどのように捻出するのですか？

総合型地域スポーツクラブは、地域住民により自主的に運営されるものです。そのため、運営経費も基本的に会員の会費で賄うこととなります。

適切に事業を行っていくためには、ある程度の会員規模が必要であると同時に、事業収入、寄附金収入など多様な資金の確保を図っていくことが必要です。