上河内町・河内町と合併
明治29年4月1日に誕生し、平成18年度に市制110周年を迎えた宇都宮市は、平成19年3月31日に上河内町および河内町と合併し、北関東初の50万都市となりました。
これまでの合併の歴史と、新しい宇都宮市の制度や施設について紹介します。
11町村と合併を重ねて発展
宇都宮市は明治29年の市制施行以来、周辺の河内郡、芳賀郡の11町村と合併を重ねて、共に発展してきました。
平成15年からは、地方分権の推進や急速な少子高齢化などに適切に対応し、行政サービスを一元化・効率化しながら、一方で、それぞれの特色を生かしたまちづくりを行うためには、合併が有効であることから、周辺自治体と合併の検討を始めました。
その結果、日常生活圏を共有する上河内町、河内町と、平成19年3月31日をもって合併しました。
- 明治29年
- 市制を施行
- 昭和9年
- 姿川村の一部を編入
- 昭和14年
- 城山村の一部を編入
- 昭和17年
- 平石村の一部を編入
- 昭和24年
- 豊郷村・横川村の一部を編入
- 昭和26年
- 平石村・豊郷村の一部を編入
- 昭和27年
- 横川村・姿川村・国本村の一部を編入
- 昭和28年
- 豊郷村の一部を編入
- 昭和29年
- 平石村・清原村・横川村・瑞穂野村・城山村・豊郷村・国本村・富屋村、篠井村(一部を分村)編入
- 昭和30年
- 雀宮町・姿川村を編入
- 昭和32年
- 古賀志町の一部を鹿沼市に編入
- 平成19年
- 上河内町・河内町を編入
合併で変わること
行政サービス
大半の本市行政サービスに変更はありません。
また、住所表示については、従来からの宇都宮市内に変更はありませんが、旧上河内町と旧河内町では、次のようになりました。
「河内郡上河内町」「河内郡河内町」の表示はなくなり、「宇都宮市」の後に現在の大字名に「町」を加えて「大字」を削除して「○○町」としました。なお、郵便番号と電話番号は変わりません。
また、旧上河内町役場と旧河内町役場は「地域自治センター」となり、各地域での身近な行政機関として、生活に密着したサービスを総合的に提供するとともに、地域の皆さんが主体となった地域づくりをするための支援・調整などを担います。
市の施設
市町合併により、次の通り、市の主な施設が増えました。
- 市立図書館 2館から4館に(市立図書館、東図書館、上河内図書館、河内図書館)。
- 保健センター 1館から3館に(市保健センター、上河内保健センター、河内保健センター)。
- 総合福祉センター 1館から2館に(総合福祉センター、河内総合福祉センター)。
- 体育館 5館から7館に(市体育館、清原体育館、雀宮体育館、明保野体育館、サン・アビリティ-ズ、上河内体育館、河内体育館)。
- プール 3カ所から4カ所に(水上公園プール、陽南プール、駅東公園プール、ドリームプールかわち)。
- 市立小学校 59校から68校に。
- 市立中学校 21校から25校に。
- 温浴施設 2カ所から3カ所に(ろまんちっく村、茂原健康交流センター、上河内地域交流館「梵天の湯」)
新市のデータ
人口が50万人に
合併前の宇都宮市の人口は457,673人。上河内町9,547人、河内町35,176人で、合わせると502,396人となり、北関東で初めて50万人を超えました。
また、世帯数は合計で196,732世帯となり、人口・世帯数とも、栃木県全体の約4分の1を占めることになります。
(注意)人口と世帯数は、平成17年国勢調査確定値
面積は416.84平方キロメートルに
合併前の宇都宮市の面積は、312.16平方キロメートル。上河内町が56.96平方キロメートル、河内町が47.72平方キロメートル。合計で416.84平方キロメートルとなり、栃木県全体から見ると、県土の約15分の1となりました。
(注意)平成18年10月1日現在、国土地理院資料
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