請願・陳情一覧

陳情第27号「改正国籍法について宇都宮市議会からの意見書提出を求める陳情」（6月5日上程）

要旨

　平成20年12月に改正された国籍法は、出生後、日本国民である父に認知された子の国籍について、父母が婚姻していない場合においても日本国籍の取得を可能とするものである。しかし、改正法の適正な施行に向けて衆・参両院で附帯決議が行われたほか、国民の間でも偽装認知等の違法行為などを懸念する声がある。
　よって、国籍法の厳格な制度運用を要請する意見書を国に提出してほしい。

審査結果⇒採択

陳情第28号「YY会館継続使用に関する陳情」（9月1日上程）

要旨

　簗瀬安又自治会には集会所がなく、「旧簗瀬安又土地区画整理組合事務所」（愛称YY会館）を市との取り決めにより公園整備までの間（平成21年9月末）使用できることになっているが、同自治会の平成21年度総会において、自治会の拠点等として、YY会館の使用期間継続を決議した。
　よって、YY会館の継続使用など3項目について陳情する。

審査結果⇒不採択

陳情第29号「所得税法第五十六条の廃止を国に求める意見書の提出を求める陳情」（9月1日上程）

要旨

　所得税法第56条は、「配偶者とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に算入しない」と定めており、個人単位での課税という所得税法の原則から逸脱するばかりか、配偶者や家族の人格をも否定するものである。「給与」そのものが認められないために、社会保障制度でも不利益が生じている。
　憲法や男女共同参画基本法に基づき、「所得税法第56条の廃止を求める意見書」を国に提出して欲しい。

審査結果⇒不採択

陳情第30-1号「宇都宮工業団地内の産業廃棄物処理施設建設反対等を求める陳情」（9月1日上程）

要旨

　陽東地区まちづくり協議会は、株式会社セルクリーンセンターが宇都宮工業団地に産業廃棄物焼却処理施設を建設しようとする計画に関して断固反対の意思を表明している。
　この件に関する法規制の現状は、あくまでその上限を規制するものであって有害性そのものを明確に否定する域に達しておらず、規制値に即した施設で稼働を開始したとしても、人為的なミスや設備の故障などで一時的に大量の危険因子が流出することも想定される。
　よって、本施設建設を不許可とすべきことなど2項目についてお願いしたい。

審査結果⇒不採択

陳情第30-2号「宇都宮工業団地の用途地域見直しを求める陳情」（9月1日上程）

要旨

　宇都宮工業団地の用途指定は昭和30年代後半であるが、その後環境は激変しており、周辺での商業施設や学校、居住地区の密集を考えると、同団地周辺の環境は「工業専用地域」の定義から大きく外れている。当然見直しを行い「準工業地域」などに変更しておくべきであったと考える。
　よって、同団地の工業専用地域の適用除外及び新用途指定（準工業地域など）への変更をお願いしたい。

審査結果⇒不採択