介護予防とは
まだまだ先のことと思っていませんか、元気なうちから介護予防に取り組みましょう。
介護が必要になるきっかけは「年をとって体を動かすことがおっくうになった」「歯が抜けて食べ物が思うように食べられなくなった」などささいなことが多いです。体を動かさないことで食欲がなくなったり、入れ歯の調子が悪いままになっていることで、ごはんが食べにくくなったりすると、食事の量が減ります。そのことが原因で、栄養が不足してしまい、筋力が低下し転びやすくなります。そうすると、転ぶことへの不安から外出しづらくなったり、動くことがおっくうになり、閉じこもりがちになってしまいます。
こうした状態に一度おちいると、悪循環になり、ついには介護が必要な状態になってしまうのです。
日常のちょっとした工夫で、自分でできることの範囲を広げていくこと。これが介護予防です。
いつまでも住み慣れた地域でいきいきと暮らしていくために、ぜひ介護予防に取り組みましょう。
介護予防のポイント
- 運動器の機能向上
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高齢期になると筋肉が減少しやすくなります。体を動かして、筋力を維持・向上させ、楽しみをつくって毎日活動的に過ごしましょう。
- 栄養改善
- 高齢期になると食べる量が減り、栄養不足(低栄養状態)になりがちです。しっかり食べて、低栄養状態を防ぎましょう。
- 口腔機能向上
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歯や口の機能の低下をそのまま放置しておくと、低栄養状態やフレイル(虚弱)になりやすくなります。口の中をケアして全身の健康につなげましょう。
- 閉じこもり予防
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閉じこもりは、心身の生活機能の低下と密接にかかわりながら悪循環を生みます。外に出て人と交流しましょう。
- 認知機能向上
- 認知症は誰もがかかる可能性があります。ウオーキングや水泳などの有酸素運動を行ったり、趣味をもったり、人と交流をはかりながら、認知症を予防しましょう。
- うつ予防
- 老化や病気、配偶者や友人との別れ、退職など高齢期特有の喪失感からうつ状態におちいる危険があります。心の健康にも注意しましょう。
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