議員協議会会議記録「保健所所管の新型コロナウイルス感染症対策について」(9月2日)

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ページID1027950  更新日 令和6年3月8日

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○議長(熊本和夫) それでは、ただいまから議員協議会を開会いたします。
 本日の協議案件は、お手元に配付のとおりであります。
 それでは、1の保健所所管の新型コロナウイルス感染症対策についてを議題といたします。
 本日の議員協議会につきましては、保健所において感染拡大に伴う疫学調査と自宅療養者の健康観察の対応などで多忙を極めている中、市民の安全で安心な暮らしを守るため、9月定例会においては、議会の総意として保健所所管の新型コロナウイルス感染症対策に関する一般質問を自粛し、その代替として、執行部から説明をしていただくため開催をしたところであります。
 それでは、執行部の説明を求めます。

○市長(佐藤栄一) 本日は、御多忙のところ、急遽、議員協議会を開催していただき、誠にありがとうございます。
 新型コロナウイルス感染症につきましては、全国的に感染拡大が続く中、現在、栃木県を含む21都道府県に緊急事態措置が適用されているところであり、本市におきましては、これまでもPCR検査の拡充や市民への感染症対策についての注意喚起などに努めているところでありますが、7月下旬以降、感染拡大が続いている状況であります。
 そのため、保健所における新型コロナウイルス感染症に関する業務は多忙を極めているところであり、膨大な数の陽性者の疫学調査、病院や宿泊療養施設の利用調整、自宅療養者の健康観察等の対応などについて全庁一丸となって取り組んでおります。
 このような中、本市といたしましては、より一層の感染拡大防止や療養者への支援のため、さらなる検査体制の強化や医療提供体制の拡充、全市民を対象としたワクチン接種の加速化などについて、県や関係機関と連携し迅速に進めてまいりたいと考えております。
 本日は、本市における感染症対策やワクチン接種の取組状況、今後の対応につきまして御説明させていただきます。
 詳細につきましては、保健福祉部長、保健所長からの御説明といたしますので、よろしくお願いいたします。

○保健福祉部長(緒方秀徳) それでは、お手元の議員協議会資料、保健所所管の新型コロナウイルス感染症対策についてに基づいて御説明いたします。
 はじめに、ローマ数字1、新型コロナウイルス感染症対策についてでありますが、本市におきましては、検査体制を充実させ感染者を早期に発見するとともに、感染者等に積極的疫学調査を実施し、感染経路等の把握により感染拡大の防止に努め、新型コロナウイルス感染症の封じ込めに取り組んでおります。
 また、感染者が安心して治療や療養ができるよう、県や関係機関と連携し、適切な医療・療養につながる体制を構築しております。
 まず、1、新型コロナウイルス感染症の状況について御説明いたします。
 (1)本市の状況のうち、ア、第3から5波における市内陽性者の推移でありますが、第3波の際は本市独自の緊急事態宣言を発出した1月8日から感染者が急速に減少したところでありますが、第4波、5波におきましては、全国的な発生の広がりと変異株の影響により感染者の一定数の発生が長期間続いております。
 次に、イ、直近の発生状況でありますが、7月29日以降、人口10万人当たり1週間の新規感染者数が25人以上となっております。
 次のページを御覧ください。
 ウ、感染経路別、年代別のグラフでありますが、感染経路別では家族内感染が約3割を占めており、年代別では30歳以下が6割以上を占め、中でも10歳未満の発生が増加しております。
 エ、7月以降のクラスターの発生状況でありますが、市内では11件のクラスターが発生しております。
 次ページを御覧ください。
 オ、変異株の確認状況でありますが、6月14日以降に実施したスクリーニング検査の結果、デルタ株への置き換わりについては7月26日から加速し、8月16日にはほぼ置き換わった状況にあります。
 次に、(2)陽性判明から入院治療、宿泊療養、自宅療養までの流れでありますが、まず、PCR等検査により陽性が判明した場合、医療機関は、国により開発、運用されているHER―SYSに入力を行うとともに、発生届を保健所に提出いたします。
 HER―SYSは、感染者の状況をリアルタイムに把握できるとともに、保健所からの他市への依頼にも活用しております。
 本市保健所において、市内の医療機関から発生届及び他自治体から対応依頼を受理した後、居住実態が市内にある場合は、陽性者に対して疫学調査を実施し、症状や行動歴など必要な情報を聞き取ります。
 それを基に、保健所において陽性者一人一人について対応を協議し、濃厚接触者の特定や検査対象者の選定、入院・宿泊療養先の検討を行い、入院等につなげております。
 続きまして、2、検査体制について御説明いたします。
 (1)本市のPCR等検査の実施状況のうち、ア、PCR検査センターでの検査でありますが、安全性や利便性の高いドライブスルー方式のほか、クラスターの早期封じ込めを図るため、事業所等への出張方式などにより検査を実施しており、即日に判明いたします。
 イ、民間委託でのPCR等検査につきましては、記載のとおりであります。
 次ページを御覧ください。
 ウ、高齢者等施設一斉PCR検査でありますが、これまでの実績は記載のとおりであり、緊急事態宣言措置地域指定を受け、対象を通所施設にも拡充し、第2回目を実施しているところであります。
 エ、首都圏等との往来者を対象とした個人向けPCR検査でありますが、実績は記載のとおりであり、緊急事態宣言期間の9月12日まで期間を拡充して実施しております。
 オ、ビジネス等PCR検査でありますが、1月、6月、7月には陽性者が確認されており、感染者の早期発見につながったものと考えております。
 カ、飲食店従業員向けスポットPCR検査でありますが、夜間の来訪者に人気のエリアにある飲食店従業員を対象にPCR検査郵送キットを配布し、検査したところであります。
 キ、高齢者等新型コロナウイルス感染症検査費用の助成及び次ページの、ク、妊婦への新型コロナウイルス検査費用の助成につきましては、記載のとおりであります。
 次に、3、治療・療養体制について御説明いたします。
 (1)入院治療についてのうち、ア、県内の状況でありますが、8月31日現在の状況につきましては、記載のとおりであり、入院者数は県内で260人となっております。
 イ、現在の対応状況でありますが、陽性者の重症度に応じた入院調整を実施しており、中等症や軽症でも重症化リスクがある場合は、患者の状態に応じて入院調整を実施しております。
 また、透析患者や出産間近の妊婦、基礎疾患のある小児の入院につきましては、県が県内広域での入院調整を行い、市が入院手続を実施しております。
 レムデシビルや抗体カクテル療法等の治療ができる医療機関につきましては、いずれの治療薬も流通量が限られており投与対象者が限定されておりますが、市内の医療機関におきまして、抗体カクテル療法に使用される中和抗体薬を使用中であります。
 次に、ウ、今後の対応でありますが、県において500床を目標としたさらなる病床の確保や、病院・宿泊療養施設・保健所の連携による抗体カクテル療法の推進について予定されております。
 次に、(2)宿泊療養についてのうち、ア、県内の状況につきましては、記載のとおりであり、宿泊療養者は173人となっております。
 次ページを御覧ください。
 イ、現在の対応状況でありますが、原則入院としておりますが、病床が逼迫している状況では、本人の年齢や症状、重症化リスク等により総合的に判断しております。
 また、宿泊療養施設の開設、整備及び管理は県の役割となっております。
 ウ、今後の対応でありますが、9月中旬をめどに県において新たに2施設を確保予定であり、併せて施設内の臨時診療所の設置や酸素ステーションの設置を県が検討しており、必要に応じて市も協力してまいります。
 次に、(3)自宅療養についてのうち、ア、県内の現状は記載のとおりであります。
 イ、現在の対応状況でありますが、毎日、自宅療養者全員に対して保健師等による電話での健康観察を実施しており、電話口において発熱等の状況を確認するとともに声の状況や症状などを把握しております。
 また、本人の状況に応じたパルスオキシメーターの貸出を行っております。
 自宅療養者やその家族からの電話相談に対しましては、保健所、予防課職員が毎日当番制で対応しております。
 必要に応じて電話診療、訪問診療の調整等をするほか、状態が悪化した場合は入院等へ移行させております。
 生活物資配布支援といたしまして、市の要請に対し、県が配食サービスの提供を実施しており、今後は市主体で実施していく予定でございます。
 次ページを御覧ください。
 ウの今後の対応でありますが、自宅療養者の夜間の相談体制の強化を図るため、夜間コールセンターを県が設置することとしており、入院調整等の対応が必要となった場合には本市に引き継がれますことから、連携協力体制を確保してまいります。
 また、各保健所から県医師会等に要請し、協力医療機関において電話診療や往診診療を行う体制を県が整備しているところでありますが、本市では、先行して実施してきた電話診療や往診について、この県の体制の中で本格的に実施してまいります。
 次に、(4)入院・療養における家庭内感染への対応でありますが、保護者や介護者が陽性で、その子や要介護者が陰性など、養育や介護に支障が生じる場合などにおきましては、保護者や介護者との相談の上、子や要介護者も一緒に入院させる、親族による保護、介護を依頼するなどの対応を行っているところでありますが、状況によりましては、児童相談所における一時保護や福祉施設の入所などを活用し、対応することとしております。
 4、情報提供について御説明いたします。
 まず、(1)これまでの取組のうち、ア、感染状況等の公表でありますが、感染者数や感染者の年代など基本的な情報につきましては、毎日の記者発表や市のホームページ、広報紙などにおいて公表しております。
 感染拡大時などにおきましては、感染事例や感染経路などの情報を、新聞折り込みチラシやラジオ、動画モニター、テレビデータ放送、定例記者会見などにおいて公表しております。
 イ、感染防止対策の周知につきましては、感染状況等の公表に合わせ、感染防止対策を周知するとともに、オリオン通りやJR宇都宮駅などにおきまして感染対策の呼びかけやビラの配布による街頭活動を実施しております。
 また、大学事務局と連携し、大学生をターゲットに、学内ホームページにおける注意喚起やビラの配布を実施しております。
 (2)今後の対応でありますが、ワクチン接種後にも感染した事例が見られますことから、継続的な感染対策の重要性などにつきまして、様々な手法を活用し、市民への効果的な情報発信を行ってまいります。
 続きまして、5、保健所の体制について御説明いたします。
 まず、(1)これまでの応援の状況のうち、ア、保健予防課の職員数でありますが、令和3年度におきましては、課長1名、主幹1名、課長補佐2名、感染症予防グループはワクチン担当を除き、係長以下15名となっており、令和2年度からは合わせて6名増となっております。
 次に、イ、応援等による感染症対策の体制強化でありますが、通常時におきましては、本庁からの応援職員14名に加え、感染症の発生状況に応じて保健所内保健師を2名追加して対応してまいりました。
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 感染拡大時におきましては、通常時の応援体制に加えて、感染者の発生状況に応じ、子ども部及び保健福祉部の保健師の1日最大10名の追加支援を受けられる体制としております。
 第5波となった8月には、これに加え、本庁から応援職員を7名追加して対応してまいりました。
 (2)今後の対応でございますが、これまで実施している感染経路や濃厚接触者の特定を行う業務を維持できる体制を整備するほか、感染拡大の長期化や自宅待機者の増加など感染状況に合わせて柔軟に対応できる体制の充実を図ってまいります。
 次に、ローマ数字2、新型コロナワクチン接種の推進について御説明いたします。
 新型コロナワクチン接種は、個人の感染予防や重症化防止、さらには、多くの方が接種することで感染症の蔓延防止にもつながることから、感染収束の鍵となる大変重要な事業であります。
 そのため、本市では、国からのワクチン供給量を踏まえながら、全ての市民の接種機会の確保を図るため、身近なかかりつけ医での個別接種を中心に、地区市民センターなどで集団接種等を併用し、接種を推進しております。
 まず、1、ワクチン接種の取組について御説明いたします。
 (1)接種順位についてでありますが、感染時の重症化リスクや感染症対策の観点から接種順位を設定しており、優先接種の対象は医療従事者等や高齢者、基礎疾患を有する者などとなっております。
 また、本市独自の取組として、教職員・保育士、居宅サービスの事業者の従事者を対象としたほか、妊婦等につきましては8月30日から優先接種を開始したところであり、市内の産婦人科医療機関において一般枠とは別に妊婦優先の特別枠を用意し、接種を実施しているほか、地区市民センター等における集団接種におきましても妊婦専用の予約枠を確保しており、8月31日時点で178人の方に予約をいただいているところであります。
 次に、(2)接種体制につきましては、本市では、市内約270か所の病院・診療所で個別接種を実施しているほか、地区市民センターなど市内17か所の会場で集団接種を実施しております。
 また、栃木県におきましては、大規模接種会場として、とちぎワクチン接種センターや済生会宇都宮病院において接種を実施しております。
 さらに、国におきまして、東京都などに自衛隊大規模接種センターを設置しているほか、職域接種として市内18か所の企業・大学等において接種が実施されているところであります。
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 (3)予約方法についてでありますが、市から郵送される接種券に記載された予約申込み番号を基に、電話予約またはインターネットによるWEB予約で予約申込みを受け付けしております。
 次に、(4)市民への周知についてでありますが、これまで、市広報紙や市ホームページ、新聞折り込みチラシなどで周知を行ってきたほか、高齢者につきましては、未接種者や2回目の接種を受けていない方に対し、接種をお勧めするはがきを送付したところであります。
 次に、(5)本市の年代別の接種回数・接種率についてでありますが、国のワクチン接種記録システム(VRS)に基づく8月31日時点での数値では、表の最下段の合計欄となりますが、1回目の接種回数は22万6,933回で接種率は43.5%、2回目の接種回数は16万8,157回で接種率は32.2%であります。
 なお、本市では、医療機関の負担を考慮し、VRSへの登録を事業者へ委託しており、登録までに1週間程度を要することから、接種回数等は1週間程度前のものとなっております。
 この1週間のタイムラグを考慮すると、1回目、2回目と合わせて約5%程度の接種率の上昇が見込まれ、これを加えますと、県内における接種率の順位は25市町中20位程度となります。
 なお、市独自の優先接種である教職員・保育士、居宅サービス事業所の従事者の接種率につきましては、1回目は79.1%、2回目は47.2%であります。
 次ページを御覧ください。
 2、ワクチン供給について御説明いたします。
 まず、(1)ワクチン供給の流れにつきましては、ワクチン供給は、人口に応じて配分される基本枠と地域の実情に応じて県が配分する調整枠により決定され、おおむね1か月前に要望を行い、1クール、2週間ごとに市に供給されております。
 本市ではディープフリーザーでワクチンを保管し、週1回、市内医療機関に配送しております。
 次に、(2)ワクチン供給の状況と今後の見通しについてでありますが、7月以降、ワクチン供給量が減少したため、8月16日公開の予約受付分からは個別接種の予約枠を従来の7割程度に縮小いたしましたが、9月以降、供給量が回復するため、医療機関と調整しながら、9月13日以降の予約枠を随時拡大しているところであります。
 なお、国は10月初旬までに、接種対象者の8割が2回接種可能なワクチン量を供給するとしております。
 次に、3、接種における課題とその対応について御説明いたします。
 まず、(1)2回目の接種予約が取りにくいことへの対応につきましては、予約枠の基本的な考え方といたしまして、同一医療機関での2回接種を原則としており、1回目と2回目の同時予約ができるようコールセンターや予約サイトにおいて専用システムによる一元管理を行っております。
 また、各医療機関におきまして、1回目の接種の3週間後に2回目の予約枠を同数用意しているほか、1回目と2回目の予約枠は1日の予約枠の中でも別に設けております。
 なお、ファイザー社製のワクチンの標準的な接種間隔は3週間となっておりますが、厚生労働省は、ホームページにおいて、標準的な接種間隔を超えても効果が期待できるとしており、その目安は、WHO、アメリカなどにおける6週間後までの2回目接種とされております。
 このような中、ワクチン供給量の減少に伴う医療機関との予約枠調整により、同時予約を一時的に停止したことがございました。
 また、医療機関の都合による休診や被接種者の都合により、接種日が3週間を超えてしまう場合や、2回目の接種を異なる医療機関で受ける場合などがあり、同じ日に接種者が重なることで2回目の予約が取りにくくなるケースが生じました。
 次ページを御覧ください。
 その対応といたしましては、標準的な接種間隔を超え2回目の接種予約ができない場合には、コールセンターへ相談するよう市ホームページ等において周知しており、本市から当該医療機関への2回目の予約枠拡大の依頼により予約につなげているほか、集団接種における特別枠を案内しております。
 次に、(2)通院歴のある方に限定している医療機関への対応についてでありますが、高齢者は基礎疾患のある方や治療中の方が多く、通院歴のある医療機関での接種の需要が多かったものの、予約者の年齢が下がるに従い通院歴のある方は少なくなるため、接種者の利便性を高めるためには、通院歴のある方に限定しない医療機関を増やしていく必要があります。
 その対応といたしまして、一般接種への移行に伴い、医療機関宛てに通知を行い、広く市民の受入れを依頼しているところであり、従前と比較して、通院歴のある方に限定しない医療機関は、8月31日時点で150か所から160か所へ増加しております。
 次に、4、11月の接種完了に向けた今後の取組について御説明いたします。
 国が目標とする希望者全員の11月までの接種完了を目指し、取組を進めてまいります。
 まず、(1)働く世代が接種しやすい接種体制についてでありますが、接種の中心は60歳未満の働く世代となるため、平日とともに、接種しやすい環境として、夜間や土曜日・日曜日における予約枠の拡充が必要であり、市医師会等の関係団体や医療機関の協力の下、これまでにホテルを利用した日曜日・祝日における個別接種の実施や集団接種の予約枠拡大などに取り組んでまいりました。
 これらに加え、まず、ア、個別接種の拡充といたしまして、医療機関と調整し、ワクチン供給量に応じた予約枠の再拡大を依頼中であり、8月31日時点で約3,000回分が拡大されておりますが、引き続き拡大を図ってまいります。
 また、市医療保健事業団におきまして、9月10日(金曜日)から新たに平日夜間と日曜日の接種を開始する予定であり、これにより約3,600回の予約枠が拡充となります。
 次に、イ、集団接種の拡充といたしまして、日曜接種を行う集団接種会場を1日当たり最大5か所から6か所に増やし、1か所当たりの予約枠も会場規模に応じて拡充することで、約3,000回分の予約枠を拡充してまいります。
 このほか、現在、市有施設における新たな接種の実施について、市医師会等の関係団体と調整しているところであり、今後も、さらなる予約枠の拡充を行ってまいります。
 次に、ウ、大規模接種会場とちぎワクチン接種センター(とちぎ健康の森)の活用についてでありますが、県においては、同会場における1週間当たりの接種回数をこれまでの7,000回から10,000回へ拡充する予定であります。
 次に、(2)若者向け周知の強化についてでありますが、ワクチンの副反応への不安を払拭し、ワクチンの効果や有効性を理解し、関心を持ってもらうため、市広報紙での特集やホームページにおける若者向け専用ページの作成や若年層が情報を入手するために用いるSNSなどの通信媒体の活用、市内大学・専門学校等への電子媒体でのチラシ配布などにより、若者向け情報を効果的に発信してまいります。
 今後とも、希望する全ての市民が円滑に接種できますよう、市医師会をはじめとする関係団体や医療機関と連携を図りながら、新型コロナワクチン接種を推進してまいります。

○保健所長(羽金和彦) ただいま、新型コロナウイルス感染症対策について保健福祉部長より御説明いたしましたが、資料5ページの3、治療、療養体制について若干の補足を行います。
 感染の急拡大により多数の感染者が出ているところでございますが、本市保健所におきましては、感染者への疫学調査や保健観察、健康観察の結果に基づいて医療機関と協議・調整を行っており、真に入院が必要な方について入院につなげております。
 また、医師が必要と認めた治療も受けることができており、現在、市内で自宅療養中に幸い亡くなった方はおりません。
 以上です。

○議長(熊本和夫) 説明は終わりました。ただいまの執行部説明は、議員の皆様から事前に提出された質問を踏まえた内容となっております。
 この際、特に御質問がありましたら、御発言をお願いいたします。
 なお、各会派代表1名でお願いをいたします。
 また、この会議は、午後2時を目途に終了したいと考えておりますので、発言に当たっては、簡潔明瞭にお願いをしたいと思います。それでは、どうぞ。
ございますか。よろしいでしょうか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(熊本和夫) それでは、特にないようですので、以上で議員協議会を閉会いたします。

(注意) 漢字表記については、汎用性を考慮し、JIS第2水準までの漢字を使用しています。このため人名や地名など、会議録原本と異なる場合があります。

(注意) この会議記録は、宇都宮市議会の公式の記録ではありません。

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