「地下迷宮の秘密を探る旅 大谷石文化が息づくまち宇都宮」が日本遺産に認定されました

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ページID1015963  更新日 令和6年4月1日

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概要

  •  本市におきましては、平成30年1月25日に、本市を代表する歴史文化資源である「大谷石文化」をテーマとして、平成30年度の日本遺産申請を国に行い、日本遺産審査委員会の審査を経て、平成30年5月24日に日本遺産の認定を受けました。
  •  平成30年度は、全国から76件の申請があり、日本遺産に認定されたのは、本市を含め13団体でした。

認定証交付式・認定セレモニーの開催

日本遺産ロゴマーク画像
日本遺産ロゴマーク
  • 平成30年5月24日、午前11時分から、東京ステーションホテル(東京都)において、平成30年度の日本遺産認定結果の発表と認定証の交付式が行われ、佐藤栄一宇都宮市長が出席しました。
  • また、本市では、日本遺産認定を受け、同日の午後3時45分から、「大谷石文化」の構成文化財の一つである「カトリック松が峰教会」において、認定セレモニーを行いました。
日本遺産認定証交付式
日本遺産認定証交付式(宇都宮市を含む13団体)
日本遺産認定セレモニー
日本遺産認定セレモニー(カトリック松が峰教会)

認定内容

タイトル

 「地下迷宮の秘密を探る旅  大谷石文化が息づくまち宇都宮」

ストーリーの概要

 冷気が張りつめるこの空間は一体、どこまで続き、降りていくのだろう。
 壁がせり立つ巨大な空間には、柱が整然と並び、灯された明かりと柱の影が幾重にも続く。柱と柱の間を曲がると、同じ光景がまた目前に広がり、しだいに方向感覚が失われていく。
 江戸時代に始まった大谷石採掘は、最盛期に年間89万トンを出荷する日本屈指の採石産業として発展し、地下に巨大な迷宮を産み出していった。
 大谷石の産地・宇都宮では、石を「ほる」文化、掘り出された石を変幻自在に使いこなす文化が連綿と受け継がれ、この地を訪れる人々を魅了する。
 

カネイリヤマ採石場跡地の写真
カネイリヤマ採石場跡地
大谷観音(大谷磨崖仏)の画像
大谷観音(大谷磨崖仏)
カトリック松が峰教会の写真
カトリック松が峰教会
旧篠原家住宅の写真
旧篠原家住宅
写真(大谷石を彫る職人)
大谷石を彫る職人

今後の取り組み

 今後は、「大谷石文化」について市民や来訪者の皆さんに理解を深めていただくため、その特色や魅力を広く情報発信していくほか、大谷石文化を体感していただくため、案内板の整備やガイドの養成など受け入れ環境の整備に、市はもとより、歴史文化関係団体、観光・まちづくり団体、地域団体、公共交通事業者等と連携・協働しながら取り組んでいきます。

お知らせ「石の街うつのみや(大谷石をめぐる近代建築と地域文化)」改訂版の発行

  • 宇都宮美術館では、平成29年1月8日から3月5日に、美術館開館20周年及び市制施行120周年を記念し、「石の街うつのみや大谷石をめぐる近代建築と地域文化」の展覧会を開催しました。
  • 展覧会の開催にあわせて標題の図録を作成し、好評につき完売となっておりましたが、今回の「大谷石文化」の日本遺産認定を契機として、このたび改訂版を発行しましたのでお知らせします。
  • 詳しくは、関連情報の宇都宮美術館ホームページをご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

魅力創造部 文化都市推進課 文化財保存活用グループ
電話番号:028-632-2764 ファクス:028-632-2765
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