「18歳から大人」18歳成人のQ＆A

どうして18歳に引き下げられたの？

　近年、選挙権年齢が18歳と定められるなど、18歳、19歳の方を大人として扱う政策が進められてきており、民法においても、18歳以上の人を大人として取り扱うのが適当ではないかという議論がされるようになりました。

　成年年齢を18歳に引き下げることは、18歳、19歳の若者の自己決定権を尊重するものであり、その積極的な社会参加を促すことになると考えられています。

18歳成人で何が変わるの？

（注意）大人といっても18歳でなんでもできるわけではありません

　18歳で成人（成年）となることで父母の親権に属さなくなり、一人で契約行為をできるようになるなど、様々なことを自分で決定していくことができますが、それと同時にその決定には大人としての責任が伴います。

　また、飲酒や喫煙、競馬・競輪等の投票権を買うことなどは、18歳、19歳ではできませんので、できること、できないことをよく理解するとともに、責任を持った行動が必要となります。

成人式はどうなるの？

　宇都宮市の成人式は、これまでどおり20歳の方を対象に、「成人の日」前日の日曜日に開催いたします。

　また、「宇都宮市 成人式」という名称につきましては、「宇都宮市 20歳を祝う成人のつどい」と変更して実施いたします。

　成人式の対象年齢や実施時期は法律による決まりはなく、各自治体の判断で決めております。

　

• 成年年齢引き下げ後（令和4年4月から）の成人式

契約ってどんなことに気をつけたらいいの？

　契約には様々なルールがあり、そうした知識がないまま、安易に契約を交わすとトラブルに巻き込まれる可能性があります。
　事業者の中には、社会経験に乏しく、保護がなくなったばかりの成年を狙い撃ちにする悪質な業者もいるので、注意が必要です。

　消費生活センターや消費者庁で、さまざまな消費者トラブルなどを紹介しておりますので、契約に関する正しい知識を身につけながら、少しでも不審に思ったり、トラブルにあったと感じた時は、家族や消費生活センターに相談しましょう！

• 宇都宮市消費生活センター　若者の消費者トラブルに注意
• 消費者庁　「18歳から大人」特設ページ（外部リンク）

より詳しく知りたい方は

　法務省では特設ウェブサイト「大人への道しるべ」を開設しています。

　成年年齢引き下げにあたり「大人になるまでに知っておきたいこと」をマンガやクイズ形式でわかりやすく説明していますので、ぜひご覧ください。

　

• 法務省　「大人への道しるべ」（外部リンク）