後期講座（平成28年度）

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• 平成28年度宇都宮市民大学（後期講座ご案内）
• 市民大学（公開講座）　地域の未来は「おいしく」つくる
  　平成28年4月、新たに宇都宮大学5番目の学部として、地域デザイン科学部が設置されました。地域デザイン科学部では、「地域の未来を科学の力で」をキーワードに、未来のまちづくりを担う人材の養成や、地域課題の解決に向けた研究活動に取り組んでいます。
  　活力に満ちた地域づくりをすすめるためには、その地域に住んでいる人や関わる人が健康であることが大前提です。最近では、「健康寿命」という言葉を多く耳にするようになり、高齢化が進む中で、いきいきとした健康的な生き方が注目されています。
  　本講座では、栄養や健康を切り口に、「食」に関する話題に触れながら、食育によるまちづくりについて学びます。
  　地域の未来に向けた第一歩を一緒に踏み出してみませんか。
• 市民大学（専門講座）　下野の明治維新
  　幕末維新期の激動を経て、近代の栃木県は成立しました。この時期は、ペリー来航に伴う社会混乱や、尊王攘夷運動としての坂下門外の変、下野も舞台となった天狗党の争乱など、激動と言うにふさわしい出来事が数多く起こり、このようなことを背景として、黒羽藩では様々な改革が行われました。
  　本講座では、明治維新の時代に下野で展開された歴史に目を向け、戊辰戦争の北上に伴い、本県においても発生した世直し一揆を中心に、暴徒と捉えられがちな民衆が求めたものについて、真岡の事例などから考えます。
  　下野の歴史が民衆と共に築かれてきたことを、残された多くの史料から学んでみませんか。
• 市民大学（専門講座）　地域の未来を科学の力で
  　平成28年4月、新たに宇都宮大学5番目の学部として、「地域デザイン科学部」が設置されました。地域デザイン科学部では、「地域の未来を科学の力で」をキーワードに、未来のまちづくりを担う人材の養成や、地域課題の解決に向けた研究活動に取り組んでいます。
  　本講座では、地域資源活用、観光、交通、高齢社会対応、環境保全、地域エネルギー活用など、様々な切り口による取組事例を知り、未来のまちづくりに向けた課題や展望について学びます。
  　地域デザインによるこれからのまちづくりについて、一緒に考えてみませんか。
• 市民大学（専門講座）　知って得する、大人の常識
  　本講座は、現代の日本人に必要とされている心と体の健康を、東洋・西洋医学の教えの中からひも解き、生活環境を整えることを目的としています。
  　内容として、健康寿命を延ばすための食生活の見直しや心の健康診断、実技を交えたロコモ体操など、心身の健康についての講義や、住宅内でのヒートショック、日常に潜む生活トラブルの対処法など、各専門家の視点から心豊かに暮らすためのヒントを学びます。
  　健康で充実した生活を送るための知恵や備えについて楽しく学んでみませんか。
• 市民大学（専門講座）　戦国ミステリー「本能寺の変」
  　「天下布武」を掲げ、天下人目前だった織田信長。その信長を襲撃し、自害に追い込んだ明智光秀。誰もが知っている「本能寺の変」ですが、実は「怨恨説」「野望説」「黒幕説」「四国説」「屈辱説」など様々な説があります。
  　そのような中、平成26年6月に岡山県の林原美術館所蔵の「石谷家文書」から長曾我部元親の書状などが発見され、”四国説”が話題になりました。また、同年10月には熊本県の旧家で足利義昭の書状が発見され、義昭・信長の上洛2年前に、二人の上洛計画が存在したことが立証されました。
  　本講座では、最新の史実に基づいた視点から「本能寺の変」の「新たな仮説」に迫り、明智光秀の思いや心情、さらにはこの時代の下野国武将の動きなどについて探っていきます。
  　乱世の時代に生きた武将たちの生き方や考え方に思いを馳せながら、永遠の「戦国ミステリー」について、ともに学んでみませんか。
• 市民大学（専門講座）　今こそ「方丈記」
  　「枕草子」、「徒然草」とともに日本三大随筆である「方丈記」には、前半部に当時の都を襲った五大災害、後半部には出家後の生活が描かれており、予想もできない災害が続く昨今に通じる部分も多く、800年の時を越え、現在、再び注目されています。
  　本講座では、困難に見舞われたときに読み継がれてきた「方丈記」をあらためてひも解くとともに、私たちが生きる今と当時とを重ね合わせながら作者・鴨長明がこの作品に込めた思いについて探っていきます。
  　これからの人生をより味わい深いものにするために、格調高い名文を読み深めながら、自然とともに生きる暮らし方について、ともに考えてみませんか。
• 市民大学（専門講座）　運慶仏の魅力を読み解く
  　12世紀後半、王朝の世から武者の世へ歴史は大きな転換期を迎え、それに伴い、彫刻様式はそれまでの貴族好みの優美な定朝様式から、リアリズムと力強さを希求する造形へと大きく変容しました。
  　このような鎌倉新様式を牽引したのが、慶派仏師の棟梁である運慶でした。彼は、どのように新たな造形を生み出したのでしょうか。
  　本講座では、父康慶やその弟子である快慶を中心に、慶派仏師の作品と彼らを取り巻く人間模様にも目を向けながら、運慶の軌跡をたどり、理解を深めていきます。
  　運慶の生きた時代に思いを馳せ、運慶仏誕生の時代的背景や魅力について学んでみませんか。