臓器提供意思表示カード(ドナーカード)
脳死とは
「脳死」とは、呼吸などを調節している脳幹と大脳、小脳など脳全体の機能が停止し、元へは戻らない状態をいいます。
脳死状態となっても人工呼吸器などで心臓機能を一時的に維持することは可能ですが、数日後には心臓も停止し、死亡してしまいます。
植物状態とは、大脳の一部または全部が損なわれ意識がない状態ですが、脳幹の機能は残っているので、自発呼吸ができることが多く、まれに回復することもあり、脳死とは根本的に異なります。
全死亡者のうち、脳死になるのは1%未満です。
臓器提供の意思を表示するには
意思表示カード・健康保険証・運転免許証・マイナンバーカードでの意思表示
ご自身で記入することによって意思表示をすることができます。
- 意思表示カード
自分の意思を記入し、署名・携帯してください。 - 健康保険証・運転免許証・マイナンバーカード
意思表示欄が設けられており、自分の意思を記入できます。
意思表示は、15歳以上であればできます。
該当する番号や提供したい臓器を○で囲んでください。
番号に○がなかったり、本人の署名や署名年月日に記入漏れがあった場合は、完全な意思表示とはみなされません。
家族の署名は、特になくても有効ですが、できるだけカードを持っていることを家族の人にも知らせておき、可能であればそのことの確認の為に署名をもらっておきましょう。
なお、意思表示は、臓器を提供する場合だけでなく、提供しない場合でもその旨を記入することができます。
インターネットによる登録
インターネットでも臓器提供の意思表示ができます。
以下のサイトから仮登録すると、後日IDの入った登録カードが送付されます。
再びサイトにアクセスして、IDを入力すると本登録されます。
提供できる臓器とは
脳死後に提供できる臓器
心臓や肺、肝臓、腎臓、膵臓、小腸、眼球(角膜)
心停止後に提供できる臓器
腎臓、膵臓、眼球(角膜)
臓器提供意思表示カードはどこで入手できますか
意思表示カードは、保健所、市庁舎(保健と福祉の総合相談窓口、高齢福祉課、障がい福祉課、子ども家庭課、子ども未来課,生活福祉課、市民課、保険年金課など)の各窓口課、保健センター、地区市民センター、出張所、生涯学習センター、図書館、冒険活動センター、サイクリングターミナル、清原体育館などの各体育施設などで入手できます。
日本臓器移植ネットワークのホームページでも、意思表示カード(ドナーカード)のダウンロードができます。
このページに関するお問い合わせ
宇都宮市保健所 保健予防課
電話番号:028-626-1114
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。