犬や猫の引取り

　犬や猫を飼っている人は、その動物に対して、責任と愛情を持って飼い続けることが何より大切です。
　犬や猫も人間と同じように病気にかかったり、歳をとります。その時になって慌てないために、かかりつけの動物病院を見つけておきましょう。
　何らかの事情でどうしても飼えなくなった場合は、自らの責任で新しい飼い主を探してください。
　保健所生活衛生課では、新しい飼い主を探すための登録制度がありますので、ご相談ください。

　動物の愛護及び管理に関する法律に、動物の飼い主の責務として、「終生飼養（飼っている動物がその命を終えるまで適切に飼養する）」に努めなければならないとあります。

　また、所有する動物がみだりに繁殖して適正に飼うことが困難とならないように、繁殖に関する適切な措置を行うよう努めなければならないことも記載されています。

　次のような場合は、引取りを拒否することがあります。

• 犬猫等の販売業者から引取りを求められた場合
• 引取りを繰り返し求められた場合
• 子犬または子猫の引取りを求められた場合であって、親犬または親猫への不妊や去勢手術の指示に従わない場合
• 犬猫の老齢や病気を理由に引取りを求められた場合
• 引取りを求める犬または猫の飼養が困難であると認められない場合
• 引取りを求める犬または猫の譲渡先（新しい飼い主）を見つけるための取組を行っていない場合
• 所有者の判明しない犬または猫の引取りを求められた場合であって、周辺の生活環境が損なわれる事態が生ずる恐れがないと認められる場合