たばこの習慣を改善するポイント
たばこについて
たばこは全身に害を及ぼし、特に、がん、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)はたばこの影響が大きく、喫煙関連三大疾患といわれています。
わが国におけるリスク要因別の関連死亡者数(2007年)では、喫煙が最も多い状況となっており、がん、循環器、呼吸器疾患に関連していることがわかります。
新型コロナウイルス感染症とたばこについて
現在、新型コロナウイルス感染症に関してさまざまな研究が行われているところですが、喫煙が重症化のリスクを高める要因になるという結果が報告されています。
日頃の感染予防対策とあわせて、これを機に禁煙に取り組んでいきましょう。
中国・武漢を中心に新型コロナウイルス感染症患者1,099名の臨床データを分析した研究によると、喫煙者は人口呼吸器が装着される、あるいは死亡する危険性が非喫煙者の3倍以上になることが明らかになりました。
また、世界保健機関(WHO)も新型コロナウイルス感染症対策として「禁煙すること」を強く推奨する声明を出しています。
出典:日本呼吸器学会 (2020年4月20日)より一部抜粋
また、世界保健機関(WHO)も新型コロナウイルス感染症対策として「禁煙すること」を強く推奨する声明を出しています。
出典:日本呼吸器学会 (2020年4月20日)より一部抜粋
喫煙習慣改善のポイント
- 薬局、薬店で買える禁煙補助剤を利用しましょう
- 医療機関で医師の指導のもと禁煙治療を受ける(禁煙治療には保険適用となる場合はあります)
- 職場で休憩時間などに従業員みんなで一緒に喫煙している時間を、事業所みんなで一緒に回数を減らしていく。ひとりで頑張ることが難しい方は周囲を巻き込んで一緒に取り組んでみることも一つの方法です。
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宇都宮市保健所 健康増進課 企画グループ
電話番号:028-626-1128 ファクス:028-627-9244
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