「宮っ子ランチ」の提供を通した食文化の指導
「宮っ子ランチ」とは・・・
児童生徒に宇都宮市の気候風土や先人によって培われた食文化への理解を深め、郷土への愛情を育むことを目的とした献立です。
春・夏・秋・冬の季節ごとに作成した「宮っ子ランチ」の提供にあわせて、市教育委員会作成の指導資料を活用するなどして食文化の指導をしています。
「宮っ子ランチ」の条件
- 宇都宮の良さを知ることができること
- 宇都宮の特産品(たくさん生産されている農作物)を使用していること
- 宇都宮の郷土料理や宇都宮にゆかりのある料理を取り入れていること
- 和食を中心としたメニューであること
〔春〕春野菜ランチ
宇都宮市は「農業王国宇都宮」と言われるほど、農作物が豊富に作られていることを知るとともに、自然の恵みに感謝の気持ちをもたせる献立です。
「自然のめぐみキラキラ献立」
- 麦入りご飯
- 豚肉と宮野菜いため
- かんぴょうのごま酢あえ
- 春野菜のみそ汁
- ミルクプリンいちごソース
- 牛乳
〔夏〕大いちょうランチ
太平洋戦争末期に米軍機により空襲を受けて宇都宮市の市街地の大半が焼失してしまいましたが、戦後、人々がたくましく生き抜いてきたことに誇りをもち、自分もがんばろうという意欲をもたせる献立です。
「平和を願って大いちょう献立」
- 十六穀ご飯
- 揚げ餃子
- からしあえ
- 大いちょう汁
- マスカットゼリー
- 牛乳
〔秋〕船頭鍋ランチ
江戸時代に、鬼怒川が物資の運搬に重要な役割を果たしていたことを伝えるとともに、食材をおいしく食べるための先人の知恵を知ることのできる献立です。
「将軍様もにっこり献立」
- ご飯(新米)
- モロのから揚げ
- 切り干し大根のポン酢あえ
- 鬼怒の船頭鍋
- にっこり梨
- 牛乳
〔冬〕黄ぶなランチ
黄ぶなにまつわる伝説と今では宇都宮を代表する縁起物として親しまれていることを児童生徒に知らせるとともに、今年1年健康に過ごそうとする意欲をもたせる献立です。
「黄ぶなにちなんで健康になろう献立」
- 麦入りご飯
- 里いものコロッケ
- もやしとにらのごまあえ
- かんぴょうの卵とじ汁
- ゆずゼリー
- 牛乳
(注意)学校によって、献立を一部アレンジしていることもあります。
指導資料
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 学校健康課
電話番号:028-632-2757 ファクス:028-639-0613
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