予防接種制度の概要

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ページID1004382  更新日 令和6年3月8日

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 感染症にかかることを防いだり、かかった時の症状を軽減したり、病気がまん延することを防ぐために予防接種を行っています。

定期予防接種と任意予防接種

 予防接種には、予防接種法に基づく「定期予防接種」(公費負担により無料)と、法に基づかない「任意予防接種」(自己負担。有料)があります。また、定期予防接種には、接種の努力義務があります。

個別接種と集団接種

 本市では、すべての定期予防接種が各医療機関において接種を行う「個別接種」となります。「集団接種」はありません。
 各予防接種を実施している医療機関については、下記のリンク先にある「定期予防接種の指定医療機関一覧」をご覧ください。

対象年齢・接種回数について

 定期予防接種は、種類ごとに対象年齢(月齢)や接種回数が定められていますので、対象年齢の範囲内で受けられるよう計画をたて、接種もれがないようにしましょう。
 対象年齢になる前や、対象年齢を過ぎた後に接種を行うと自己負担(有料)になりますので、ご注意ください。

予防接種健康被害救済制度について

 予防接種を受けると一定の割合で副反応が発生し、まれに重い後遺症が残ることがあります。
 予防接種と健康被害の因果関係が厚生労働大臣に認定された場合、健康被害に応じた医療費・年金などの給付を受けることができます。
 定期予防接種については「予防接種法」によって、任意予防接種については「独立行政法人医薬品医療機器総合機構法」によって救済制度が規定されています。

予防接種を受ける前に注意すること

予防接種を受けることができない方

 予防接種は子どもの体調がよい時に受けるのが原則です。お子さんが下記のいずれかにあてはまる場合は接種できませんのでご注意ください。気にかかることがある場合は、あらかじめかかりつけ医にご相談ください。

  1. 明らかに熱がある(一般的には37.5度以上)。
  2. ひどい下痢をしている。
  3. 重い急性の病気にかかっている。
  4. その日に受けるワクチン、またはワクチンに含まれている成分でアナフィラキシーショック(接種後、30分以内に起こる重症なアレルギー反応)を起こしたことがある。
  5. BCG接種の場合は、予防接種や外傷などによるケロイドが認められる又は結核にかかったことがある。
  6. 水痘、麻しん風しん混合、子宮頸がん予防接種の場合は、妊娠している又はその可能性がある。
  7. その他、医師の判断で不適当とされた場合。

予防接種を受ける際に注意を要する方

 お子さんが下記のいずれかにあてはまる場合は、事前にかかりつけ医に相談しましょう。また、かかりつけ医とは別の医療機関で接種を受ける場合、必ず事前にかかりつけ医に相談しましょう。

  1. 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障がいなどで治療を受けている。
  2. 予防接種後2日以内に発熱がみられた、又は発疹やじんましんなどアレルギーの異常がみられた。
  3. 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある。
  4. 過去に免疫不全の診断がなされている、または近親者に先天性免疫不全の方がいる。
  5. ワクチンの製造で培養に使う卵の成分や抗生物質、安定剤などにアレルギーがあると言われたことがある。

予防接種を受ける時に持っていくもの

 定期予防接種を受けるためには、母子健康手帳と「予防接種受診者証」が必要です。「予防接種受診者証」は生後2か月の新生児、7歳未満の転入者などに随時郵送しています。詳細については、下記のリンク先をご覧ください。
 定期予防接種を受ける際は、「予防接種受診者証」に記載された受診者番号を、医療機関に用意された「予診票」に必ず記入してください。

予防接種を受ける前にすること

  予防接種を受ける際は、「説明書」をよく読み、副反応が発生する可能性を十分に理解したうえで、「予診票」の記入・署名をを行ってください(「説明書」「予診票」は医療機関に用意されています)。

予防接種を受けた後に注意すること

  1. 接種後30分は医療機関で子どもの様子を観察してください。急な副反応はこの間に起こることがあります。
  2. 予防接種の後、まれに副反応が起こることがあります。接種部位のひどい腫れ、高熱やまひなどの重い症状が現れた場合、すぐに医師の診察を受けてください。また、保健予防課までご連絡ください。
  3. 接種した日は普段どおりの生活でかまいません。ただし、はげしい運動は避けましょう。
  4. 接種した日の入浴はかまいませんが、接種部位を強くこすることは避けましょう。
  5. 生ワクチン(ロタウイルス、BCG、水痘、麻しん風しん混合など)は接種後4週間、不活化ワクチン(B型肝炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合、三種混合、二種混合、ポリオ、日本脳炎、子宮頸がん、インフルエンザなど)は接種後1週間、副反応の出現に注意しましょう。

このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 保健予防課
電話番号:028-626-1114
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。