定例記者会見令和5年2月

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ページID1031091  更新日 令和6年3月8日

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(注意)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。

日時・会場

令和5年2月21日(火曜日)午後1時から
宇都宮市役所・14階大会議室

発表事項

庁議等案件

 それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。

 まず、はじめに、「『第6次宇都宮市総合計画改定基本計画』について」でありますが、この度、本市が目指す
「スーパースマートシティ」の実現に向け、新たな「まちづくりの羅針盤」となる「総合計画改定基本計画」を策定いたしました。特徴といたしましては、「スーパースマートシティ」のいち早い実現に向けて、(2)の多様化・複雑化する課題に対応する分野横断的な取組である「まちづくり好循環プロジェクト」や各政策分野をけん引する「戦略事業」に重点化することなどであります。今年度は、「スーパースマートシティ」の実現に向けまして総合計画に基づき、各分野の計画を策定いたしましたので、その目的と主な特徴をご説明させて頂きます。
 まず、「『第2次宇都宮市国土強靭化地域計画』について」でありますが、本計画は、自然災害が頻発・激甚化する傾向にある中、市民の生活を守るとともに、被害の低減を図り、強くて、しなやかな まちづくりに総合的に取り組むため、策定したものであり、特徴といたしましては、(1)の総合的な治水・雨水対策や(3)のデジタルの活用による強靭化に取り組むことなどであります。
 次に、「『宇都宮市デジタル共創未来都市ビジョン』と『宇都宮市DX実現タスク』について」でありますが、本計画は、「スーパースマートシティ」の実現に向け、その原動力となる「デジタル」を効果的に活用しながら、地域社会全体のデジタル化を推進していくため策定したものであり、特徴といたしましては、(1)の市民の皆様をはじめ、地域を構成する各主体と共創によるデジタル化を推進することや裏面になりますが、(3)の行政のDXの実現に向けて明確なKPIを設定し、戦略的に推進していくことなどであります。
 次に、「『第3次宇都宮市市民協働推進計画』について」でありますが、本計画は、「協働によるまちづくり」を一層、推進していくため、策定したものであり、特徴といたしましては、(1)の時代に即した自治会の加入促進や活動の活性化に取り組むとともに、(2)の若者や女性など多様な人々の活動への参加促進を強化することなどであります。
 次に、「『第5次宇都宮市男女共同参画行動計画』について」でありますが、本計画は、社会に根強く残る、固定的 性別役割分担意識の解消をはじめ、女性の活躍や男性の家庭参画などを推進するため、策定したものであり、特徴といたしましては、(2)の 女性の経済的自立や活躍に向けて新たに、女性のデジタルスキルの習得から就労までの一貫した支援に取り組むことなどであります。
 次に、「『宇都宮市地域共生社会の実現に向けた福祉のまちづくりプラン』について」でありますが、本計画は、すべての市民が、社会で孤立することのないよう、地域の支え合いの仕組みづくりなどのソフト施策と、バリアフリー整備などのハード施策の両面から、一体的に福祉のまちづくりを推進するため策定したものであり、特徴といたしましては、(2)の地域福祉施策の重層的展開として、世帯が抱える複雑化・複合化した問題について、多機関との協働により、「包括的な支援」、「地域づくり支援」、「参加支援」に係る事業を重層的に推進していくとともに、裏面になりますが、(3)の成年後見制度の利用促進を一体的に推進することなどであります。
 次に、「『うつのみや産業振興ビジョン』」について」でありますが、本計画は、本市の第一次産業から第三次産業までの産業全体の振興を図るため改定したものであり、特徴といたしましては、(2)のスタートアップや企業によるイノベーションの更なる促進を図るとともに、裏面になりますが、(5)の重点的に振興を図る産業として、今後、成長が見込まれる半導体や蓄電池産業を新たに位置づけたことなどであります。
 次に、「『第2次うつのみや中小企業振興プラン』について」でありますが、本計画は、本市や中小企業等が一体となって中小企業振興の施策を総合的に推進するため、策定したものであり、特徴といたしましては、(1)のサステナブル経営の強化や高度な先端技術への投資による生産性向上の促進に向け、企業のデジタル化や脱炭素化への支援に取り組むことなどであります。
 次に、「『第3次宇都宮市観光振興プラン』について」でありますが、本計画は、本市や観光事業者等が一体となって観光振興を推進するため策定したものであり、特徴といたしましては、(1)の本市特有の観光資源の更なる発掘と磨き上げや裏面になりますが、(4)の本市への誘客を加速させる広域連携の強化に取り組むことなどであります。
 次に、「第3次宇都宮市緑の基本計画について」でありますが、本計画は、緑が有する多様な機能を活かして様々な社会課題に対応しながら、緑地の保全や緑化の推進などを総合的に推進するため、策定したものであり、特徴といたしましては、(1)の地域特性に応じた重点プロジェクトを設定し、緑の取組による「まちの賑わい創出」や「人々の交流・市民活動の促進」につなげることなどであります。
 次に、「『宇都宮市住生活マスタープラン』について」でありますが、本計画は、住生活を取り巻く新たな課題等に適切に対応するため、「住生活基本計画」など3つの計画を一体として策定したものであり、特徴といたしましては、「NCC形成に資する更なる居住誘導の推進」をはじめ、「民間賃貸住宅の空き室を活用した住宅セーフティネットの構築」や「分譲マンションの管理適正化の推進」を図ることなどであります。
 次に、「『第2次宇都宮市上下水道基本計画改定計画』について」でありますが、本計画は、市民ニーズ等を踏まえ、引き続き、質の高い上下水道サービスを提供するため、改定したものであり、特徴といたしましては、(1)の「基本計画と経営戦略の統合」により、老朽化対策や災害対策などに適切に対応できるよう、一層、実効性の高い計画としたほか、裏面になりますが、(4)の「カーボンニュートラルの実現に向けた取組の推進」や(5)の「DXの推進」による経営の効率化やお客様満足度の向上に取り組むことなどであります。
 次に、「『第2次宇都宮市学校教育推進計画後期計画』について」でありますが、本計画は、「教育で選ばれるまち・宇都宮」の実現に向けて、学校教育の一層の充実を図るため策定したものであり、特徴といたしましては、(2)のデジタルを活用した教育活動の充実と校務の効率化に向け、新たに、「デジタル適応支援教室」の開設に取り組むことなどであります。
 次に、「『第3次宇都宮市地域教育推進計画 後期計画』について」でありますが、本計画は、地域を支える人づくりに取り組む「地域教育」をより一層推進するため策定したものであり、特徴といたしましては、アのデジタルの活用として、誰もが、ともに学べる環境づくりに向け、新たに、電子書籍サービスの実施に取り組むことなどであります。
 次に、「令和4年度総合計画主要事業」につきまして、1月末の進捗状況でありますが、2つ目の、「公共交通の利用促進」につきましては、エコ通勤に取り組む事業所への支援により、市役所を含め、「エコ通勤 優良事業所 認証」を53社が取得し、市町村別で全国1位の取得数となったところであり、3つ目の、「移住・定住の促進」につきましては、ウツノミヤテラスに相談窓口miya comeを設置するとともに、東京圏におけるプロモーションの強化などにより、前年比2.5倍の相談者数となったところであります。本年度の主要事業につきましては、概ね順調に進んでおり、今後とも、「スーパースマートシティ」の実現に向けて全庁一丸となって取り組んでまいります。
 次に、「本庁舎駐車場の混雑状況の発信について」でありますが、本事業は、本庁舎駐車場の混雑状況を、市ホームページ上で3月1日から配信するものであり、これにより、市役所に来庁される皆様は、来庁する時間の調整や空いている駐車場を選択できるなど本庁舎駐車場がより便利になりますので、是非、ご利用ください。
 次に、「『結婚・子育てするなら宇都宮応援パッケージ』の展開について」でありますが、本市におきましては、これまで、18歳までの医療費を独自に無償化する「こども医療費の助成」をはじめ、全国トップクラスの子育て支援を実施しております。令和5年度当初予算案におきましては、「結婚・子育てするなら宇都宮」と市民をはじめ、多くの方々から、思っていただけるよう、「出会い・結婚」から「教育」までの取組の充実・強化を図るとともに、裏面になりますが、ライフステージに応じた切れ目のない支援を分かりやすく伝えるため、「結婚・子育てするなら宇都宮 応援パッケージ」として、取りまとめたところであります。今後、これらの支援策を積極的に展開し、「安心して結婚・子育てできるまち宇都宮」を実現してまいります。
 次に、「カーボンニュートラルの実現に向けた産学官による推進組織の設立について」でありますが、本日、本市が目指す2050年カーボンニュートラルの実現に向け、民間事業者等の知見や技術などを活用しながら、脱炭素の取組を効果的かつ効率的に推進するため、「うつのみやゼロカーボン推進協議会」を設立し、第1回協議会を本日の午後4時15分より、「ライトキューブ宇都宮」において開催いたします。冒頭部分のみ、報道関係者の皆様に公開いたしますので、是非、ご来場ください。
 次に、「ごみステーションへの電池類の出し方について」でありますが、本年4月から、「危険ごみ」を2つに分別し、「電池類」と「その他 危険ごみ」に分けていただくようになり、また、これまで、家電量販店などで回収していた「ボタン電池」、「小型二次電池」、「モバイル バッテリー」を、新たに「電池類」としてごみステーションに出すことができるようになります。添付しているチラシを明日の新聞折込にて配布いたしますので、ごみ収集車や清掃工場における火災発生リスクを低減するため、不燃ごみや焼却ごみに電池類を混入しないよう、ご協力をお願いします。
 次に、「ネーミングライツなど市民協働の取組の結果報告について」でありますが、芳賀町区間を含めた各取組の結果といたしまして、まず、「副停留場名称」については、10者とネーミングライツ パートナーの契約を締結し、今後、「愛称」として、主停留場名称と併用して、駅名標などの駅サインや車内アナウンスのほか、パンフレットなどで使用してまいります。また、「壁面個性化ドネーション」につきましては、24件の寄附をいただき、「ベンチドネーション」については、81件の寄附をいただいたところであります。多くの市民や企業の皆様に参加いただき、開業に向けた盛り上がりを感じているところであり、引き続き、開業に向けて着実に取り組んでまいります。
 次に、「LRT試運転中の脱線に関する市の対応について」でありますが、皆様にご心配をおかけしておりましたが、この度、有識者会議におきまして、「LRT試運転中の脱線事故に関する原因の究明及び再発防止策等に係る考察について」中間報告が取りまとまり、脱線の原因などに対する考察とその対策案が示されたところであります。今後は、この中間報告を踏まえ、駅東口において、3月から、必要な対策工事を実施する予定であります。引き続き、皆様に安全に安心してご利用いただけるよう、本年8月の開業に向けまして取り組んでまいります。
 次に、「芳賀宇都宮LRT試運転について」でありますが、この度、「平石からグリーンスタジアム前停留場」までの区間につきまして、工事と検査が完了したことから、3月1日から、関係機関の協力を得ながら、試運転を開始してまいります。引き続き、 安全・安心を第一に関係者が一丸となり、取り組んでまいります。
 次に、「社会実験 『BASHAMICHI(バシャミチ)YARD(ヤード)』の調査結果について」でありますが、本取組は、中心市街地におけるウォーカブルなまちづくりに向け、東武馬車道通りにおきまして、居心地の良い空間づくりを行い、その効果や実現性を検証するために、昨年10月に実施したものであります。調査結果といたしましては、休憩スペースへの高いニーズが確認できたことや自動車交通量の減少により、人中心の歩きやすい空間となったところであります。一方で、「交通規制による周辺交通への影響」などの課題も見られましたことから、今後、実行委員会や周辺の関係者とともに、検討を進め、人中心のウォーカブルなまちづくりに取り組んでまいります。
 次に、「『公共交通 利用促進パンフレット』の全戸配付について」でありますが、市民の皆様に公共交通を安心・便利にご利用いただけるよう、公共共通の幅広い情報を掲載した「乗ろうよ!」と題したパンフレットを、3月1日から全ての世帯に配付いたします。 パンフレットは、LRT・バス・地域内交通などの公共交通ネットワークの概要や、交通系ICカード「totra」、本市独自の運賃負担軽減策など、市内共通の基本的な情報を網羅した【本編】と、エリアごとのバスの路線図など、きめ細かな情報を掲載した【別冊】の二部構成となっております。市民の皆様には、是非、このパンフレットをご覧いただき、公共交通をより身近に感じ、公共交通を積極的にご利用ください。
 次に、「企業等へのエコ通勤普及促進事業について」でありますが、本市におきましては、公共交通の利用促進を図るため、市内事業所等に対し、「エコ通勤優良事業所認証」の取得を呼びかけ、市役所を含め、全国で最多となる53社が取得したところであります。認証事業所と連携して、更なる公共交通の利用促進とエコ通勤に取り組む事業所の拡大を図るため、認証を取得した事業所の社名とマークなどを掲載した「エコ通勤ラッピングバス」を本年3月から半年間、運行いたします。2月28日には、関東自動車におけるラッピングバスの展示を栃木県総合運動公園にて、実施いたしますので、是非、お越しください。

 これをもちまして、本日の発表を終了いたします。

資料

質疑事項

庁議等案件

カーボンニュートラルの実現に向けた産学官による推進組織の設立について

記者 「うつのみやゼロカーボン推進協議会」について、市長の期待していることと、具体的にどのような取組を行うのかについて伺う。
市長 カーボンニュートラルに向けた取組を行政だけで進めていくことは大変難しいので、地域、事業者の方々、我々行政、学識経験者等、産学官まさしく一体となって進めていくとともに、具体的な行動も明確にしていただければと思う。こうした内容を市民の方々に知っていただき、事業のあり方、進め方、参画の仕方などが明確に浸透していけば、本当にいいことではないかと思っていますし、期待したいなと思っています。
記者 具体的にはどういうことか。
市長 企業の皆さんにどういうことをしていただけるか、企業において進め実践できることを、各企業間で知れ渡っていくといいと思いますし、家庭内においても同じようなことが言えると思います。少しずつ宇都宮全域に広がっていくことになれば幸いだと思っています。

「LRT試運転中の脱線に関する市の対応」について

記者 8月開業ができるのかについて伺う。
市長 8月は目標であり、8月に向けてしっかり整えていきたいと思います。今回の脱線で対策工事が必要だと、有識者の方々からご指摘をいただきましたので、その工事を実施・検査を行い、安全を再確認してまいります。試運転も、3月1日より、平石からグリーンスタジアム前停留場までの区間で開始し、その後は芳賀まで進め、予定通り習熟運転を進め安全安心をしっかり確保して、8月の開業に向けて整えてまいりたいと考えております。

記者 対策工事費が概算5,000万円と示されているが、財源について伺う。
LRT整備課長 今年度予算で対応いたします。本議会におきまして、予算繰越承認をいただきたいと考えております。

記者 車両の損害額が1億7,000万円になるが、保険適用はどのぐらいか伺う。
LRT整備課長 現在、保険会社と協議しております。また、電気を通電するパンタグラフ等が壊れており、通電後に電気部品がどこまで壊れているかが不明なので、お示しできるような状況になったらお示してまいります。

記者 4月から予定していた市民の乗車体験を取りやめるから、1月から習熟度運転を始めなくても、8月の開業が間に合うという理解でよろしいか伺う。
LRT整備課長 1月から予定していた習熟運転については、乗車体験の検討を行う中でのスケジュールでありました。現在、会社とも協議しお示ししたスケジュールで十分対応できると確認したところでございます。
記者 確認ですけども市民の乗車体験は実施しないことでよろしいか。
LRT整備課長 1月から予定していた習熟運転については、乗車体験の検討を行う中でのスケジュールでありました。現在、市民の乗車体験ではなく、全線の試運転に合わせて、各地域の停留場に車両を停車させ、乗り方教室等を行っていきたいと考えております。

記者 工事費の追加が5000万円かかるということで、費用が追加でかかっていくことに対して、市長はどのようにお考えか伺う。
市長 より安全安心な運行に関するものであるので、極力精査し費用は意識しながら安全運転に繋げてまいりたいと考えています。

記者 事故原因について、各分岐とカーブの制限速度が時速15キロであるが、緊急走行時にS字上の路線を走るという特殊な状況においては、時速15キロでは曲がりきれないことが分かり、スピードを落とす必要があるという対策が必要との理解でよろしいか伺う。
LRT整備課長 おっしゃるとおりでございます。

記者 事故が起きた直後の説明では、時速15キロでは問題ない想定で行ったとのことだったが、今回はその想定は間違っていたということになるか伺う。
LRT整備課長 速度設定については、国が定める基準などから、シーサスクロッシングや急曲線部の制限速度を時速15キロ以下としていたところであります。今回有識者からも指摘いただいたように、連続する区間については配慮が足らなかったと認識しております。ある一定での条件等は机上で確認をしてきましたが、今回、有識者のご意見をいただき、そのように進めていきたいと考えております。
記者 基準の中で設計したが、時速15キロで進み脱線事故の危険性があることまでは想定しきれなかったのか。
LRT整備課長 その通りでございます。

記者 対策工事の実施について、一般のレールと交換して脱線防止ガードレールをつけるといった思い切った対策は考えなかったかについて伺う。
LRT整備課長 今回の検討の中では、既存で敷せられているレールの高さを調整するという方法を検討してきたところでございます。
記者 8月開業のために時間と予算のかかる工事はやらないということか。
LRT整備課長 有識者からご意見をいただき、開業時期や金額よりも、安全を第一に考えて選択してまいりました。
記者 安全を第一に考えるのであれば、保険として万全の追加対策工事をやってもよいのではないか。
LRT整備課長 今回の工事の後に、再度、PQ測定試験を行い、安全性を確認してまいりたいと考えております。

庁議等案件以外

マスク着用について

記者 政府はマスクの着用について、3月13日から個人の判断に委ねるとした新たな指針を公表した。学校は4月1日からの適用となるが、卒業式について「児童生徒はマスクを着用せずに出席することを基本とする」としている。宇都宮市は、市役所など市が管理する庁舎内において、マスク着用について何らかのルールを定める予定はあるか伺う。また、職員、来庁舎への周知はどうするのか。卒業式の対応については、文部科学省からの通知どおりとする予定か。学校における4月以降の対応はどうするか。市長自身としては3月13日以降、日常生活でマスクをどうするかについて、併せて伺う。
市長 まず、市役所など市が管理する庁舎内において、マスク着用について何らかのルールを定める予定について、このたび、国は、「屋外では原則不要、屋内では原則着用」としている現在の取扱いを改め、令和5年3月13日以降は、行政が一律にルールとして求めるのではなく、「個人の主体的な選択を尊重し、屋外・屋内を問わず、着用を個人の判断に委ねることを基本とする」方針を決定されました。なお、「事業者が感染対策上又は事業上の理由などにより、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容される」とされたところであります。本市においては、国や県が示した対応方針に基づき、マスク着用を推奨する場面などについて、市ホームページなどにより、市民や事業所の皆様に周知を図ってまいります。また、本庁舎などにおいても、国や県が示す対応方針に基づき、マスク着用の考え方を周知するとともに、今後、見直される業種別ガイドラインを参照しながら対応してまいります。
 次に、職員、来庁者への周知については、施設の出入口に国が作成したチラシ等を掲示するなど、マスク着用の考え方について、来庁者や職員に対して広く周知を行ってまいります。職員については、職員向けの全庁掲示板を活用し、国・県から発出された「令和5年3月13日からのマスク着用について」を周知してまいります。なお、職員のマスク着用に関して、本庁舎やセンター等を訪れた市民の皆さまに対して行う「令和5年3月13日からのマスク着用について」の周知と併せて、お知らせしてまいります。
 次に、卒業式の対応については、令和5年2月10日に発出された国の通知に基づいて対応する。児童生徒及び教職員は、マスクを着用せずに出席することを基本とし、来賓や保護者等に対してはマスクの着用を求める。マスクの着脱を強いるものではなく、個人の判断に委ねるものとしたい。また、マスクの着脱が差別や偏見等につながることがないよう、各学校において留意するよう指示してまいります。
 次に、学校における4月以降の対応についてですが、令和5年4月1日以降の新学期におけるマスクの着用の考え方については、令和5年2月10日付け政府対策本部決定において、「学校教育活動の実施に当たっては、マスクの着用を求めないことを基本とする」等とされており、これらに係る留意事項等について、文部科学省より改めて通知する予定とされているため、今後、国からの通知に基づいて対応してまいります。
 最後に、私自身の対応についてですが、国や県が示した対応方針に基づき、「医療機関受診時や、重症化リスクの高い方が多く入院生活する高齢者医療施設等への訪問時」、「混雑した電車やバスに乗る時」など、マスク着用が推奨されている場面などは着用するなど、適切に対応してまいります。

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