令和6年度感染症発生状況

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ページID1004513  更新日 令和6年4月25日

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インフルエンザの患者数の増加について

宇都宮市では「感染症の予防及び感染症患者に対する医療に関する法律」に基づき、市内の医療機関のうち18か所をインフルエンザ定点として、インフルエンザの発生動向調査を実施しています。

令和5年(2023)年第43週(10月23日(月曜日)から10月29日(日曜日)まで)から、宇都宮市での医療機関当りの報告数が注意報レベル開始基準の「10.00」を超えており、第47週(11月20日(月曜日)から11月26日(日曜日)まで)において警報レベル開始基準の「30.00」を超えました。

令和6年第14週以降は注意報レベルを下回っていますが、昨年同時期と比較すると感染者が多い傾向が続いているため、引き続き、換気、手指の消毒、手洗い・うがいを徹底する等、予防対策を心がけてください。

感染症発生動向調査とは

目的

感染症発生動向調査は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、感染症の発生状況を把握・分析し、情報を公表することによって、感染症の発生及びまん延を防止することを目的としています。

感染症発生動向調査で把握する疾患

感染症発生動向調査では、医師・獣医師に全数届出を求める「全数把握対象疾患」と、指定届出機関(定点医療機関)で診断された患者の報告を求める「定点把握対象疾患」をそれぞれ定めています。

宇都宮市内の定点医療機関の数は、以下のとおりです。

  • インフルエンザ/ COVID-19定点 18か所
  • 小児科定点 11か所
  • 眼科定点 3か所
  • STD定点 4か所
  • 基幹定点 2か所

注意報、警報

定点医療機関からの患者報告数が一定のレベルを超える場合、迅速に注意喚起を行うことを目的に、注意報、警報を発信します。
 「注意報」開始基準値及び「警報」開始・終息基準値とは、その疾患の「定点医療機関あたり患者報告数」の数値であり、保健所毎に計算します。
 「注意報」は流行の発生前であれば、「今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと」、流行の発生後であれば、「流行が継続している」と疑われることを示します。
 「警報」は「大きな流行が発生または継続しつつあると疑われること」を示します。

定点把握対象疾患の発生状況

週報疾患(COVID-19、インフルエンザ、小児科、眼科)

令和6年第16週(令和6年4月15日から令和6年4月21日診療分)現在の状況は以下の通りです。

月報疾患(性感染症、薬剤耐性菌)

全数把握対象疾患の発生状況

宇都宮市感染症サーベイランス情報(資料)

宇都宮市の感染症発生状況を分析した結果を、毎月更新します。

社会福祉施設等における感染性胃腸炎集団発生

宇都宮市内の社会福祉施設等で発生した感染性胃腸炎の集団発生事例数(患者数5名以上の事例)を、月ごとに集計しています。

感染性胃腸炎は12月から1月にかけて流行のピークを迎えますが、年間を通して発生がみられます。手洗いや環境消毒など衛生行動を心がけ、施設における集団発生の予防に努めましょう。

栃木県及び国の情報

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このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 保健予防課 感染症予防グループ
電話番号:028-626-1115
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。