重症心身障がい児プール活動支援事業（プール外来）

重い運動障がいのあるお子さんを対象に、医師、理学療法士、看護師、保育士などが、子ども発達センター内の温水プールを使ってプール活動を支援します。

プール活動の目的

• 水中での全身運動により筋力の強化やバランス感覚を高めるなどのリハビリ効果が得られます。
• 継続した取り組みにより健康な体力づくりをすることができます。
• 水との楽しい経験を通して人との関係を豊かにします。

使用するプール

子ども発達センターの室内温水プールは、更衣室、シャワー室、水訓練室が一体となっており、車椅子でも出入り可能なバリアフリー構造になっています。水温は常に33度に設定されていることや、プール活動の後には、すぐ横にある温浴槽で体を温めることが出来るなど、体温調節の苦手なお子さんでも安心してご利用いただけます。
 

利用について

対象となるお子さん

市内にお住まいの18歳未満の重い運動障がいのあるお子さんが対象です。
例えば

• 人工呼吸器を装着しているなど、常時医療的ケアが必要なお子さん
• 身体に麻痺があり車椅子等で移動しているお子さん 　など

（注意）　一人で歩くことができるお子さんは対象にはなりません。

活動日時

毎月第1・第2水曜日午後1時15分から午後4時15分までの予約制（受付は午後3時まで）

実際のプール活動時間は30分程度です。

利用料金

無料です。

利用方法

プール活動をするにあたっては、事前に当センター医師の診察（診療検査事業）を受けていただきます。

• 診療検査事業

プール活動の様子

手動の人工呼吸器に切り替えます。

プールに入ってリラックス。

浮力を利用して立位姿勢をとることも出来ます。

プールの後は温浴槽で体を温めます。