広報広聴委員会

視察概要

視察日　　平成26年1月15日、16日
視察先　　青森県青森市
　　　　　　　　議会広報紙の編集と広報広聴委員会について
　　　　　　 福島県郡山市
　　　　　　　　議会広報紙の編集とリーフレット「議会のはなし」について
参加者　　渡辺道仁、今井政範、斉藤さちこ、久保井永三、荒木英知、増渕一基
　　　　　　 小平美智雄、木村由美子、小林紀夫、福田久美子、塚田典功
 

広報広聴委員長　渡辺道仁

本委員会は、議会基本条例の制定に伴い、さらなる広報の充実や市民意見の聴取に取り組むこととなったことから、本委員会の活動充実に資すよう、行政視察を実施した。

1　議会広報紙の編集と広報広聴委員会について（青森県青森市）

青森市議会では中核市議会議長会議会報コンクールにて、25年に審査員特別賞を受賞するとともに、22年から議会改革に取り組み、24年11月に広報広聴委員会を設置し、これまでに5回の議会報告会を開催している。
視察後の委員会では、議会広報紙については、青森市では賛否の公表で意見が分かれた案件と全会一致で決まった案件を分けて掲載しており、市民から見たら分かりやすいのではないかとの意見があった。
議会報告会については、開催するごとに参加人数が減り、決まった人のみの参加だと話を聞いたので、宇都宮市での実施については、もう少し状況を見ていくべきであり、今行っている広聴の取り組みを充実させていくべきであるとの意見や、実施するなら、女性団体や障がい者団体などと、委員会等が意見交換会を行うほうがよいのではないかとの意見など、今後の参考になるものであった。
またその他の取り組みとして、若年層向けにSNSツールを使って、議会の情報を発信していくことを検討してはどうかなどの意見があった。

2　議会広報紙の編集とリーフレット「議会のはなし」について（福島県郡山市）

郡山市議会では中核市議会議長会議会報コンクールにて、23年と24年に2度最優秀賞を受賞している。また、議会を市民に分かりやすく紹介する小冊子「議会のはなし」を作成し、一般用以外に子供用も発行して議場見学の際等に活用している。
視察後の委員会では、議会広報紙については、16ページと余裕を持ったものになっており、見やすいとの意見があった。また「議会のはなし」については、特に子供用について、現在宇都宮市では作成していないが、ぜひ作成し、小学生から大学生まで色々な世代に議会を分かりやすく説明し、関心を持ってもらえるようにすべきではないかなどの意見があり、今後の子ども向けの広報において参考となるものであった。