中東呼吸器症候群(MERS・マーズ)

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ページID1004506  更新日 令和6年3月8日

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 中東呼吸器症候群(MERS・マーズ)は、2012年に初めて確認された感染症で、主に中東地域を中心として流行が続いています。

 検疫所では、中東地域を訪問した方に対して、サーモグラフィー検査や健康監視などを実施して、監視体制を強化しています。

  • MERS(マーズ)発生国から帰国された方で、発熱やせきなどの呼吸器症状がある方は、入国時に検疫官に申し出てください。 
  • MERS(マーズ)発生国から帰国後14日以内に、発熱やせきなどの呼吸器症状がみられた場合、保健所保健予防課に電話相談してください。

MERS(マーズ)とは

1.症状

  • 発熱、せき・息切れなどの呼吸器症状、下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。
  • 潜伏期間は2日から14日程度とされています。
  • 高齢者の方や免疫不全、糖尿病などの基礎疾患のある方は重症化する場合もあります。

2.感染経路

  • 中東のヒトコブラクダがMERS(マーズ)ウイルスの感染源動物の一つとされています。
  • 家族間や医療機関における患者間、患者と医療従事者間など、狭い空間で一緒にいた人の間での感染も報告されていますが、人にどのようにしてMERS(マーズ)が感染するか、正確にはわかっていません。
  • 主にせきやくしゃみなどによる飛沫感染、または接触感染であると考えられています。

3.予防対策

  • 海外へ渡航する場合は、渡航前に厚生労働省検疫所FORTH(フォース)、外務省 海外安全ホームページ、在外日本国大使館ホームページなどで最新情報を確認して、準備をすすめてください。
  • MERS(マーズ)に対するワクチンはありません。発生地域では、手洗い・うがいの実施やマスクを着用するなどせきエチケットの実施など一般的な衛生対策を行いましょう。

このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 保健予防課 感染症予防グループ
電話番号:028-626-1115
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。