ヘルパンギーナ

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ページID1032577  更新日 令和6年4月3日

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ヘルパンギーナについて

ヘルパンギーナは、乳幼児を中心に夏季に流行する、いわゆる夏かぜの代表的疾患です。

特徴

発熱と、口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした、急性のウイルス性咽頭炎です。

2~4 日の潜伏期を経て、突然の発熱、咽頭痛の症状が現れ、口腔内に直径1~2mm(大きいものでは5mmほど)の水疱が出現します。水疱はやがて破れ、浅い潰瘍となり、痛みを伴います。

ほとんどは予後良好で、発熱は2~4日間程度で解熱しますが、口腔内の痛みのため食事や水分がとれず、脱水などをおこすことがあり、注意が必要です。

原因となる病原体

エンテロウイルス属ウイルス(コクサッキーウイルスなど)

感染経路

感染経路は主に接触感染と飛沫感染です。

治療法

通常は対症療法で、発熱や頭痛などに対しては解熱剤を用いることがあります。

口の中に発疹ができるため、刺激にならないよう、柔らかく薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけましょう。

予防のポイント

帰宅した後、食事の前、トイレの後などには手洗い、うがいをしましょう。
また、保育所や学校など集団生活ではタオルの共用は避けましょう。

このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 保健予防課 感染症予防グループ
電話番号:028-626-1115
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。