子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種

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ページID1029068  更新日 令和6年4月1日

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子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種を開始します

 子宮頸がん予防ワクチン接種につきまして、平成25年6月に発出された厚生労働省健康局長通知(勧告)に基づき、積極的な接種の勧奨を差し控えておりましたが、令和3年11月26日に国の審議会において、ワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ることが認められたことから、積極的勧奨を再開することとなりました。
 しかしながら、積極的勧奨を差し控えていた間に接種機会を逃した方がいるため、このような方々に公平な接種機会を確保する観点から、時限的に従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行うこと(キャッチアップ接種)になりました。
 つきましては、対象者及び保護者の皆様には、ワクチンの有効性・リスクについて御理解いただいた上で、希望する場合は医療機関において接種を受けてください。

対象者

平成9年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた女子

 

(注意) 既に3回接種している方は対象になりません。誤って4回目を接種した場合は自費になります。接種前に接種履歴をよく御確認ください。
(注意) キャッチアップ接種の実施期間中に定期接種の対象から新たに外れる学年の女子も、順次対象となります。
例)令和5年度の高校1年生相当の年齢の方が、令和5年度中に接種できなかった場合、令和6年度、キャッチアップ接種の対象となる。

実施期間
令和4年4月1日から令和7年3月31日
通知送付時期

対象となる方には令和6年5月中旬に個別通知を発送予定です。

通知が届く前でも接種は可能ですが、市内協力医療機関で接種を受ける場合は受診者証が必要となりますので、保健予防課にお問い合わせください。

接種場所
・ 市内の指定医療機関(子宮頸がん予防ワクチン接種可能医療機関一覧をご覧ください)
・ 市外での接種を希望する場合は、接種前に申請が必要となる場合があります。詳細は「市外での接種を希望する方へ」をご覧ください。
持ち物
(1) 予防接種受診者証
(注意) 医療機関備え付けの「予診票」に受診者番号を転記してください。
(2) 母子健康手帳
接種回数

3回(2回)
(注意) 定期接種(無料)で受けられるワクチンは3種類(サーバリックス、ガーダシル、シルガード9)あります。接種はいずれかのワクチンで、3回受けてください。

(注意)15歳未満までに1回目接種をシルガード9で受けた方は、6か月以上の間隔をあけ、2回目接種をシルガード9で受けた場合、2回で接種完了が可能です。

接種費用
無料(公費負担)
標準的接種間隔

・サーバリックス(2価)

初回接種から1か月後に2回目、初回接種から6か月後に3回目の接種を受ける。

・ガーダシル(4価)

初回接種から2か月後に2回目、初回接種から6か月後に3回目の接種を受ける。

・シルガード9(9価)1回目接種を15歳未満までに受ける場合

初回接種から6か月後に2回目の接種を受ける。

・シルガード9(9価)1回目接種を15歳になってから受ける場合

初回接種から2か月後に2回目、初回接種から6か月後に3回目の接種を受ける。

キャッチアップ接種に関するQ&A

Q1 定期接種の対象年齢である小学6年生から高校1年生の間に、無料で1回又は2回接種を受けました。キャッチアップ接種の対象になりますか。

A1 全3回の接種を終えず、途中で接種を中断した方につきましても、1回又は2回接種した後の接種間隔にかかわらず、キャッチアップ対象者となります。その際は、接種を初回からやり直すことなく、残りの回数の接種(2、3回目又は3回目)を行ってください。

Q2 サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)、シルガード9(9価)どのワクチンを接種すればよいですか。

A2 どのワクチンも子宮頸がんの予防に効果がありますので、医師と相談の上、接種するワクチンを決めてください。ただし、過去に1回又は2回接種を受けている場合は、原則として過去に接種歴のあるワクチンと同じの種類のワクチンで接種を受けてください。

Q3 過去に接種したワクチンの種類がわかりません。

A3 (1) 接種当時宇都宮市民であり、定期接種の対象者(小学6年生から高校1年生)であった場合
   宇都宮市に予防接種歴の開示申請を行うことができます。
   ・ 申請者:被接種者又はその保護者
   ・ 対象となる予防接種:宇都宮市内在住の際に受けた定期の予防接種
   (注意) 6年以上前の記録は残っていない場合があります。
   ・ 申請方法:保健所保健予防課窓口での申請
   (注意) 個人情報保護の観点から、電話で接種歴をお答えする事はできませんので、御了承ください。
   (注意) 市役所本庁舎や地区市民センター、出張所での申請はできません。

  (2) 接種当時宇都宮市民ではなく、定期接種の対象者(小学6年生から高校1年生)であった場合
   宇都宮市は接種歴を把握しておりませんが、接種当時の住民登録地に予防接種歴の開示申請を行える場合があります。接種当時の住民登録地の予防接種担当部署にお問い合わせください。ただし、6年以上前の記録は残っていない可能性があります。

  (3) 定期接種の対象年齢外に自費で接種を行い、手元に接種記録が残っていない場合
   任意接種として、自費で接種を受けた場合、宇都宮市は接種歴を把握しておりません。キャッチアップ接種を実施する医療機関の医師と被接種者とで十分に相談した上で、接種するワクチンの種類を選択してください。

Q4 新型コロナワクチンを接種した場合、どのくらい間隔をあけて接種を受ければよいですか。

A4 新型コロナワクチン接種の前後2週間は他のワクチン接種を受けることができません。新型コロナワクチンの接種予定日の2週間以上前に接種を受けるか、又は接種日から2週間以上後に接種を受けてください。

Q5 インフルエンザワクチンなどを接種した場合、どのくらい間隔をあけて接種を受ければよいですか。

A5 接種間隔に制限はありません。医師と相談の上、体調がよい時に接種を受けてください。

Q6 シルガード(9価)を接種したいです。無料で接種できますか。

A6 令和5年4月から、シルガード(9価)は定期接種化されましたので、キャッチアップ接種の対象年齢であれば無料で接種を受けることができます。

Q7 必ず接種を受けなければなりませんか。

A7 法律上の接種の努力義務がありますが、強制するものではありません。ワクチンの有効性・リスクなどについて理解し、接種を検討してください。

Q8 すでに自費で接種を受けている場合、費用の助成制度はありますか。

A8 自費で接種を受けた方に対する助成制度があります。詳しくは次のページを確認してください。

【問い合わせ先】
・宇都宮市保健所 保健予防課 予防接種グループ
 電話番号 028-626-1114
・ 厚生労働省では、子宮頸がん予防ワクチンの電話相談窓口を設置しています。子宮頸がん予防ワクチンに関わる疑問・質問がある場合は、こちらにご相談ください。
 電話番号 050-3818-2242
・ 栃木県においても、接種後に症状が生じた方に対する相談窓口を設置しております。
 総合相談窓口:保健福祉部感染症対策課
 電話番号 028-623-3089
 教育に関する相談窓口:教育委員会事務局学校安全課
 電話番号 028-623-3418

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このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 保健予防課 予防接種グループ
電話番号:028-626-1114 ファクス:028-626-1133
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。