生物多様性

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1005387  更新日 令和6年4月16日

印刷 大きな文字で印刷

「生物多様性」とは

 生物多様性とは、「生きものの個性と自然とのつながりの豊かさ」のことです。

 生物多様性には、具体的には次の3つのレベルの多様性があります。

種の多様性

 種の多様性とは、生きものの種類がたくさんあることです。
 地球上には、植物や昆虫、動物、人間などさまざまな種類の生きものがいます。

種の多様性をあらわしたイメージ

生態系の多様性

 生態系の多様性とは、生きものがすむ場所がたくさんあることです。
 地球上には、森や林、川、海などの自然があり、それぞれの場所でさまざまな生きものが暮らしています。

生態系の多様性をあらわしたイメージ

遺伝子の多様性

 遺伝子の多様性とは、いろいろな個性があることです。
 同じ種類であっても、形や色、模様が違います。例えば、人間の場合、国や地域ごとに肌や髪の毛の色が違います。

遺伝子の多様性をあらわしたイメージ

「生物多様性」の大切さ

 すべての生きものは、食べる・食べられる、助け合う、すみ分けるなど、いろいろな関係でつながりあっています。
 私たち人間も、他の生きものとの「つながり」の中で生きており、衣食住をはじめとして、生物多様性からたくさんの「恵み」を受けています。例えば、

  • ほとんどの食べ物を動物や植物から得ています。
  • 皮や繊維を使って衣服を作り、木材などから家を建てます。
  • 植物などによって作られた酸素を吸って生きています。
  • 微生物などによってきれいにされた水を利用しています。

 このように、私たち人間は、生物多様性の「恵み」がなければ生きていけません。
 生物多様性からの恵みを持続的に享受するためには、毎日の暮らしの中で生物多様性に配慮することが求められます。

生物多様性の恵みをあらわしたイメージ

「生物多様性」と関わる、守る

 私たちは、知らず知らずのうちに、「身近な自然とふれあう」、「地元でとれたものを買う」など生物多様性と関わったり、また、守ったりして生きています。
 生物多様性を守るために私たちができることは、身の回りにたくさんあります。

緑育てるマーク

生物多様性の大切さを知る

  • 屋外に出て、自然の心地よさを感じてみましょう。
  • 身近な生きものを観察してみましょう。
  • 木を植えて育ててみましょう。
  • 生きものを育ててみましょう。
  • 自然を守る活動に参加してみましょう。

グリーンマーク

生物多様性を守る

  • 地元でとれた農作物や木材などを選びましょう。
  • 環境にやさしい方法で生産されたものを選びましょう。
  • ごみのポイ捨てをしないなど、自然を汚さないようにしましょう。
  • 自然のものをむやみに採ったり、傷つけたりしないようにしましょう。
  • めずらしい生きものの情報は公開しないようにしましょう。
  • 生きものを驚かさないように、巣や棲みかに近づき過ぎないようにしましょう。
  • ペットは最後まで責任をもって飼いましょう。

「生物多様性」についてもっと知りたい方へ

下記のページ及び資料を参照ください。

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

環境部 環境保全課 自然共生グループ(市役所12階)
電話番号:028-632-2405 ファクス:028-632-5279
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。