多文化共生フォーラム

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ページID1007500  更新日 令和6年3月29日

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外国人留学生と「宇都宮で暮らすこと」についてワークショップを実施しました!

2月11日に、宇都宮市役所14階D会議室で「令和5年度多文化共生フォーラム~みんなではなそう多文化共生のまちうつのみや~」を実施しました。子どもから40代までの20名が参加しました。

パネリストの自己紹介

パネリストの自己紹介の様子

帝京大学の留学生4名をパネリストにお迎えしました。
 ◆マレーシア出身 ヌルアウジ シャキラー ビンティ ロンハズリさん
 ◆香港出身 呉 卓謙(ご たくけん)さん
 ◆ベトナム出身 ダオクイー マオさん
 ◆台湾出身 ヨウ センセキさん


出身国の写真を見せながら自己紹介をしていただきました。
出身国の気候や民族、有名な観光地、流行っていることなどについて分かりやすくお話ししていただきました。

ワークショップの様子

4つのグループに分かれてワークショップを行いました。KJ法を用いて、2つのテーマについて話し合いました。

■KJ法とは 

ブレインストーミング等で生まれた断片的な意見・アイデアを効率的かつ論理的に整理するための手法です。具体的には、付箋のようなカード1枚1枚にアイデアを記載し、グルーピング等することで、情報を整理します。


テーマ(1)「日本または宇都宮に来た時に困ったことは?」

留学生と外国人市民で、「実際に困ったこと」、日本人市民は、「外国人市民がきっと困っていること」について付箋に書き出し、意見交換をしました。意見をグループ化することで、どのような場面で外国人市民の方が困っているのか分かりやすくなりました。

ワークショップの様子

実際に出た意見
「生活」で困ったこと:ごみの出し方、電車の乗り換え、重い病気にかかった時
「言葉・コミュニケーション」で困ったこと:専門用語や漢字が難しい、日本語の曖昧な表現

 

テーマ(2)「みんなが暮らしやすくするにはどうしたらいい?」
 テーマ(1)の意見を踏まえて、解決策を考えました。

ワークショップの様子

 

発表
 各グループの解決策TOP3を発表しました。

ワークショップの様子

「言葉・コミュニケーション」での困りごとに対して、漢字にふりがなをふる、やさしい表現に言い換える、多言語化する、外国人市民向けの映像パネルで分かりやすく伝えるなどの解決策が挙がりました。

参加者からの声

・外国人市民の日本での生活が快適で楽しくなるように、私も協力したいと思える機会になりました。
・日本と違う文化の話を聞くことができて楽しかったです。
・留学生の皆さんが日本語や漢字が上手でとても驚きました。
・他の国で生活すると困ったことがあり、解決する方法を自分で調べるのは素晴らしいと思いました。

 

宇都宮市としても多文化共生を進めていくにあたり、とても貴重な意見を聞くことができました。
毎年度1回、このようなイベントを実施していますので、皆さんもぜひご参加下さい!

このページに関するお問い合わせ

市民まちづくり部 多文化共生推進課
電話番号:028-616-1567 ファクス:028-616-1568
住所:〒320-0026 宇都宮市馬場通り4丁目1-1(うつのみや表参道スクエア5階)
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。