消防署のしごと

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1003430  更新日 令和6年3月8日

印刷 大きな文字で印刷

消防署のしごと

しょうぼうしょのしごとをしょうかいします

消防署の人って、火事がないときは、どんなしごとをしているんだろう。そんな疑問をもっていませんか。消防のしごとは、火事の現場で消火活動をするだけではありません。みなさんに、消防のしごとを、すこしだけ紹介します。

通信指令室のしごと

みなさんからの119番通報を受け付けし、消防車や救急車を向かわせる指令を出したり、病院や地域の消防団などの関係機関へ連絡ができます。

もっとくわしくしりたい

  • 火事がおこると、地域を管轄する警察、電力会社、ガス会社へ連絡します。
  • 警察は、火事の現場への立入を制限したり、道路の交通整理をおこないます。火事がおさまったあとは、消防と合同で、火事の原因などをしらべます。
  • 火事の火や熱によって、電気がながれている電線が切れたり、ガスに引火したりするおそれがあり、たいへん危険です。電力会社やガス会社は、危険を少なくするため、一部の電気やガスをとめる作業をおこないます。
  • このように、消防だけではなく、いろいろな人たちの協力のもと、消火活動はおこなわれています。

火事(かじ)の場合(ばあい)の119番(ばん)通報(つうほう)のしくみ

通信指令室の大型モニター

通信指令室(つうしんしれいしつ)にある大型(おおがた)スクリーン

  • 通信指令室の正面には、大きなモニターがあります。
  • モニターの左側には、市内のすべての消防車両が、活動中なのか、待機中なのかなどが、ひと目で分かるように表示されています。
  • その他にも、「市役所・清原体育館の屋上に設置してあるカメラから送られてくる画像」、「火事のおきている場所や消火するのに必要な消防用水の場所の地図」、「救急車が向かう場所の地図」、「天気の状況」、「病院の診療科目や入院できるベットがあいているかどうか」など、いろいろな情報をうつしだすことができます。
  • 出動する場所はどこなのか。どの消防署から消防車や救急車を出動させればよいか。通報を受けた消防士は、いろいろな情報から判断して、すぐに対応しなければなりません。そのために、このモニターは、とても重要な役割をもっています。
  • 通信指令室の消防士は、こういった情報から正確に判断し、正しい指令が出せるように、日頃から、たくさんの訓練をしています。

119番通報の受信台

119番通報(つうほう)をうける消防士(しょうぼうし)たち

  • 119番通報の受信台で、通報を受ける消防士のようすです。 みなさんが119番通報をするとき、受話器の向こうには、いつも消防士が待機しています。

予防のしごと

消防用(しょうぼうよう)設備(せつび)の点検(てんけん)

火事がおこらないようにすることも、消防の大切なしごとです。たとえば、みなさんの学校やショッピングセンターなどで、消防用設備の点検をしたり、ガソリンなどの危険物をとりあつかう工場が、危険物を安全に保管しているかどうかなどを確認したり、日頃から、みなさんのまちをみまもっています。

もっとくわしくしりたい

  • 消防用設備とは、自動火災警報器などの警報設備、消火せんや消火器などの消火設備、避難を誘導するための誘導灯や救助袋などの避難設備といった、火事にそなえる設備です。
  • みなさんの学校には、火事がおきたことを、ベルで知らせる警報器のほか、火をはやくけすための赤い箱の形をした消火栓や消火器があります。
  • また、みなさんが安全に避難できるように、階段のところには、緑の誘導灯、さらには、救助袋があります。みなさんの命と学校を、火事からまもるためにそなえているたいせつな設備ですので、どこにあるか、みつけてみましょう。

火事を予防する

火(ひ)のけしかたを指導(しどう)する消防士(しょうぼうし)

  • マッチ、ライター、コンロ、ストーブなどの火をあつかう道具は、つかいかたをまちがうと、火事をおこしてしまう原因となります。そこで、さまざまな講習会や防災フェアなどをとおし、正しいあつかいかたを教えたり、火の消し方や消火器のつかいかたを指導しています。

幼年消防(ようねんしょうぼう)防火(ぼうか)のつどいのようす

  • これは、幼年消防防火のつどいのようすです。
  • 幼年消防クラブの幼稚園や保育園の子どもたちに、防火の大切さを楽しく学んでもらえるように、毎年開催している催しです。
  • ここでしか会うことができないヒーロー、「消防戦隊ヒケシレンジャー」が活躍して、うつのみやの町を守ります。
  • みなさんに、防火の大切さを理解してもらい、火事を予防するため、いろいろな取組をしています。

防火・防災訓練を指導する

地域(ちいき)でおこなわれている防災訓練(ぼうさいくんれん)のようす

  • 地域の人たちが,自主的に防火・防災のための管理や訓練ができるように、地域でおこなわれる避難訓練や防火・防災訓練を指導します。

安全を確認する

消防用(しょうぼうよう)設備(せつび)の点検(てんけん)

  • デパートやショッピングセンターなど、人がたくさんあつまる建物の消防用設備が適切に管理されているかどうかの検査を、定期的におこないます。
  • 法律などのきまりごとに違反している場合は、改善するように指導します。

警防のしごと

警防は、火事などの災害、救急・救助事故が発生したときに、すぐに現場へかけつけ、みなさんの生命、身体、財産をまもり、被害を少なくするしごとです。

救助活動

火事(かじ)を想定(そうてい)した救助訓練(きゅうじょくんれん)

  • 火事の現場では、人命救助が最優先です。もし、にげおくれた人がいるときは、救助隊による救助活動がおこなわれます。ビルの屋上などに、にげおくれた人がいる場合は、はしご車を使って救助活動をおこないます。
  • 救助隊は、火事の現場での救助活動のほか、交通事故でケガをした人や、川などでおぼれた人などの救助活動もおこないます。

消火活動

放水訓練(ほうすいくんれん)のようす

  • 火事のときは、救助活動とともに、消防隊による消火活動がおこなわれます。すばやくホースをつないで、建物にむかって放水します。ビルなどのたかい建物が火事になった場合は、はしご車などを利用して、放水します。

救急活動

救急隊(きゅうきゅうたい)の訓練(くんれん)のようす

  • 救急隊は急病人が発生した場合や、交通事故などでケガをした人などに応急処置をしながら病院へ搬送する、救急活動をおこないます。また、火事の現場では、やけどなどのケガをした人も病院へ搬送します。
  • 救急隊のなかには、高度な応急処置をおこなうことができる、「救急救命士」という資格をもつ隊員もいます。

さまざまな訓練

泡(あわ)をつかった消火訓練(しょうかくんれん)のようす

救急隊(きゅうきゅうたい)の訓練(くんれん)のようす

救助隊(きゅうじょたい)の訓練(くんれん)のようす

  • 消火活動をおこなう消防隊、救急活動をおこなう救急隊、救助活動をおこなう救助隊は、日頃からそれぞれの活動にあわせた、きびしい訓練をおこなっています。

火事(かじ)を想定(そうてい)した総合訓練(そうごうくんれん)のようす

  • また、火事や事故などの災害現場では,消防隊・救急隊・救助隊が協力しあって活動することが必要です。そのため、実際の現場を想定した訓練をおこない、災害にそなえています。

このページに関するお問い合わせ

消防局総務課 企画グループ
電話番号:028-625-5502 ファクス:028-625-5509
住所:〒320-0014 宇都宮市大曽2丁目2-21
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。