ごみの安定かつ適正な処理に向けた取り組み 新最終処分場(仮称)第2エコパークの整備(平成26年5月)
将来にわたりごみを安定的に処理し、市民の皆さんの快適な生活を確保するためには、ごみを焼却する「清掃センター」や焼却した後の焼却灰などを埋め立てる「最終処分場」などを整備していく必要があります。
このようなことから、本市では将来のごみ処理施設の整備方針を定める「一般廃棄物処理施設基本構想」(平成25年3月策定)において、新たな最終処分場を整備することとしました。
現在、専門家の意見を聴きながら、自然環境や地形・地質などに関する調査を行い、建設候補地の選定を進めています。
これらの取り組みについて、市民の皆さんにあらましをお知らせします。
ごみ処理の現状
宇都宮市で1年間に出るごみ・資源物は、約19万2千トン(注意1)あります。
それらを清掃センターで処理・資源化した後に出てくる焼却灰など、約2万1千トン(注意2)を現在、エコパーク板戸(板戸町)に埋め立て処分しています。
新最終処分場(仮称)第2エコパークの整備
1 施設整備の必要性
平成16年度から埋め立てを開始したエコパーク板戸は、市民の皆さんのごみの減量・資源化への取り組みや地域の皆さんのご理解・ご協力により、計画的な埋め立て処分を行っており、当初の計画どおり、平成30年度で満杯になる予定です。
それ以降も、市民の皆さんの快適な生活を確保するためには、エコパーク板戸に代わる新最終処分場(仮称)第2エコパークを整備する必要があります。
2 施設の概要
- 施設の種類
一般廃棄物最終処分場 - 埋め立てる物
家庭から出たごみを処理した後の焼却灰、陶磁器くずなどの不燃残さ - 面積
5.5ヘクタール以上 - 埋め立て容量
約29万立方メートル - 埋め立て期間
15年間
(注意)産業廃棄物などは埋め立てしません。
3 施設の安全性
次のことを基本として、さまざまな安全対策を講じるなど、安全に万全を期した施設を整備します。
- 埋め立て地に屋根をかけ、焼却灰などの埋め立て物が飛散しないようにするなど、周辺環境に配慮します。
- 埋め立て地の底に、しゃ水シートを2重に設けるなど、埋め立て地の水が周辺に漏れ出さないようにします。
- 埋め立て地から出る水は施設内で処理した後、下水道に放流します。
- 定期的に地下水の水質調査などを実施し、結果を公開します。
このページに関するお問い合わせ
環境部 廃棄物施設課
電話番号:028-632-2666
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。