新最終処分場の整備と建設候補地の適地調査

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ページID1005106  更新日 令和6年3月8日

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 本市では、家庭から出たごみを焼却した後の焼却灰などをエコパーク板戸最終処分場に埋立していますが、その埋立期間は平成30年度で終了する予定です。
 今後もごみを安定的に処理していくためには、エコパーク板戸に代わる新最終処分場を計画的に整備する必要がありますので、平成24年度から建設候補地の適地調査を行っています。
 ここでは、その適地調査の内容をお知らせします。

(注1)適地調査については、平成25年3月に策定した「一般廃棄物処理施設基本構想」において、建設候補地の選定を行う上で必要な施設の概要と調査の方法等を明らかにしたところです。
(注2)「一般廃棄物処理施設基本構想」については、ページ下部の関連リンクからご参照ください。

適地調査の内容

1.施設の概要

  • 施設の種類
    管理型一般廃棄物最終処分場
  • 供用期間
    15年間
  • 埋立対象物
    焼却灰、ばいじん、不燃残渣、脱水汚泥
    (現在稼動しているエコパーク板戸と同様のものを埋立します。放射性物質の濃度が1キログラム当たり8,000ベクレルを超える指定廃棄物は埋立しません。)
  • 埋立容積
    約290,000立方メートル
  • 用地面積
    5.5ヘクタール以上
    (埋立地、浸出水処理施設、構内道路、調整池、緑地等を含みます。)
  • 施設の構造
    埋立地内に遮水シートなどを設け、埋立地の水が周辺に漏れ出さないようにします。
    埋立地から出る水は施設内で処理した後、河川への放流はせず、下水道に放流することを前提とします。
    また、埋立地に屋根をかけること(被覆型)を基本とし、騒音の低減化や粉塵の飛散防止を図ります。

2.調査対象地域

 広域ごみ処理を行っている宇都宮市と上三川町

3.検討体制

  • 庁内検討組織
  • 専門委員
    (廃棄物処理、土木・地盤、地形・地質、水環境、環境影響評価、自然環境の専門家から専門的かつ客観的意見を聴取)

4.適地調査の方法

 次の方法により候補地を選定していきます。なお、各段階において、専門委員から意見を聴取します。

  1. 1次候補地
    (1)都市計画、環境等の法律・条例や自然環境、防災、必要面積等の基準を設定
    (2)既存資料による図上調査を行い、最終処分場の基本的要件を満たす場所を選定
  2. 2次候補地
    (1)1次候補地を対象として、水道水源・学校等からの距離、地形・地質等の基準を設定
    (2)1次候補地の現況確認及び既存資料による図上調査を行い、最終処分場に適している候補地を選定
  3. 2次候補地の総合評価
    (1)自然環境、生活環境、社会的条件等から評価項目等を設定
    (2)2次候補地を総合的に評価し、点数化した上で順位付け
    (3)総合点数を基に、最終的な建設候補地を1箇所選定

このページに関するお問い合わせ

環境部 廃棄物施設課
電話番号:028-632-2666
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。