美術家(びじゅつか) 伊藤 遠平(いとう えんぺい)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
エスペール賞(しょう)に背中(せなか)を押(お)され 決意(けつい)新(あら)たに芸術活動(げいじゅつかつどう)
芸術(げいじゅつ)の創造活動(そうぞうかつどう)が特(とく)に顕著(けんちょ)で、今後(こんご)の活動(かつどう)が期待(きたい)できる芸術家(げいじゅつか)に対(たい)して贈(おく)られる宇都宮(うつのみや)エスペール賞(しょう)。受賞(じゅしょう)した伊藤(いとう)さんは、「制作中(せいさくちゅう)は迷(まよ)うこともあるが、今回(こんかい)の受賞(じゅしょう)で、自分(じぶん)の思(おも)うままに進(すす)んでいいんだと背中(せなか)を押(お)してもらえた」と話(はな)します。
現在(げんざい)、宇都宮(うつのみや)メディア・アーツ専門学校(せんもんがっこう)の非常勤講師(ひじょうきんこうし)をしている伊藤(いとう)さん。油絵(あぶらえ)と土(つち)の作品(さくひん)を制作(せいさく)し、若手芸術家(わかてげいじゅつか)の登竜門(とうりゅうもん)である「VOCA(ヴォーカ)展(てん)」で高(たか)い評価(ひょうか)を受(う)けたことや、今(いま)まで数々(かずかず)の賞(しょう)を受賞(じゅしょう)し、才能(さいのう)が多彩(たさい)であることが今回(こんかい)の受賞(じゅしょう)に結(むす)びつきました。
壮大(そうだい)な森(もり)の生態系(せいたいけい)を表現(ひょうげん)する作品(さくひん)の背景(はいけい)には、伊藤(いとう)さんが生(う)まれ、現在(げんざい)も活動(かつどう)の拠点(きょてん)にしている茨城県(いばらきけん)笠間市(かさまし)での生活(せいかつ)が強(つよ)く影響(えいきょう)しているそうです。自然(しぜん)豊(ゆた)かな環境(かんきょう)の中(なか)で「自然(しぜん)のエネルギーをどう表現(ひょうげん)するか」と、想像力(そうぞうりょく)を膨(ふく)らませ、現在(げんざい)の作風(さくふう)にたどり着(つ)きました。
「表現力(ひょうげんりょく)をより高(たか)め、宇都宮(うつのみや)の文化芸術(ぶんかげいじゅつ)の発展(はってん)に貢献(こうけん)したい」と力強(ちからづよ)く話(はな)す伊藤(いとう)さん。「これからのことを考(かんが)えるとワクワクする」と、話(はな)してくれたその姿(すがた)に、期待(きたい)が高(たか)まります。
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