旭中学校　高橋　奈々さん

宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

泳ぐことが楽しい　努力を重ね日本一

　「練習すればするほど結果が付いてくるので、泳ぐことが楽しい」と笑顔で話す高橋さん。8月に行われた、第57回全国中学校水泳競技大会の競泳女子200メートル平泳ぎで、積極的な泳ぎを披露し、見事、優勝を勝ち取りました。

　高橋さんが水泳を始めたのは3歳のころ。兄弟がスイミングを始めたことをきっかけにスイミングスクールに通い始めました。「初めのころは、厳しい練習に耐えられず、何度もやめたいと思った」と振り返ります。しかし、練習を重ね、中学1年生の時、ジュニアオリンピックに女子リレーのメンバーとして出場すると、見事優勝を成し遂げ、「大きな大会で結果を残せた経験や周りからの反響で自信がついた」と、前向きに練習に取り組めるようになったそうです。

　「すごい選手はたくさんいる。その中でも競えるようもっとがんばりたい」と、意気込む高橋さん。毎日の厳しい練習に加え、他の選手や自分の泳ぐ姿を分析し、「より良いフォームへ」と研究を欠かしません。「自分も、他の選手にとって憧れられる存在になれれば」とほほ笑む高橋さんの今後の活躍に注目です。