ナンシー・マースデンさん

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ページID1014419  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

着物で広がるコミュニケーション 日本文化を深く理解し掴んだ世界一

着物姿のナンシー・マースデンさん

 4月に開催された、着物の着装技術や美しさを競う、2017全日本きもの装いコンテスト世界大会の外国人の部で優勝したナンシーさん。「友人や仕事仲間、海外に住む母も駆け付けてくれ、応援してくれた。そのような中、優勝できてうれしい」と話します。

 カナダ出身のナンシーさんは、現在、宇都宮市内に住み、翻訳と通訳の仕事の傍ら着物教室に通っています。「目標があるとがんばれるタイプ。どのような着方が正しいのか、どうしたら早くきれいに着装できるか考え、優勝を目指し何度も練習した」と、大会の際は初めて自分で購入した、難易度の高い振り袖で臨みました。

 「初めて拳玉や紙風船で遊んだ時、日本の文化に引き込まれた」と、カナダ在住の小学生時代に日本に興味を持ったナンシーさん。それ以来、日本語を勉強し、7年前に来日しました。

 「着物を着ていると、話しかけてくれる人が多い。国籍関係なくコミュニケーションがとれ、人の輪が広がる」と笑顔のナンシーさん。

 「今後は、人に着物を着つけられるようにしたい。また、宇都宮の文化にも興味があるので、ぜひ学びたい」と、次なる目標を掲げ、挑戦は続きます。

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