定例記者会見令和5年6月

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ページID1032591  更新日 令和6年3月8日

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(注意)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。

日時・会場

令和5年6月28日(水曜日)午後1時30分から
宇都宮市役所・3階特別会議室

発表事項

庁議等案件

 まず、「『中小企業向け 温室効果ガス 排出削減目標認定支援事業 補助金』の募集について」でありますが、本事業は、国際的な認定であります、中小企業向けの温室効果ガス 排出削減目標認定、いわゆるSBT認定の取得を支援する補助制度を中核市で初めて創設するものであります。この取組を通して、認定を取得した中小企業等が、脱炭素経営のトップランナーとして「脱炭素社会」を牽引することにより、事業者による脱炭素の取組を市全体に波及させてまいります。また、この認定の取得により、中小企業が、自社のCO2排出量を見える化しながら削減につなげる脱炭素経営に取り組むことで、ランニングコストの削減や企業価値の向上、投資家などへのアピールが可能となります。7月から募集開始しますので、是非、この機会に意欲ある企業からの応募をお待ちしております。
 次に、「『ナイトタイムエコノミー補助金』の募集について」でありますが、本事業は、LRTの開業や MICEの開催などにより、本市への来訪者の増加が見込まれる中、中心市街地の夜間消費の拡大による経済の活性化を図るため、民間事業者等が取り組む「ナイトタイム」を楽しめる本市ならではの新たなコンテンツの充実を支援する補助制度を創設するものであります。支援の対象は、令和5年9月から11月に中心市街地で夜間に実施する市内外からの集客が見込まれる取組であり、100万円を上限として、対象経費の2分の1を補助してまいります。7月から募集を開始いたしますので、是非、ご活用ください。
 次に、「『うつのみやSDGsアワード2023』の募集について」 でありますが、本事業は、本市のSDGsの実践促進を図る官民連携組織であります、「宇都宮市 SDGs人づくりプラットフォーム」におきまして、市内の事業者や団体によるSDGs達成に向けた積極的な取組を表彰し、その取組を広く発信するものであります。ご応募いただきました取組は、事例集として公表するほか、受賞された取組につきましては、紹介動画を作成し、各種媒体において積極的に発信してまいりますので、是非ご応募ください。今後とも、本事業をはじめ、様々な取組をプラットフォームと連携しながら展開することで、SDGsに対する理解や実践を促進し、「SDGs未来都市」の実現に取り組んでまいります。
 次に、「『宇都宮市 大谷観光 周遊拠点施設』の愛称決定について」 でありますが、大谷地域において、令和5年11月に供用開始予定の「周遊拠点施設」が、市民の皆様や利用者の皆様に末永く親しまれ、愛される施設となるよう、愛称の投票を行った結果、宇都宮市内にお住まいの 小久保和子様よりご考案いただき、最多票を獲得した「大谷コネクト」に決定いたしました。今後は、この愛称を用いたパンフレットなどにより、
大谷地域の玄関口となる「大谷コネクト」を幅広く周知しながら、大谷と多くの方々をつなぎ、地域の活性化に取り組んでまいります。
 次に、「『FIBA 3x3ワールドツアーうつのみやオープナー 2023』の開催結果等について」でありますが、本年4月にFIBAが主催する、「3x3ワールドツアー」の開幕戦「うつのみやオープナー」を、市内外の企業の方々より多大なる御協賛を頂き、宇都宮二荒山神社参道やバンバ市民広場にて開催しました。今大会では新たに、「ライトキューブ宇都宮」などで関連イベントを行った結果、3日間で昨年度を大きく上回る 70、000人が来場し、経済効果は過去最高の5億8、640万円となるなど、街なかに大きな賑わいを創出しました。今後は、FIBAからの要請により、8月に本市代表の小学生チームをスイスに派遣し、地元チームとの交流試合などの、国際交流を通じて子どもたちの人間力向上を図るなど、更なる「3x3のまち宇都宮」の推進に取り組んでまいります。
 次に、「芳賀・宇都宮LRT開業記念事業スペシャルマンスリー及び 事前イベント等について」でありますが、LRT開業記念事業については、開業を市民・町民全体で祝福するための実行委員会を設立し、地域の皆様や民間事業者・団体等の皆様と連携しながら、開業日 当日の「開業式」や「発車式」、「パレード」をはじめ、開業日前後のイベント等も続々と拡大しているところであります。今後も新たな取組を情報発信するとともに、ご賛同いただける取組を随時募集しておりますので、LRT開業を機にまちを盛り上げていけるよう、皆様、是非一緒に取り組んでまいりましょう。
 これをもちまして、本日の発表を終了いたします。

資料

質疑事項

庁議等案件

「中小企業向け温室効果ガス排出削減目標(SBT)認定支援事業補助金」の募集について

記者 中核市で初めての取り組みとのことだが、いつ頃調査をした情報か伺う。また、今回この支援事業で、中小企業にフォーカスを当てて支援をすることとなった背景や理由について併せて伺う。
市長 宇都宮市内において、中小企業の占める割合が高いためですが、市にとってはトップランナーとしての中小企業が挑戦をしていただくことで、波及していくのではないかと考えています。
環境創造課長 SBT認定制度が始まってから、こういった助成制度を中核市で設けている例はないと、我々の調査では把握しているところであり、5月頃に調査をしております。

「ナイトタイムエコノミー補助金」の募集について

記者 補助対象エリアは決まっているか、また、募集要項の公開日程が決まっていれば伺う。また、中心市街地における夜間の人出についての現状と課題をどのように捉えているかも併せて伺う。
市長 中心市街地の活性化に取り組んできた中で、通行量も増え、シャッターの閉まっている1階店舗もほぼゼロになり、効果が出てきたと思っています。喜ばしい反面、飲食店が増えたことで夜間明け方まで大変騒がしい時もあり、警察にご苦労をおかけしていることもあるので、警察の皆様方にも様々なご指導をいただき、安全に楽しく過ごせる街中の形成を進めてまいりたいと考えています。
観光交流課長 補助対象エリアは明確に線を引いておりませんが、駅西口については、JR宇都宮駅前や東武駅前周辺のホテルが多くある場所をイメージしています。東口については、ライトキューブ周辺やその東側辺りをイメージおります。市外から遊びに来ていただいた後に、滞在時間を延ばしていただきたいと思っています。要綱の発表時期は、7月3日(月曜日)を予定しており、市ホームページ等で周知いたします。
記者 「ナイトタイム」にテーマを絞った背景と、審査項目の「本市ならでは」という部分はどのように判断するか、また、総事業費または事業者数の上限はあるか伺う。その他、行政でも夜間イベントなどを検討するかについて、併せて伺う。
市長 日光や那須などに観光で行く方を含め、宇都宮に滞在し楽しんでもらうために、夜に力を入れる考えになりました。また、今後は市としても様々な施策を展開していきたいと思いますし、模索していきたいと考えています。
観光交流課長 市では、餃子・ジャズ・カクテルを中心に、観光振興に努めてまいりました。また、中心市街地にはジャズやカクテルのお店が多数ありますので、そういったところを審査基準にも盛り込んでいきたいと思っております。予算が200万円なのですが、応募状況と市民のニーズも見ながら、柔軟に対応していければとは思っております。

「宇都宮市大谷観光周遊拠点施設」の愛称決定について

記者 愛称決定に対する感想や印象について伺う。
市長 皆さんに選んでいただいたのでよかったと思っています。ぜひ多くの方に愛称で呼んでいただけるように、そして施設の中身についても充実させて、宇都宮市が力を入れている本気度が多くの方に伝わるような施設にしていきたいと思っています。

「FIBA3x3ワールドツアーうつのみやオープナー2023」の開催結果等について

記者 来場者数が70,000人とあるが、コロナ禍前と比べてどうか、また、経済効果等が過去最高の5億8640万円とあるが、これまでの大会から振り返るとどうか伺う。
市長 昨年に引き続き、大会を開催できたことや、多くの方、特にリピーターを中心に固定のファンがだんだんと拡大されてきているなと感じています。継続性を持って進めてまいりましたので、着実にファンが増えてきたということ、継続した取り組みを進めてきたことで良かったと思っています。FIBAからは、試合のみならず、宇都宮の特色を活かしながら試合後も楽しむことができると評価をいただいていますことから、このようなことが経済的な波及に繋がったと考えています。
都市魅力創造課長 経済効果等でございますが、2016年に市内で初めてマスターズを開催した際は約3億円でしたが、コロナ架による2度の中止があったにも関わらず、今回は5億8640万円と過去最高でございました。
記者 今後も市では、大会の開催を拡大させていきたいということでよろしいか伺う。
市長 FIBAにお願いをしながら進めていければと思います。

芳賀・宇都宮LRT開業記念事業 スペシャルマンスリー及び事前イベント等について

記者 ライトラインレールウォークの参加倍率が18倍を超えているが、この数字をどう見ているか伺う。また、参加者の市内在住、通勤通学という条件が設定されているが、いつチェックするか併せて伺う。
協働広報室長 参加倍率については、予想よりも多く反響があったと考えております。参加条件のチェック方法については、確認の上、個別に回答させていただきます。
記者 子ども対象の先行乗車については7月上旬公表予定だったが、開業前に子ども向けに事前に乗ってもらうイベントを企画しているということか。また、開業日前に限定で乗車できるようなイベントは企画していないか併せて伺う。
協働広報室長 子どもを対象とした乗車につきましては、開業日当日の発車式の終わった後に子どもや親子専用列車を数車両の走行を考えているところです。詳細が決まったら公表します。また、開業日前の運行につきましては、許認可の関係等もあり、お答えできない状況です。

庁議等案件以外

G7男女共同参画女性活躍担当相会合について

記者 日光市で開かれたG7男女共同参画女性活躍担当相会合について伺う。会議最終日に、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントに関する共同声明も出されたが会合の成果をどう受け止め、今後の市政に反映していくか伺う。
市長 共同声明については、男女間の賃金差など経済面でのジェンダー格差解消を喫緊の課題とするとともに、性別による役割分担意識の変革の必要性などを訴える共同声明が採択をされました。今回の共同声明を受けまして少子化人口減、この時代におきましても、本市が人づくりを原動力に発展を続けられるまちスーパースマートシティを実現するためには、女性があらゆる分野で能力を発揮して活躍できる環境づくりに取り組むことの重要性を改めて強く認識したところでございます。今後は、G7大臣会合による機運を絶やさぬよう、10月1日に「男女共同参画推進フォーラム」を開催し、市民や企業経営者、地域団体の皆様と、性別による役割分担意識の解消や、女性活躍の重要性について共有し、それぞれの活動の場における実践に繋げてまいります。また、企業における女性活躍や、男性の家事育児への参画を促進するための取り組みに加え、デジタルスキルの習得から就労までを一貫して支援する女性デジタル人材の育成に取り組むなど、様々な分野で男女共同参画や女性活躍の視点に立った施策を展開し、女性がいきいきと活躍できる男女共同参画社会の実現に向け積極的に取り組んでまいります。

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総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
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