定例記者会見令和5年12月

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ページID1033679  更新日 令和6年3月8日

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(注意)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。

日時・会場

令和5年12月25日(月曜日)午後1時30分から
宇都宮市役所・3階特別会議室

発表事項

庁議等案件

 それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。

 まず、「令和5年度宇都宮市健康づくり事業者表彰」についてでありますが、本制度は、健康づくりの意識醸成を図ることを目的に、従業員の健康づくりに積極的に取り組んでいる市内事業者を表彰するものであり、 今年度は、26社を選定いたしました。表彰事業者におきましては、禁煙成功者と非喫煙者への手当の支給などの特徴的な取組を推進しており、本市といたしましても、各種広報媒体による取組の周知に加え、今年度新たに宇都宮メディアアーツ専門学校1年永山美織さんに制作していただいたオリジナルロゴマークを活用したPRに取り組んでまいります。
 次に、「宇都宮市自治会シンポジウム」の開催についてでありますが、本事業は、宇都宮らしい未来の自治会のあり方について、若者や女性、働く世代、企業など、それぞれの立場の方と一緒に考え、自治会参加への機運醸成を図ることを目的に、来年2月3日にライトキューブ宇都宮でシンポジウムを開催するものであります。主な内容といたしましては、「みんなで参加!うつのみやスタイル!」をテーマに、「誰もが参加しやすい自治会づくり」に向けた参加者同士でのディスカッションを行うほか、外国人との地域連携や大学生による地域づくりなどの事例紹介ブースを出展し、交流機会を創出してまいります。来場される皆様が、「自治会」について主体的に考え、実践につなげるための内容となっておりますので、是非、ご参加ください。
 次に、「第30回記念2023ジャパンカップサイクルロードレース」開催結果の概要についてでありますが、第30回の記念大会として、10月に開催いたしました今大会は、世界トップクラスのカテゴリーである「ワールドチーム」が過去最多となる7チーム参戦し、ハイレベルで白熱したレースが展開され、レース映像は、デジタルを効果的に活用し、当日のレースの盛り上がりを全世界に発信いたしました。今大会を通して、3日間で13万人を超える方々にお越しいただき、経済波及効果が過去最高の31億2、200万円にのぼるなど、本市に大きな賑わいを創出しました。今回の記念大会の盛り上がりを活かしながら、引き続き、「自転車のまち」として、世界中から注目を集めるハイレベルなレースを展開するとともに、幅広い世代が自転車の安全利用を理解し、多彩なイベントで楽しめるよう、大会の更なる充実に向けて取り組んでまいります。
 次に、「第29回全日本自転車競技選手権大会シクロクロス」の開催概要についてでありますが、シクロクロスの日本一が決まる「第29回全日本自転車競技選手権大会シクロクロス」を、来年 1月13日、14日に、「道の駅うつのみやろまんちっく村」で開催いたします。7年ぶりの本市開催となる今大会は、国内最高峰の選手たちが日本ナンバーワンをかけて展開するハイレベルなレースを間近で観ることができ、宇都宮市役所からは、宇都宮ブリッツェンの小坂光選手が出場いたしますので、すばらしい走りを見せてくれることと期待しております。当日は、自転車の安全利用を理解し、サイクルスポーツに親しんでいただく取組として、キックバイクレースをはじめ、幅広い年齢層が楽しめる大鍋祭りなどのイベントも開催されますので、是非、多くの方々にご来場いただきたいと思います。

 これをもちまして、本日の発表を終了いたします。

資料

質疑事項

庁議案件

「第30回記念2023ジャパンカップサイクルロードレース」開催結果の概要について

記者 ジャパンカップの件について、来場者数が2016年より少なかったが、経済波及効果が過去最高となった要因について伺う。
都市魅力創造課長 リピーターの観戦者と初めての観戦者が、昨年より比較的多かったということと、県外からの観戦者が昨年よりも増加したことが要因と考えております。併せて、物価高騰の影響もあり消費単価が総じて向上したと分析しております。
市長 初めて観戦された方が数多くいらっしゃるということで、ジャパンカップの各ブースで、相当の方が物販などの買い物をされていました。リピーターの方も合わせて、街中でもお金を使っていただいたのではないかと関係者と話をしたところです。
記者 今回の経済波及効果の算出法は、従来の通りの方法と考えてよいのか伺う。また、前回の記者会見で、第30回大会に見合うようにと意気込みを話されたが市長の見解を伺う。
都市魅力創造課長 経済波及効果の算出方法・経済波及効果につきましては、昨年と同様の方程式で算出することに加えて、パブリシティ効果を今回初めて、算出いたしました。
市長 今回はワールドチームが最多出場ということで、レベルがおのずと上がったと思います。アジア最高位の大会であり、クリテリウムやロードレースについても第30回にふさわしいレース展開となり、記念大会らしいレースを作ることができたのではないかと思います。また、フラッグの掲出等を含めて、地域の方々や街中の方々、商店街も含めておもてなしなどにも力を入れていただき、ジャパンカップにちなんだ様々な取組をしていただいたということが、まさしく官民挙げて第30回大会という記念大会を成功させることができた要因になったと思います。
記者 消費単価が増加したということだが、具体的にどのくらい上がったのかについて伺う。また、県外からの観戦者がどのくらい増えたかについても併せて伺う。
都市魅力創造課長 平均の消費単価では、日帰り客と宿泊客の双方とも、昨年に比べると約10%から15%程度伸びました。日帰り客につきましては、1万1000円余から1万3000円余で、宿泊客につきましては、約3万6000円余から4万2000円余と、消費単価が上がっております。県外からの来訪者につきましては、昨年からおおよそ1割程度増えたと捉えております。

庁議案件以外

今年の振り返りについて

記者 今年1年間を振り返って、どの事業が印象に残っているのか市長の考えを伺う。
市長 記者の皆様方、また市民の皆様方、1年間お世話になり,ありがとうございました。印象に残っている事業ですが、全てが印象に残っております。特にこの会議室で議論をして、そして世に送り出した事業ばかりでありますけども、職員の苦労というのを考えると、どれ一つとっても素晴らしい事業だと思いますし、今後もさらに大きくしていく事業というのも多々あると思いますが、市にとっても国にとっても喫緊の課題である少子化による人口減少、これに対応するために、子ども政策に力を入れました。仮称ではありますが、「宮っこを守り・育てる都市宣言」の制定に向けて動き出した1年でありました。これをさらに良い事業にしていくため、宣言だけでなく、今後の取組についても協議を重ねたことから、ここが一番印象に残っているところでございます。また、民間調査では、「共働き子育てしやすい街ランキング」で2位の評価をいただきました。5位から2位に上がることができたのは、様々な新しい良い政策、特に現場が保護者の方々の意見をお聞きして作り上げてきた様々な子ども施策が、評価に繋がったのではないかと思っています。これからも、我が国が少子化による人口減少にしっかりと向き合っていかなくてはなりませんし、国も地方の自治体以上の力を発揮していただければと思っています。

LRT開業4カ月を迎えるにあたって

記者 LRTの開業4カ月を迎えるにあたり、先日150万人の利用者数を突破したが、4カ月前の状況等を踏まえて、市長の見解を伺う。
市長 メディアの皆さんにも数多く取り上げていただき、全国に発信されている事業でありますが、出だしが好調でありましたので、逆にそれをどう維持するか、また、毎年数字を上げていきたいと思っております。安全運行とサービス面を強化する点では、会社だけでなく、我々行政も一緒になって進めていかなくてはなりません。傾向として数字から見られるもの、また、現場利用者の声などを聞かせていただくと、平日の水曜日と金曜日が他の曜日と比べると利用者数が少し多く、水曜日はノー残業デーということもあって一斉退社に近い形をとっている企業が多いので混雑するということもあり、LRTを活用していると考えます。金曜日の利用者は、水曜日に比べても1000人ぐらい多い、1万4000人から1万5000人ですが、運転者や利用者などの声を聞いてみると、金曜日はみんなで飲みに行くため、車から公共交通を利用しているという話をされていました。忘年会をやっている状況もありましたが、分析をしながら、これからの利用者像を見据えながら、また安全運行とサービスの強化に繋げていくことができればと思っています。また、LRTだけでなく、地域内交通についても、さらに市街地の中の地域でも活用していただけるよう、積極的に市として支援をしていきたいと思います。バス利用についても様々な利用者の方の声を聞きますので、事業者の方と連携し、より使いやすい公共交通の構築に向けて努力をしていきたいと思っています。

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このページに関するお問い合わせ

総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
電話番号:028-632-2028 ファクス:028-637-5151
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