三味線奏者(しゃみせんそうしゃ) 本條(ほんじょう) 秀慈郎(ひでじろう) 本名(ほんみょう) 鮎沢(あゆさわ) 京吾(けいご)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
宇都宮(うつのみや)でしかできない質(しつ)の高(たか)い音楽(おんがく)を奏(かな)でたい
際立(きわだ)った芸術活動(げいじゅつかつどう)により、今後(こんご)の活躍(かつやく)が期待(きたい)できる芸術家(げいじゅつか)に贈(おく)られる宇都宮(うつのみや)エスペール賞(しょう)。今回(こんかい)受賞(じゅしょう)した本條さんは、「自分(じぶん)がやってきたことが正(ただ)しかったんだと背中(せなか)を押(お)してもらった気持(きも)ちです。それを自分(じぶん)の故郷(こきょう)の宇都宮(うつのみや)が認(みと)めてくれたということが本当(ほんとう)にうれしいです」と話(はな)します。
本條(ほんじょう)さんが三味線(しゃみせん)を始(はじ)めたのは高校生(こうこうせい)の時(とき)。子(こ)どもの頃(ころ)から音楽(おんがく)が好(す)きで、ピアノ、エレキギター、吹奏楽(すいそうがく)などに取(と)り組(く)んできましたが、周(まわ)りがやっていないことをやりたいと、三味線(しゃみせん)を始(はじ)めました。「ただきれいな音(おと)を奏(かな)でるのが楽(たの)しくて、夢中(むちゅう)で弾(ひ)いていました」と当時(とうじ)を振(ふ)り返(かえ)ります。
三味線(しゃみせん)の魅力(みりょく)を「たった1つの音(おと)を奏(かな)でるだけでも、オーケストラのようにたくさんの音色(ねいろ)が広(ひろ)がる、共鳴力(きょうめいりょく)がある」と独特(どくとく)の表現(ひょうげん)で語(かた)ります。
「宇都宮(うつのみや)と東京(とうきょう)の架(か)け橋(はし)になってほしいとよく言(い)われますが、その表現(ひょうげん)はあまり好(す)きではありません。宇都宮(うつのみや)は、東京(とうきょう)に負(ま)けない素晴(すば)らしい芸術(げいじゅつ)や文化(ぶんか)がある街(まち)です。この財産(ざいさん)を我々(われわれ)の世代(せだい)がもっと広(ひろ)げていきたい。宇都宮(うつのみや)でしかできない、質(しつ)の高(たか)い音楽をお客様(きゃくさま)に届(とど)けられるよう頑張(がんば)っていきたいです」と力強(ちからづよ)く話(はな)す本條(ほんじょう)さん。今日(きょう)も地元(じもと)を思(おも)い、その音色(ねいろ)を奏(かな)でます。
このページに関するお問い合わせ
総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
電話番号:028-632-2028 ファクス:028-637-5151
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。